絵本は子どものものというイメージは捨てて。
子どものために描かれているからこそ、そこには大人になるとつい忘れてしまう「童心」や「気づき」があります。
自分と向き合うきっかけになるかもしれません。

今回は、大人になった今だからこ読みたい、おすすめの絵本をご紹介します。

孫のために描いたという、見ているだけで心がほっと温かくなるようなイラストで綴られる物語。
愛の奇跡を描いたラストからも目が離せません。
子ども向けでもあるので、1ページ1文、サクッと読めるのも嬉しい！

ある1人の男が、夜空に浮かぶ月を盗んだ話。

マメイケダさんの、味のあるイラストが見ていて楽しい絵本。

「食べたものをイラストにしてみた」という一冊です。
個性のあるイラストに、味のある文字、イラストに添えられたコメントが楽しい。
ふとしたときに読みたくなる、気持ちが明るくなる絵本です。

イラストレーターの落合恵さんの個展に合わせて作られた絵本。
”登山のいろは”がユニークに語られています。

日本の民話をオムニバス式に収めた1冊。二種の異なる紙を貼り、箔押しを施した秀逸なカバーデザインも必見です。

シンプルな色調ながらも美しい、1960年代を代表するイラストレーターたちによる、斬新なイラストが魅力です。
日本民話という古いストーリーと、モダンで豊かな表現で描かれたイラストが独特な雰囲気を醸し出します。

インドのゴンド民族に伝わる神話がストーリーのベース。
すべての製本は手作業で行われています。
手仕事の温かみを感じる一冊。

中央アジアの気候を思わせる豊かな色づかいに、どこかレトロで神秘的な世界観が広がります。
世界のはじまり、命のはじまり、壮大なスケールの物語から目が離せません。

大人になった今こそ読みたいシュールな絵本。子どものための「童画」を芸術の域に高めた武井武雄のこだわりが詰まった1冊です。

キャバレー経営者に、サラリーマン、社会を風刺したストーリーが爽快です。
夜のもの思いにふけりたい時間にぴったりの絵本。