本記事では、玄関ドアや室内に飾る、クリスマスリースの作り方と、素敵な例を、項目毎に紹介します。
紹介するのは、以下の通りです。
1.玄関ドアや窓の外に。基本のクリスマスリースの作り方
2.玄関ドアに飾って。あなたを迎えるクリスマスリース。
3.リビングやダイニングに （丸めて作るシンプルなリース）
4.キッチンやダイニングに。ハーブやスパイスのリース
5.フレームや段ボールで作る、簡単クリスマスリース
生木を用いるクリスマスリースは、基本の作り方さえ理解出来れば、意外と簡単に作れ、材料や資材も、フラワーショップやホームセンター、100円ショップ等で各種販売されていますので容易に手に入ります。
また、リボンや針金ハンガー等、家にある材料を工夫して用いることも出来ますし、庭木や近隣の雑木林等から採取した生木を用いれば、費用もかかりません。
紹介する画像は参考までとして、それぞれに工夫して、オリジナリティー溢れるリースを作って下さい。
1.玄関ドアや窓の外に。基本のクリスマスリースの作り方
◎基本のリースの構造：「リース台」＋生木の「小さな束」
◎基本的な作り方：円状のリース台に、小さく小分けにした生木の束を、ワイヤーや麻紐で括りつける。
アレンジしやすいリースに
赤いリボンや松ぼっくりを飾るだけで、シンプルなリースもこんなに素敵に様変わりします。
2.玄関ドアに飾って。あなたを迎えるクリスマスリース。
こちらはniichika（ニイチカ）さんの作品。
松ぼっくりに、シナモンスティック。乾燥させた果物など、飾りつけ次第で個性的なリースに。
基本のリース＋α
常緑樹（コニファー）だけを用いたシンプルなリースも素敵ですが、基本が理解出来たのであれば、ぜひアレンジにも挑戦して下さい。
こちらはまささび。さんの作品。
青々としたフレッシュなモミの木に、松ぼっくりのコントラストが素敵ですね。
飾り付けは、自由に！
手持ちのクリスマスオーナメントやリボン、木の実、花、フルーツ、ハーブ等など。
ぜひ楽しんで、飾り付けましょう。
玄関に大ぶりのリースを飾る時は、大きめの飾りの方が見栄えがします。チマチマとせず、大らかに飾りましょう。
こちらはle soleilさんの作品。コットンフラワーやタグなどで飾り、華やかながらもナチュラルにまとまっています。
リース台を全て覆わず、このように一部分だけ飾り付けたアシンメトリーなリースも素敵です。
センスが問われますが、それだけ個性的なリースに仕上げることができますよ。
木の実の可愛いリース
実のついた枝や、ドライフラワー等を混ぜると、大人可愛いクリスマスリースになります。庭木や雑木林には、綺麗な実を付けた植物が自生していますし、松ぼっくりやドングリ等も、晩秋から初冬の季節は沢山落ちています。散歩しながら楽しんで集めてみましょう。
こちらはfuwawaさんの作品です。
鮮やかな緑のヒムロスギやユーカリと、赤い野ばらの実が映える、ナチュラルながらも華やかなリースですね。
こちらはtoricoさんの作品。
赤いベリー系の木の実をたっぷりと飾り付けた、華やかなリースです。クリスマスだけ飾っておくのはもったいないくらい素敵ですね！
こちらはPAPER MOONさんの作品。
ヒノキをベースとしたリースに、たくさんの木の実を飾り付けて。
クリスマスカラーを主張しすぎないナチュラルな色合いなので、冬の間ずっと飾っておけます。
造花のリース
IKEAで販売されている造花のリース「SMYCKA」。
これだけだと少し物寂しい雰囲気ですが、飾り付けることでグッと華やかなオリジナルリースにすることもできます。
使用するのはダイソーで販売されているこちらの「ガーデンミニリース 2種」。
紐を取るだけでバラバラに分解できるので、手頃な枝葉がなくても上手くリースに装飾できます。
松ぼっくりも付けて、完成したのがこちらのリース。
ナチュラルで素敵ですね！造花なので、長持ちするのも嬉しいポイントです。
3.リビングやダイニングに （丸めて作るシンプルなリース）
手頃なツタを円状にしてクルクルと巻き付けていけば、ナチュラルなリース台が作れますよ。
一緒に拾ってきた松ぼっくりなどを飾って、オリジナリティのあるリース作りに挑戦してみましょう！
針金を使ったクリスマスリース
細めのシンプルなリースを作ることができますよ。
窓辺や壁に。
こちらは4seasonsさんの作品。ドライフラワーの自然な色合いが、ナチュラルなお部屋にもマッチ。
クルクルと丸めて
こちらはm fleur*さんの作品。
ティーツリーとユーカリ、ライムグリーンのペッパーベリーを使用したグリーンリースです。
こちらはpollenさんの作品。
あけびのツルをベースとし、その実やユーカリの葉、白あじさいをあしらったリースです。
どこかクールで神秘的な雰囲気が素敵ですね。
生花を混ぜたクリスマスリース
日持ちはしませんが、作るのも飾るのも楽しいものです。生花を飾る習慣のある人は、ぜひ挑戦してみましょう。
こちらはkietto chloeさんの作品。
生花のユーカリをベースに、薄緑のオレガノと桜色のアジサイを飾り付けたリースです。
シルバーグレイの葉と淡い花々が、どこかクラシックで素敵ですね。
4.キッチンやダイニングに。ハーブやスパイスのリース
ハーブのリースをキッチンに。月桂樹のリース
基本のリースの構造と作り方は意外と簡単なものです。大まかな構造と作り方さえ分かれば、気軽にアレンジできるはずです。
◎基本のリースの構造：「リース台」＋生木の「小さな束」
◎基本的な作り方：円状のリース台に、小さく小分けにした生木の束を、ワイヤーや麻紐で括りつける。
こちらのリースは月桂樹を中心に、シナモンスティックや唐辛子、スターアニスなどの料理にも使えるスパイスを使っています。
小さな枝葉を一つとり、ワイヤーや麻紐を使ってリース台に括りつけます。
一つ括りつけたら、次の束をずらすようにして配置し、括りつけます。この作業を繰り返し、リース台を一周すれば出来上がりです。
※束を重ねる時の注意点。
1.葉先の方向を、内側・外側と交互に向けて配置
2.先に結束したワイヤーが隠れるように配置
以上に気をつけると、綺麗な仕上がりになります。
出来上がりは、月桂樹と唐辛子の控えめなクリスマスカラーがナチュラルな雰囲気。
スパイスの香りが心地よい、見るだけじゃない楽しみ方のできるリースになりますよ。
ドライフルーツで飾っても
こちらはcocoro fleurさんの作品。ブリザードフラワーの他に、ドライフルーツも使えば個性豊かなリースに！
オシャレなキャンドルリースにも
こちらはfuwawaさんの作品。
ヒムロスギをベースとした、白いフレンチマリアンヌと赤いリンゴがポイントのリースです。
キャンドルリースとしてテーブルに飾っても目を引く華やかさが魅力的ですね。
こちらはCedar Roseさんの作品。
キャンドルホルダーになるクリスマスリースです。
リース作りをすると、結構端材が出るもの。
使わなかった材料や端材を集めて、キャンドル飾りを作りましょう。
オーナメントを飾るとよりクリスマスらしくなりますし、キャンドルの光にキラキラと反射して綺麗です。
5.フレームや段ボールで作る、簡単クリスマスリース
額縁で作る「フレームdeノエル」
リースの土台となるのは、大きめの木のフレーム！
普通のリースと同じ要領で、ヒムロ杉やエリンジューム、ブルーアイズを括りつけていきます。
ワンポイントとして可愛い姫りんごゴージャスを添えて。
緑一色のリースが、ぐっとクリスマスらしくなります。
完成したのがこちら。
フレームに沿った少し四角い形が、なんだかとてもオシャレな雰囲気のリースに。
段ボールをリース台にして
段ボールを覆うように枝をテグスで括り付けた後、さらに小さめに切った枝を重ねていくことで、リースらしいボリュームを出すことができます。
おわりに
基本の作り方、アレンジの数々を紹介しましたが、もし面倒であれば、画像ように輪状にしなくても。常緑樹を束ね、少しの飾り付けれを入れれば、立派なクリスマスの飾り付けです。
また材料や資材も、工夫次第。散歩の途上で拾い集めたり、あるものを利用しても良いのです。クリスマスの楽しみは、準備段階や飾りつけを眺めることの中にもあるはず。リースを作る！などと意気込まず、肩の力を抜いて、気軽に楽しんで作ってみて下さい。
本格的な冬が到来し、暮れが差し迫ったこの時分は、何かと忙しく心落ち着かないもの。
クリスマスの行事が予定されていても、されてなくても。
室内にクリスマスリースを飾るだけで、心休まり、明るい気分になります。