イラっとしたら、ひと呼吸*「パートナーと意見が対立したとき」意識したい5つのこと

イラっとしたら、ひと呼吸*「パートナーと意見が対立したとき」意識したい5つのこと

最愛のパートナーとの意見の対立。どんなに愛していても、自分と彼は別の人間ですから、考え方や感じ方が違うことはたくさんあります。心の中では、仲良く円満に過ごしたいと思っているのに、つい感情的にヒートアップして、攻撃的な言い方になったり、誤解を招くような表現をしてしまったり…。些細な食い違いでも、二人の関係にヒビが入ることだってあります。本記事では、パートナーと意見が対立した際、言い返す前に意識したい5つのことをご紹介。二人の関係を良好に保つためにも、ぜひ、参考にしてみてくださいね。2021年09月26日作成

カテゴリ:
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彼との意見の食い違い。「私の主張」を優先する前に、一呼吸おこう

「お金の管理方法」「家事の分担」「子育ての方針」の食い違い。あるいは、些細なことに端を発した苛立ちが頂点に達したときなど――。最愛のパートナーであっても、意見の対立は起こるもの。彼と仲良く過ごしたいと心の中では思っているのに、つい攻撃的な言い方になったり、誤解を招いたものの謝る気持ちになれなかったり…。

ちょっとしたすれ違いから、二人の関係に深刻なヒビが入ることもありますよね。

そんなとき、「私の思いを分かってほしい」と真っ先にものを言うより、すこし落ち着いて考えてみませんか?
本記事では、パートナーと意見が対立した際、言い返す前に意識したい5つのことをご紹介。
イラっとしたら、ひと呼吸*「パートナーと意見が対立したとき」意識したい5つのこと
出典:unsplash.com
ちょっとした意識を持つだけで、二人が、より良い関係を築いて、前に進んでいけるようになるかもしれません。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

目次

パートナーと対立したら。言い返す前に意識したい「5つ」のこと

1.「私が一番伝えたいこと」をしっかり認識する

感情的になって、やみくもに相手のことを否定しても、悪循環に陥るだけです。そんな時に見失いがちなのが、「自分は何に怒っているのか」「自分は何を一番言いたいのか」ということ。

「私は○○に怒っている」、「私はこう思う」というように、「私」を主語に、自分が考えていることを伝えましょう。

相手に言われたことにかっとなってしまうと、自分でも「言い返したい」という感情が先立ち、相手を否定するだけになり、怒っている論点がずれてしまうことがあります。
「私はこう思う」と表現することで、自分の中の考えも明確になり、相手にもきちんと伝わります。

相手を言い負かしたいから、相手にダメージを与えたいから、というように言い返していくだけでは、建設的な話し合いはできません。

2.コミュニケーションのゴールは「分かりあうこと」と意識する

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言い争いになったとき、「自分がいつも正しい」と思っていると、相手が常に悪者に見えてきます。コミュニケーションの最終的なゴール(目的)は、「自分が正しいことを証明する」ことではなく、「お互い、分かりあう」ことです。

いったい、何のための対立なのか、よく分からないまま、相手を傷つけあうだけでは辛い結末が訪れるだけ。パートナーとの幸せな暮らしを見据え、意見を交えているという観点を大切にしましょう。
言い返したくなっても、「自分にも譲歩するべき点があるのではないか」より、「前向きに事柄を発展させるためにはどうしたらいいのか」をよく考え、お互い、きちんと分かりあえる状態になるよう計らうことを意識してみましょう。

相手の言い分の中にも、なるほど、と思えるところがあるかもしれませんし、自分が間違っていた、勘違いしていたと思い至る点があるかもしれません。

3.「怒りの感情のピークは6秒」ということを忘れない

相手が自分の人格を否定するようなことを言って来たから、自分もかっとして攻撃的に反論してしまった。こういう事態もよくありますよね。反射的に言い返したくなってしまう時こそ、「怒りの感情のピークは6秒」であることを思い出し、ぐっと言葉を飲み込みましょう。

「怒りの感情のピークは6秒」とは、アンガーマネジメントにおける心理トレーニングで言われていることで、突発的な怒りは6秒程度で抑えられるとするもの。大脳で感じた怒りは、6秒ほどすると、前頭葉の活性化で抑えられるという研究に基づいています。
攻撃的な言葉でやり取りをしていると、事態はどんどんエスカレートして、深刻な状態に陥ってしまうことも…。怒りの感情のピークの「6秒」をやり過ごすことができれば、売り言葉に買い言葉というような無意味な言い争いは避けられる可能性が高まります。

4.トラブルの原因が、相手との価値観の相違なら…まず受け止めて。

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「瞬間的に言い返したい」という気持ちが高まった時でも、「考え方にも多様性がある」「相手の言っていることにも一理ある」と、まずは相手の言っていることを肯定的に受け止めるように心がけましょう。

育ってきた環境や経験によって、人の価値観は大きく異なるもの。それはあなたのパートナーにおいても同様であり、あなた自身も、またしかり。異なっていても尊重すべきと言えます。
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「あなたにとっての正解を相手に押し付けていないか」を自問自答するクセを付けるといいですね。

5.「怒りの感情」と「攻撃的な言葉の表現」を切り離す

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怒りの感情を持つこと自体は、人として当然のこと。でも、その怒りに任せて、攻撃的な表現をすることは良いことではありません。汚い言葉で罵っても、事態は好転するどころか、悪くなる一方です。言い争いをエスカレートさせないためにも、攻撃的な言葉遣いをしないように気を付けてみてください。
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たった一言でも、それが「攻撃的で乱暴な表現」になると、心を傷つけるような刃となります。

言い返したいと思った時に、自分の気持ちを伝える正しい言葉を選ぶことが大切。むやみに相手を傷つける言葉を発するのではなく、自分がどうして怒っているのかを、適切な「情報」として相手に伝えるように努力しましょう。

パートナーとより良い関係を築いていくために

大切なパートナーといつまでも一緒にいるためには、お互い、尊重しあえるような関係がとても大切。お互いに刺激を受けつつ、ずっと成長していけるといいですよね。
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もし、二人の間に対立が起きてしまったら、ひどい言葉で言い返す前に、ほんのひと呼吸立ち止まって、今回ご紹介した5つのことを思い出してみて。相手を傷つけず、より良い関係を築けるような話し合いにもっていけるよう、頑張ってみてくださいね♪

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