手放して、余白をつくる。心軽やかでゆとりのある「シンプルな暮らし」

手放して、余白をつくる。心軽やかでゆとりのある「シンプルな暮らし」

毎日分刻みのスケジュールで、息つく暇もない。部屋も収納も、隙間がないくらいモノでいっぱい――。このように余白のない窮屈な状態は、今現在の自分だけでなく、あなたの未来をも真っ黒に塗りつぶすようなものです。何もない、何もしない、何も考えない。そんな余白をつくるのです。自分の居場所を占領する無駄なモノ、行動を制限する思い込みや先入観、心をざわつかせる余計な刺激や情報。その全てを手放すのです。そうして得られた余白は、ゆとりのあるシンプルな暮らしそのもの。あなたを心軽やかにしてくれるのです。2021年03月02日作成

カテゴリ:
ライフスタイル
キーワード
暮らし生き方シンプルライフ思考法休憩
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余白をつくると、ゆとりのある暮らしができます

余白をつくることは、暮らしをシンプルに洗練させることです。

物理的な余白をつくると、時間にゆとりが生まれます。時間的な余白ができると、精神的にもゆとりがもてます。

何かに追われることもなく、心軽やかでいられる。そんな、ゆとりのある暮らしを始めましょう。

目次

物理的な余白をつくる

物理的な余白をつくるには、モノを減らし、これ以上増やさないことです。

そのためには、今あるものを大切に使い、愛着をもつこと。新しく手に入れるものは、シンプルで長く使えるものを選ぶことです。

あるものでまかなう

モノをこれ以上増やさなければ、部屋の余白も減りません。何かを買う前に、今あるものでまかなえないかを考えます。

代用がきくもの、似たようなもの、なくてもなんとかなるもの。借りる、シェアするなど、今はさまざまな選択肢があります。

シンプルで使いやすいものを選ぶ

ひとつのものを長く使い続けるには、シンプルで使いやすいものを選びます。素材や作りがしっかりしていて、修理ができることも重要です。

飽きがこなくて、それでいて愛着がわくものを持つ。そうすれば、物欲に惑わされてモノを増やすこともなくなります。

小さな無駄遣いをなくす

これぐらいならいいか、という小さな無駄遣いをなくします。送料対策や割引率のために、不必要なものを買うことはありませんか?

一見得したようでいて、いらないモノを増やしただけなのです。小さな無駄遣いをなくせば、貴重なお金も余白も守られます。

少ない服で着まわす

毎日着る服に迷うのは、選択肢が多すぎるからです。クローゼットにはたくさんの服があるのに、実際に活躍しているものは少ないのではないでしょうか。

ライフスタイルにもよりますが、上下3着ずつくらいあればじゅうぶん着まわせます。クローゼットにも余裕ができ、忙しい朝の時間にもゆとりが生まれるのです。

時間的な余白をつくる

物理的な余白ができると、おのずと時間のゆとりが生まれます。今まで奪われていた、多くのモノを管理するための時間が浮くからです。

その空いた時間を有効に使うことで、心にもゆとりも生まれてきます。

思考と行動とを分ける

考えながら行動すると、脳がマルチタスク状態になり、思いのほか疲れてしまいます。パスコンやスマホなど、アプリを複数立ち上げている状態と同じです。

仕事でも家事でも、することを先に決めてしまいます。それから行動に移せば、迷うこともなく効率的に動けるのです。

スケジュールを埋めようとしない

予定がぽかんと空いていると不安になりますか? スケジュールはみっちり埋めるものではありません。

ほどよく隙間、つまり時間的な余白があってこそ、メリハリがつきます。踏ん張るところ、休むところというように、緩急が大切なのです。

パワーナップで心身に余裕をもつ

時間的な余白ができたら、体力や気力を回復させる時間に充てます。だらだらとスマホを眺め、無為にすごしては休息になりません。

15~20分ほどのお昼寝を、パワーナップといいます。積極的に充電時間をとることで、心にも体にも余裕ができるのです。

精神的な余白をつくる

物理的にも時間的にも余白ができると、心にもゆとりが生まれます。精神的な余白ができると、ネガティブな思考や感情にとらわれにくくなるのです。

ゆったりとした時間と空間の中で、心穏やかな暮らしができるようになります。

視覚の刺激を減らす

わたしたちが受け取る情報のうち、8割が視覚によるものです。目に入る刺激が多いほど、それだけ疲労が蓄積するということ。

散らかった部屋が落ち着かないのは、無意識のうちに膨大な情報が入ってくるからです。出しっぱなしのものは片づけ、なるべく視覚刺激を減らします。

無音の環境をつくる

視覚の次に情報量が多いのが、聴覚です。1日のうち、無音の環境ですごす時間はどれくらいあるでしょうか。

テレビや音楽を、無目的につけっぱなしにしないこと。静かな環境に身を置くことで、ざわついた心を鎮め、濁りのない状態にリセットするのです。

頭をからっぽにする

手放して、余白をつくる。心軽やかでゆとりのある「シンプルな暮らし」
出典:unsplash.com
モノが少なく、雑音もない静謐な空間にいても、思考が止まることはありません。次々に何かを考えてしまうのが、わたしたち人間なのです。

頭をからっぽにする時間をもちましょう。マインドフルネス瞑想が効果的ですが、難しければノートに書き出す方法も有効です。

余白のある暮らしで、心軽やかに

余白をつくることは、暮らしをシンプルに洗練させることです。

物理的、時間的、精神的なゆとりができると、心が軽やかになり、充足感で満たされます。

あなたも余白のある暮らしで、何もない、何もしない、何も考えない。そんな贅沢を味わってみてくださいね。

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