「笑顔はコミュニケーションの基本」というけれど・・・
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職場ではできるだけ気持ちよく、笑顔で仕事をしたいですよね。でも、なかなか思うようにいかないということも。仲間の話についていけなかったり、価値観が違うと感じてしまったりする…なんていうことはありませんか?集団の中にいて周囲との温度差を感じとるのは、あなたが心の優しい、感受性の豊かな方だからなのかもしれません。でも、同時に、いろいろ考えて疲れてしまうこともあるかもしれませんね。ただでさえ気疲れしてしまうのに、笑顔をつくるなんてムリ。そう思ってしまうのではないでしょうか。
この記事では、職場の人間関係に悩んでいる方のために、ほんの少し心がけるだけで自然に笑顔でいられるようなコミュニケーションのヒントをご紹介します。どれもかんたんにできますので、リラックスして見てみてくださいね!
この記事では、職場の人間関係に悩んでいる方のために、ほんの少し心がけるだけで自然に笑顔でいられるようなコミュニケーションのヒントをご紹介します。どれもかんたんにできますので、リラックスして見てみてくださいね!
職場は価値観が違う人たちの集まり
「人と自分とは違うもの」というところから出発しよう
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話していて「なんだか合わないな」「居心地がよくないな」と感じることって、誰しも経験があるのではないでしょうか。年齢や家族構成の異なる人々が集まる職場では、そこにいる人の数だけ価値観があって当たり前。自分だけが違うように感じても、ひとりひとりがみんな違うんです。
コミュニケーションに「正解」はない
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コミュニケーションの取り方に、「どこでも誰にでもあてはまる唯一の正解」というものはありません。だから難しいんですよね。でも「私は気持ちよく接しようと思っていますよ」という意思表示は、いくつかのコツをおさえればすぐにできます。
気持ちのよい態度をとる人の周りには、不思議と気持ちのよい人が集まってくるものです。ここから、会社にいるときとリモートの場合とに分けて、コミュニケーションのちょっとしたヒントを紹介していきますね。
気持ちのよい態度をとる人の周りには、不思議と気持ちのよい人が集まってくるものです。ここから、会社にいるときとリモートの場合とに分けて、コミュニケーションのちょっとしたヒントを紹介していきますね。
コミュニケーションのヒント【会社編】
普段の会話をちょっとラクにする方法
ポジティブな言葉を使う
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言葉の響きには思った以上に影響力があり、使う言葉によって気持ちまで変わってくるということはよくあります。もしもネガティブな言葉を言いそうになったら、良い面に光をあてて置きかえてみるといいですよ。たとえば、「疲れたね」と言いたくなったら「よくがんばったよね」。「めんどうくさい」は「どこからやっつけよう」。口に出してみると、自分だけでなく相手の気持ちも明るくなるはず。
お礼の言葉にちょっとしたお菓子を添えてみる
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資料を貸してもらったり、打ち合わせを交代してもらったり。職場ではお互いさまとはいえ、お礼の言葉とともにほんのちょっとしたお菓子を添えると場がなごみます。自分のおやつに買ったものの中からひとつをお礼に、くらいの気軽さで十分ですよ。なんでもないときに「いつもありがとう」といって渡すのも素敵ですね。
合わないときにはそっと距離をとる
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会話をしていると、うわさ話やネガティブな話題に発展してしまうこともありますよね。一緒に話していて「心地よくないな」と感じたら、「そうなの?」とやわらかく言って話をそらしてみましょう。合わない話題にはのらず、そっと距離をとるのが心を楽に保つコツです。
会議や面談をスムーズにするテクニック
ボディーランゲージをさりげなく使う
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気持ちは身体の動きや姿勢にあらわれるといいます。これを逆にとると、姿勢で気持ちを表現することもできますよね。たとえば話している人がいたら、顔だけでなく身体全体を向けると「あなたの話を聞く心構えができていますよ」というサインになります。また、手や腕は組まずに開くように見せると「こちらの心を開いていますよ」という意思表示に。無意識に伝わるだけでも相手の態度がやわらかくなることがあるので、試してみてくださいね。
ゴールを共有する
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打ち合わせや面談では、その時間の中でどこまで進めたらゴールとするかをはじめに決めておくとスムーズです。意見を出し合うための話し合いなのか、何かを決めるための会議なのか。どこに向かっていけばいいのかをお互いに分かっていれば、コミュニケーションもとりやすいですよね。
打ち合わせ後にミニ議事録を共有する
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正式に議事録をとるしくみがないような小規模のミーティングでも、終わったらすぐに「こんなことを話しましたよね」というミニ議事録を共有すると効果的です。形式は気にせず、メールの本文にそのまま書いてしまってもOK。お互いに確認ができますし、あとから見返すのにも便利ですね。
コミュニケーションのヒント【リモート編】
メールやチャットで距離を縮める気配り
文面に気持ちをあらわす
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相手の姿が見えず声もないメールやチャットでは、気持ちが伝わりにくくそっけない印象になりがちですよね。そのため、対面よりも意識して気持ちをあらわすことをおすすめします。
単に「ありがとうございます」と書いていたところを「嬉しいです」「助かります」にするだけでも印象が変わりますし、少しだけ「!」を使ってみるのもいいですね。ビジネスの礼儀正しさの中に気持ちを込めることで、相手との距離を心地よく縮められます。
単に「ありがとうございます」と書いていたところを「嬉しいです」「助かります」にするだけでも印象が変わりますし、少しだけ「!」を使ってみるのもいいですね。ビジネスの礼儀正しさの中に気持ちを込めることで、相手との距離を心地よく縮められます。
すぐに返事をする
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就業時間中に受け取ったメッセージにはすぐに返事をすると、相手は安心できます。すぐに回答できない内容だとしても、「受け取りました」の返信なら数秒で書けますね。相手にとって協力的な人という印象を与えられるので、ほかのやりとりでもスムーズに進むきっかけになりますよ。
硬い漢字をひらがなに変えてみる
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パソコンの変換をそのまま使うと、漢字が多く硬い印象のメッセージになりがちです。「宜しくお願い致します」を「よろしくお願いいたします」のように変えるだけで、やわらかさが出ると思いませんか?ひらがなの使いすぎは幼いイメージになってしまうので避けたいですが、少し意識すると読みやすくなり伝わりやすさもアップします。
Web会議につよくなるコツ
うなずく、リアクションをする
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Web会議は、オフラインでのミーティングに比べると意思疎通がしにくい傾向があります。オフラインでは、気づかないうちに微妙な空気の変化でお互いの意図を感じ取っているのですが、オンライン上ではそれが難しいというのが理由のひとつ。できるだけカメラをオンにして、相手の発言に対してうなずくなど反応を見せることでコミュニケーションをはかりましょう。
声のトーンを高めにする
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オンライン上での発言はマイクを通すため、生の声よりもこもってしまって聞こえにくくなりがち。電話のようにイメージして、やや高めのトーンでゆっくりめに話すくらいがちょうどいいですよ。
聞き取りやすい話し方は言いたいことがストレートに伝わります。ストレスのないやりとりができればお互いに気持ちも楽になりますね。
聞き取りやすい話し方は言いたいことがストレートに伝わります。ストレスのないやりとりができればお互いに気持ちも楽になりますね。
ひとりの相手を見て話す
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Web会議だと緊張してしまって発言しにくい、という方もいるのではないでしょうか?自分からみると画面上に他の参加者が並んでいるので、大勢に対してスピーチをするような気持ちになってしまうのが理由かもしれませんね。そんなときにおすすめなのが、質問を投げかけてきた人や進行役ひとりに向かって話すことです。ひとりに対してきちんと伝えようとすれば、自然と全員にも伝わるもの。気負わずにトライしてみましょう。
自分を心地よくすることが相手への思いやりにつながる
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今回は、仕事におけるコミュニケーションについて、会社と在宅とでそれぞれのケースに使えるヒントをお伝えしました。ひとつでも「やってみよう」と思えるものがあったらぜひ試してみてくださいね。
がんばっている毎日のなかで、自分も相手も心地よく。そのためにはまず自分が笑顔で過ごせることが一番。ほんの少しの変化が、やがてあなたの笑顔を増やすきっかけになったら嬉しいです♪
がんばっている毎日のなかで、自分も相手も心地よく。そのためにはまず自分が笑顔で過ごせることが一番。ほんの少しの変化が、やがてあなたの笑顔を増やすきっかけになったら嬉しいです♪