気にしすぎてしまう“繊細さん”とは?
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
気にしすぎるのはいけないこと?
繊細なことは決して悪いことではない
人より敏感に反応したり変化に気づいたりすると、周りの人は驚いた様子を見せるかもしれません。そんな時、「私がおかしいのかもしれない」と落ち込んでしまう方も多いのではないでしょうか?しかし、人より繊細であることは決して悪いことではないのです。
繊細な自分を受け止めて、楽しもう!
細かいことに気がつき、深く考えることのできる“繊細さん”は、他の人より得することがたくさんあります。気が利くので相手のことを気遣うのも得意ですし、深く考えることで物事の良さや深みをじっくりと味わうことができます。繊細な人はむしろ、自分の感性をとことん楽しみ慈しむことで人生をより豊かにできるのです。
優しいあなたが生きやすくなるための5つのヒント
ここでは、繊細さを強みに変えて生きていくためのヒントを5つご紹介したいと思います。ありのままの自分を受け止めて、「悩み」を「強み」に変えていけたら素敵ですよね。さあ、あなたらしく毎日を前向きに過ごしていきましょう!
1.素の自分に合う人を見つける
独特の感性を他の人に指摘された過去がある人の場合、本当の自分を見せるのが怖くなってしまう“繊細さん”は多いと思います。「どうせ分かってもらえない」と思うことで自分の殻をかぶるようになり、その殻に合った人たちが集まってきてしまいます。これでは余計に自分を出せずに苦しい思いをしてしまいますよね。
そうならないためにも、思い切って素の自分を出していくことが大切。素の自分を出せば、本当の自分に合う人たちが自然と集まってきて心が楽になりますよ。
2.「鈍感な人」を認める
世の中には“繊細さん”の反対で“鈍感さん”もいます。繊細な人からしたら、鈍感な人の感性に「なんでこの人は気づかないんだろう」とモヤモヤしたり振り回されて疲れてしまうことも多いはず。
でも、人には感じる度合いに個人差があることを理解すれば心がだいぶ楽になりますよ。「この人は自分とは違うんだ」と違いを認めることで、相手の行動の予測ができ、人付き合いがしやすくなります。
3.五感を癒す時間を作る
“繊細さん”は常にアンテナを張っているので、不要な刺激に疲れてしまうことがよくあります。聞こえなくてもいい音、見えなくてもいい光、嗅がなくてもいい臭いなど。感覚が研ぎすまされるのは良いことですが、多くの情報にストレスを感じてしまいがち。
そんな時には、五感を休めて癒しの時間を持つことも必要です。刺激を受けたくない時は、誰もいない静かな部屋でアロマオイルを焚くのがオススメ。照明を落として目の疲れを取るのも良いですね。自分を大切にする時間を持つことで、「今、すごく癒されてる」と心がじんわり満たされていくでしょう。
4.苦手を克服するよりも得意を活かす
繊細な性格は、外の世界だけでなく自分に対しても敏感に働いてしまうもの。例えばどうしても苦手でできないことがあると、「自分はだめだ」と落ち込んで自分を責めてしまうことってありますよね。“繊細さん”はこの落ち込みが人一倍強かったりします。
そんな時は、苦手なことを頑張って克服するよりも得意なことに目を向けて伸ばすことを考えましょう。「楽しい!」「幸せ」という心の声を聞くことも、時には大切なのです。
5.限界を感じたら「逃げる」ことも大切
人よりよく気が付く“繊細さん”は、周りからも頼られたり甘えられることが多い傾向にあります。そんな時、「期待されたら断れない」と自分の許容量を超えて頑張りすぎてしまうことも。限界を超えて頑張れば、当然体や心のバランスが崩れることになります。
そうなる前に、「今の自分の状態はどうか」と問いかける習慣をつけましょう。繊細な感覚を最大限に活かして、無理をしすぎていないか確認するのです。もし限界を感じたら、全てを放り出して逃げるのもあり。仕事や他人との関係よりも、自分の心と体を最優先に考えましょう。
ここでは、“繊細さん”が感じやすい共通点をいくつかご紹介します。以下の項目に当てはまるものはありませんか?
・自分を取り巻く環境の変化によく気づく方だ
・他人の気分に左右されやすい
・痛みにとても敏感だ
・豊かな想像力を持ち、空想に耽ける時間が好き
・美術や音楽に深く心を動かされる
・一度にたくさんのことを頼まれるのがいやだ
・デリケートな味や香りを好む
この中でいくつか当てはまる項目があれば、あなたは“繊細さん”かもしれません。