なぜか持ってしまう苦手意識
人と会って話をするのは好きだけど、机に向かっての事務作業はちょっと苦手、反対に人と接することが苦手など、自分が任されている仕事の中で気がすすまない、というものはありますか?
あるいは毎日の家事において料理は好きだけど片づけは苦手とか、家全体の掃除は好きだけど献立を考えるところからの計画的な食事作りは苦手など、誰しも苦手なものってありますよね。
やりたくないけど避けられない…
仕事でも家事でも、自分の好きなところだけ、得意なところだけをやってそれで済むのならこれほど嬉しいことはありません。ですが、なかなかそうはいきませんよね。
どんなに苦手でも自分の役割としてあるならば、なんとかしてこなす必要があるでしょう。そして、できれば少しでも楽しさを感じたいですよね。苦手なものを楽しくするためのヒントをみていきましょう。
苦手なところにこそ好きなものを!
仕事周りは心ときめくものと自信になるものをプラス
例えば座って行う事務仕事が苦手なら、机周りに好きなものをプラスしましょう。書き味の良いペン、お気に入りの手帳、高機能なマウスなど、自分がよく手にするものや目にするものがおすすめです。
反対に、人と話すのが苦手ならジャケットやシャツ、バッグなど、身に付けると自信が持てるアイテムをプラスしましょう。これを着ていれば良い印象を与えられると思えるだけでも、心強いですよね。
家事周りは気持ちの上がるものをプラス
料理や掃除など、家事周りが苦手という方もいるでしょう。周りの目もないため、腰がなかなか上がらずに取り掛かりが遅くなってしまうこともあるかもしれません。
それならば、台所用品や掃除用品について、貰い物など今ある物で済ませるのではなく、自分で吟味して一から選んでみましょう。あるいは、なんとなくいつもの、ではなく新たに好きな香りから洗剤を選びなおすのも良いでしょう。
どんな苦手も、自分の気持ちが弾むようなアイテムを一つ取り入れるだけで、「やりたくないな」という気持ちから「やりたくないけどあれがある、あれを使おう」というように、背中を押す力になってくれるでしょう。
苦手なところに投資して生活の質を高めよう
一般的に好きなところにはお金をかけたいと思うけれど、苦手なところに敢えてお金をかけたいとは考えませんよね。ですが、何もせずに「苦手だな」と思い続けたくはありません。
そこで、苦手なところにこそ敢えて投資してみましょう。苦手なことに、好きになるまで向き合うのは辛いものです。ですが、モノをプラスするのはある意味簡単ですよね。
簡単とはいえ、その効果には大きいものがあります。モノ一つ変えることによって、見える景色が違ったり使い勝手に格段の差が生まれることもあるでしょう。それにより、苦手ではなくなるかもしれないという可能性もでてきますよね。
苦手だった理由はわからないままでも良い
苦手の根源的な理由を探っても、言葉にできるほどはっきりとしないことが多いですよね。そんな苦手を克服しようとすると、多くの時間がかかってしまう上に、必ず克服できるという保証もありません。
理由の解明や克服をしなくても、そこに好きなものをポンッと投入することで少しでも背中を押す力になるのなら、それで良いのではないでしょうか。
苦手なことは楽しく気持ちよく
自分が苦手だからといって、それが役割としてあるならば誰かに代わってもらうことは難しいですよね。苦手と意識しないまでも、気乗りしないとかやりたいと思うほどではないこと、というのは少なくありません。
ですが、小さなきっかけを機に好きになることもあるでしょう。「好きなものをプラス」することが、そのきっかけになれば、とても嬉しいことですよね。楽しく気持ちよく取り組めるように、苦手なところにこそ好きなものを取り入れてみませんか?