“人との付き合い方”は、大人になるほど難しい?
小さなズレをなくすための9つのヒント
【1】最初の一言がその後を印象づける鍵。明るい挨拶を心がける
【2】時間や約束を守る
相手が身近な人ほど、ついルーズになってしまいがちですが「あの人は時間に遅れてくる人」など不名誉なレッテルをはられてしまわないよう「時間を逆算して準備をする」「5分前行動を意識する」など、自分でルールを作って改善する努力をしましよう。過ぎてしまった時間を巻き戻すことはできない、ということを忘れずに。
【3】素直に「ごめんなさい」を言おう
今までの人との付き合い方を振り返ってみたときに、あのときすぐに謝っていれば…と思うことはありませんか?簡単なようでいて、素直に謝ることは意外と難しいですよね。
「ごめんなさい」という言葉は、時間が経てば経つほど言いにくくなってしまうもの。そして比例するように関係がどんどん悪化して修復が難しくなってしまう場合もあります。謝ることは恥ずかしいことではありません。「本当にごめんね」「申し訳ございませんでした」と素直に言える大人になりたいですね。
【4】自分の話ばかりはNG。相手の話をちゃんと聞こう
人との会話やグループラインなどで、つい自分の話ばかりしてしまったり、話の腰を折ってしまったりしては、相手は話す気がなくなってしまいます。そもそもコミュニケーションとは、お互いの気持ちや考えを交換し合って、意思疎通を図るもの。一方的な会話はコミュニケーションとは言えません。
「相手の思っていることや考えをもっと聞いてみよう」「共通していることはあるかな?」など、質問を交えて相手の話にもう一歩踏み入れるよう意識してみましょう。きっと相手もあなたとの会話を楽しく感じてくれるはずですよ。
【5】相手のいいところを見つけてしっかり褒めよう
人を褒めることは実はとても体力のいることです。さらに、苦手だと思っている人のいいところを探して褒めるとなるとお手上げ状態という方も少なくありません。ですが、小さなことでも誰かに褒めてもらえることはとても嬉しいことですよね。
「すごいね」「さすがだね」といった、ちょっとした一言でも嬉しいもの。より相手の心に残る言葉にするなら「行動力が素晴らしいね」「思いやりがあるね」「努力家だね」など具体的に伝えるのが理想です。ちょっと照れ臭く感じるようでも、素直に褒めてみましょう。
【6】笑顔で話しかけよう
人は自分がされたことを相手にも同じように返したくなる性質があると言われています。こちらが笑顔で話しかけると、相手も笑顔で返してくれますし、逆に不機嫌そうにして話しかけると、相手は不安そうな表情で警戒してしまいます。
無理のない自然な笑顔で話しかけることで、人との距離もぐっと縮まりますし、何より相手からも「話かけやすい人」という印象を与えることができます。
【7】噂話や悪口を言わない・乗らない
悪口や噂話で話題が埋め尽くされてしまうのは生産性のない無駄な時間を過ごしているのと同じこと。できれば最初からそんな話には触れないでおきたいものですよね。ですが、ちょっと愚痴のつもりで話しているうちに、どんどん話が大きくなって悪口や噂話に発展していってしまうなんてことがよくあります。
マイナスな言葉ばかり使っていると、その場の雰囲気もどんどん暗くなってしまいます。そんな時は、「ちょっと暗い話題になっちゃったね、明るい話題に切り替えよう!」などと一言加えて場の空気感を変えていきましょう。
【8】相手の話を否定したり批判したりしない
これは、4番目の「相手の話をよく聞く」につながることです。人は、話しているときに「共感して欲しいな、理解して欲しいな」と思って話すことが多いものです。自分の経験値で判断して相手を否定したり批判したりしてしまっては、相手は話す気持ちも失せてしまいますし、せっかくの会話を台無しにしてしまいかねません。
【9】人それぞれの価値観があることを受け入れる
価値観の違いはあって当たり前。むしろ自分と全く同じ価値観を持っている人を探す方が難しいかもしれません。たとえ自分と違う価値観であったとしても、「そういう考え方もあるんだ」「そんな見方ができるんだ」というように新しい発見と捉えて受け入れることが大切です。さまざまな意見を聞くことで視野が広がり、人との付き合いがさらに広がるでしょう。
待ち合わせの時間にいつも遅れてきたり、約束を忘れたり…。時間にルーズだと、だらしない印象を与えてしまうだけでなく、何度も続くと信用を失ってしまうことも。待たせている人の“時間を奪っていること”を忘れてはいけません。