気ぜわしくてはかどらない…。そんなときに試したい「一点集中法」のススメ

気ぜわしくてはかどらない…。そんなときに試したい「一点集中法」のススメ

あれもこれもやらなくてはいけないことがたくさんあって気ぜわしいのに何ひとつ片付かない…そんな経験はありませんか?やるべきことがたくさんある時というのは、注意力が散漫になってしまいがち。全てを片付けてスッキリさせるために、あるいは、“これだけは”というものを優先させるために「一点集中法」を試してみませんか?2020年09月26日作成

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やるべきことが山積…こんな時どうしてる?

仕事でも家事でも、あれもこれもとやらなくてはいけないことが山積してしまうことありますよね。Aに手をつけてもBが気になって、気ぜわしいのに何故かひとつも片付かない、そんな時もあるでしょう。
たくさんのやるべきことが頭の中にあると、それを覚えておくだけでも大変なこと。特に仕事となれば相手があって、一つ抜けると大きなミスに繋がりかねませんよね。

目次

選別と環境作りから始めよう

そんな時、焦れば焦るほど手が動かずに時間だけが過ぎていってしまいます。まずは落ち着いて、山積したやるべきことをしっかりと選別していきましょう。

「自分がやる、やらない」という選別をする

選別とは、「何をやって、何をやらないか」です。自分1人でできることと時間は限られていますよね。どんなに頑張ってもその全てに手が回らないのであれば、選別が必要です。
自分でなくてはならないものと誰かに依頼できるものをしっかり分けて、お願いすることも仕事の一つですよね。自分でできないと判断したものは、抱え込まずに依頼しましょう。

仕事の効率を左右する「環境作り」をする

気ぜわしくてはかどらない…。そんなときに試したい「一点集中法」のススメ
出典:unsplash.com
自分でやるものが決まったら、時間に限りのあるもの、緊急性の高いものなど優先順位の高いものから先に始めましょう。ですが何か一つに集中するためには、集中できるような環境でなくてはなりません。
会議室など普段は使わない集中できる場所に移動するとか、ある一定時間はメールや電話は見ないと決めるなど、気の散るような要素を自分の周りから遠ざけるなど、環境を整えましょう。
さらに、どんなに環境を整えても時間は限られています。ひとつのことに対して25分と決めるなど、しっかり集中できる長さで時間を区切り、より集中度合いを高めましょう。

一点集中の良さとは何か

現代の社会人において必要なスキルに、幾つもの作業を並行してこなすことのできるマルチタスクの能力が挙げられることもありますよね。
ですが私たちの脳は多くの作業を並行して行っているのではなく、タスクのスイッチを素早く切り替えていることが、判明しているのだそう。例えば、私たちが目的地まで走る際、幾つも曲がり角があるより真っ直ぐ走り抜けた方が速く着きますよね。
仕事も、何度も頭の中で切り替えをするよりひとつのことに集中した方が速い上に、想像力を働かせたり、内容を深掘りすることによって起こりうる問題を事前に回避することにもつながります。
仕事において、モチベーションが上がらない上に時間がかかりすぎるのはよくないですよね。一点集中は、ミスをなくすという意味でも効果的で、結果的に速さと質の両方でマルチタスクより優っているのです。

気をつけたいポイントも

一点集中は、片付けたかった仕事を優先順位に沿って確実に片付けていくためにとても効果的です。ですが同時に、一点集中というくらいですから、その間は他のことに注意を払わないともいえますよね。
やるべきことが片付いたなら、集中している間放っておいたメールや電話には、誠実に対応したいところです。また、自分の仕事を引き受けてくれた相手に対しても、同様ですね。

一点集中法を味方につけて、より良い暮らしを

仕事の他に家事でもやるべきことがいっぱい…という状態の時もありますよね。家にいると特に、いろんなところが気になって中途半端に手をつけてしまうことが多いかもしれません。
ですがここでも一点集中してみましょう。他も気になるけど今はこれをやる、と決めて集中して取り組んでみてください。一点集中の考え方は、ひとつひとつのタスクを確実にこなし、より良く暮らすための大きな味方になってくれそうです。

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