不要なモノを手放して心かろやかに《捨てられない人の処方箋》

不要なモノを手放して心かろやかに《捨てられない人の処方箋》

人からもらったプレゼント。高かったバッグ・服。引き取った親の遺品。捨てられない物は誰でもひとつくらいはあるものです。使わないけれど捨てられないものがたくさんあると部屋を圧迫したり、掃除が大変になったり、かろやかに暮らせません。捨てられないとお困りの人のために心が軽くなるお片づけの処方箋を紹介します。2020年08月21日作成

カテゴリ:
ライフスタイル
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片付け整理整頓整理術シンプルライフ断捨離
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捨てられないと悩んでいませんか?

不要なモノを手放して心かろやかに《捨てられない人の処方箋》
出典:unsplash.com
なんとなく捨てられず部屋の片隅でほこりがかぶっている置物。何年も着ていない洋服。実家から引き取った大量の食器類。使わないけど、新品だから、まだ使えるから、もらったものだから……となかなか捨てられないものはありませんか?

物を所有する=労力を要する

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物を持つことは、大なり小なり何かしらの労力をかけなければいけません。車を所有するなら税金や維持費がかかりますし、洋服をクリーニングに出せばクリーニング代もかかります。

使わない物はメンテナンスも必要ないし、維持費もかからないと思っているかもしれませんが、部屋の収納スペースを確保し、収納方法を考え、かぶったホコリも掃除もしなければいけません。
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目に入る度に、「処分したいけど……」「物がごちゃごちゃしている……」など無意識にストレスに感じていることも。居心地の悪い部屋・家になっていたら要注意です。

とは言え「自分は捨てられない人だから」「片づけられない人だから」と初めから自分の性格のせいにしていませんか? 捨てられないと思い込んでいる人は、ちょっと考え方を変えるだけで、パッと物を手放せるようになれます。

捨てられない人の処方箋

高かったからもったいない→今の価値は?もう一度購入したい?

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ちょっぴり奮発して買ったバッグや洋服は、購入した時の金額を覚えていると捨てるのは惜しく感じてしまいますよね。

お店に並んでいる時は価値があった物でも、一度人の手に渡るとほとんどの物は価値がなくなってしまいます。現在の価値はどの程度なのか、フリマアプリを覗いてみるのもいいかもしれません。

そしてその金額でもう一度購入したいか考えてみてください。捨てるのはもったいないなら売るという選択肢もあります。

《処方箋》物よりあなたの気持ちの方が価値がある

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「高かったから……」は、自分の気持ちのように見えますが、実は物の立場になって考えています。「私はこれを使いたいのか?」と考えた時はどうでしょう? 「使いたい!」と思ったら明日にでも使ってあげましょう。「使いたくない」と思ったら手放すなど、物の要不要を決める時は自分本位になってOK。

物の価値より、あなたの気持ちの方が価値があります。自分の気持ちをもっと大切にしてあげましょう。

いつか着るかも・もったいない→後悔したくない?

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洋服は「いつか着るかも」「まだ着れるのにもったいない」と考えてしまうと中々捨てられませんね。いつか……と考えてしまう背景には、「後悔したくない」という気持ちが隠れているのかもしれません。

処分して後悔するかどうか分からない物のために、クローゼットのスペースを使うか、お気に入りの服のためにクローゼットを使いたいか、考えてみてください。

《処方箋》来るかどうか分からない未来より今を大切に

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今着たいと思えない洋服は、残念ながら「着たいと思えるいつか」が来ることはほとんどありません。可能性の低い小さなリスクを考えるより、毎日の暮らしを快適にすることを考えてみませんか?

未来は今が積み重なった先にあります。お気に入りの服を毎日着る暮らしになれば、あの時捨ててしまった服を後悔することはなくなるはずです。来るかどうか分からない未来を案じるより、今の自分を大切にしてあげましょう。

貰い物→プレゼントを大切にできない自分を認めるのがイヤ?

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「好みではないけれど、もらった物だから処分するのが申し訳ない」「うちでは使わないけど、せっかくくれたのにその想いを踏みにじるようで……」プレゼントや頂き物は捨てられない物の定番ではないでしょうか?

一見相手のことを想いやっているようですが、もらった物を大切にできていない自分を認めるのがイヤということはありませんか?

《処方箋》物と気持ちを分離させて、物ではなく相手を大切に

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贈った方は、あなたが贈り物を使っているかどうかは気にしていません。もちろん使ってくれていたら嬉しいですが、処分に困っていると知ったら、手放してほしいと願っていることでしょう。

使わない物を持ち続けることは、大切しているとは言えません。贈り物を処分する人が、非情な人ではありません。

贈り物を手放す時は、気持ちと物を分離して考える必要があります。贈り物は気持ちのおまけであるということを認識しましょう。

親のものだから捨てられない→何のために残すか考えて

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親の遺品を整理・引き取る日は必ず来ます。家の中に入れた物は中々手放すことはできません。家に入れる前によく考えて。

使いたいから残すのか、形見として残すのか。この2つをごちゃ混ぜにすると何も捨てられなくなってしまいます。何のために残すのかよく考えて遺品整理をしましょう。

《処方箋》処分は気持ちの整理をつけてから

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既に引き取ってしまった物を手放すことができず収納の中を圧迫していませんか? 「使っていないけど、親のものだから何だか捨てづらい……」と思うようなら、ムリして捨てず、段ボールに入れて取っておいてもOK。

入れっぱなしにせず、半年後、1年後にもう一度見直ししましょう。時間が過ぎることで気持ちの整理がつくこともあります。

ポイントは使うものと一緒に置かないということ。そういった物は、物としての役割は既に終えています。今後は、思い出の品として取っておくか処分するかを考えてみましょう。

思い出の品は捨てられない→思い出の品にも消費期限があると心得て

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写真や旅行のお土産、記念品、子どもの作品など思い出の品は、一番処分しづらい物ではないでしょうか。思い出の品はずっと必要な物と決めつけていると、手放すのは難しくなってしまいます。思い出の品にも消費期限があることを心得ましょう。

《処方箋》こまめに見返すことで気持ちの整理がつく

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思い出の整理も、他の物と同じで、見るということが大切です。何度も見返しているうちに、もうこれはいいかなと思える瞬間が消費期限です。

思い出の品は、思い出して懐かしむためにあります。もう見返したいと思わない、心の中にあるからもういいかなと思う瞬間が必ず来ます。

学生時代の思い出は、社会人になってから。独身時代の思い出は、結婚後。子どものも思い出の品は、子どもが巣立ってから。次のライフステージに進んだタイミングで見返してみましょう。

手放すことで手に入れられるモノ

自由な時間・満足感・ストレスフリーな暮らし

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物を捨てるデメリットばかり見ていると、手放すことに後ろ向きになってしまうので、物を手放すメリットに目を向けましょう。

物が減ることで、今ある物が使いやすくなります。食器が少なくなれば、出し入れもしやすくなります。洋服が減ればコーディネートを考える時間も減ります。

物が少ないことで収納内の風通しも良くなり、掃除も楽になる。捨てるかどうか迷うストレスもなく、好きなものに囲まれた生活の満足感も高まります。

捨てたくない時はムリして捨てなくてもいい

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大切なのは、捨てたくない物はムリして手放さなくてもいいということです。

周りの人に言われて、家族に言われて、自分の気持ちに反して手放してしまうと、やっぱり捨てなきゃよかったと後悔して、ますます手放せなくなってしまいます。

物を処分する時は、自分がしっかり納得して手放すことが重要です。

捨てたいけど「捨てられない」は自分の気持ちに目を向けるチャンス

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「捨てられない」という気持ちの裏には、自分でも気づかない悩みや、不安が隠れていることも。何で捨てたくないのか掘り下げていくと、思いがけない答えに辿り着くこともあります。

物に対する気持ちと、自分の気持ちを分けて考える。自分の気持ちを開放してあげることが、シコリを残さず手放す方法です。

捨てられない理由は人それぞれ違うので、自分で考えながら手放すか手放さないかじっくり考えてみてくださいね。

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