気持ちがうまく切り替えられない――
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気持ちをなんとか切り替えたい。不安や怒りを手放したい。そう思うほどに辛さが増していく……。それは、不快な感情にフォーカスしてしまっているためです。大切なのは、そこから意識をそらすこと。
上手に気持ちを切り替える方法や、疲れた心身を癒す方法をご紹介しますので、今のあなたにしっくりくる「心のスイッチ」を見つけてくださいね。
上手に気持ちを切り替える方法や、疲れた心身を癒す方法をご紹介しますので、今のあなたにしっくりくる「心のスイッチ」を見つけてくださいね。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
今すぐできる!身体にアプローチする「心のスイッチ」
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今すぐ気分を変えたい!一刻も早く不快な感情から解放されたい!そんなあなたには、身体にアプローチする方法が有効です。さらに、“楽しい気持ち”を作り出す「気分一致効果」を利用するのもよいでしょう。意識のベクトルを変えるのがポイントです。
1. 深い呼吸でいち早く心を切り替える
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手っ取り早く切り替える「心のスイッチ」は、深くゆったりとした呼吸です。いやな気持ちに支配されているとき、わたしたちの呼吸は浅くなって息苦しくなっています。深呼吸をすることで、じゅうぶんな酸素が脳まで行き渡り、冷静さを取り戻せるのです。
2. 体を動かして血流の巡りをよくする
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考えすぎて身動きが取れなくなっていたら、読んで字のごとく、意識して体を動かすことです。席を立ってストレッチをしたり、近所をぐるりと一周歩いたり、簡単な動きでかまいません。体を動かすことで血流がよくなり、それにともない滞った気持ちも流れていくようになります。
3. ホッとできるお茶の時間をもつ
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仕事や家事の合間に、コーヒーブレイクをするという方も多いでしょう。このホッとできるひとときは、五感のなかでも特に“楽しみ”のある味覚を利用したもの。おいしいお茶やお菓子の力を借りて、凝り固まった「心のスイッチ」を解きほぐしましょう。
4. 楽しいこと&好きなことに没頭する
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ネガティブな気持ちのときは、周囲のあらゆる悪い情報をキャッチしようとします。逆に、ポジティブな気持ちのときは、よい情報を受け取ろうとするのが、「気分一致効果」というもの。楽しいことや好きなことに意識を向け、没頭することが、不快な感情から解放される「心のスイッチ」なのです。
ゆったりとした時間に。気持ちを静める「心のスイッチ」
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心身に疲労がたまっているときは、とにもかくにも“休む”ことが大切です。前述したような“楽しいことでストレス発散”という方法では、余計に体力気力を消耗してしまいます。静かな気持ちでいられる快適な環境で、緊張を解きほぐし、疲れた心身を癒しましょう。
5. 刺激の少ない環境に身を置く
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疲弊した心身を休めるには、なるべく刺激の少ない環境に身を置くことです。パソコンやスマホなどの光る画面、小説や漫画など情報の多い本、テンポの速い音楽などは遠ざけます。緑豊かな公園を散歩したり、ぼんやりと空を眺めたり、緊張した意識を解放するのです。
6. 紙に書き出して不快な感情を追い出す
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不快な感情に圧倒されてしまうときは、紙に書き出して自分の外に追い出すことです。きれいに書こうとせず、感情のまま殴り書きしてかまいません。ひとしきり書き出してしまえば、ずいぶんと気が楽になるはずです。書いた紙はもう必要ありません。びりびりと破って捨ててしまいましょう。
7. 睡眠で意識をリセットする
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何をやっても気持ちが切り替えられない、そんなときは早く寝てしまいましょう。どんなに悩んでいても、眠ることで意識を途切れさせることができるからです。睡眠は「心のスイッチ」としてはもちろんのこと、ストレス解消や疲労回復にも重要な役割があります。
“いつもとちょっと違う”がポイントの「心のスイッチ」
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次にご紹介するのは、イライラやモヤモヤを“散らす”方法です。わたしたちは初めてのことや慣れないことをするとき、五感をフルに使います。その間はマイナス感情から離れることができ、これを「ディストラクション効果」といいます。気負わずに“いつもとちょっと違う”を心がけてみるのがポイントです。
8. いつもと違う選択をして変化をもたらす
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いつも同じ行動パターンで、同じように不快な気分に陥ってしまう。そうであれば、いつもと違う選択をして「心のスイッチ」を切り替えみましょう。いつもと違う道を通ってみる、いつもと違う方法でやってみる、いつもと違うメニューにしてみる……というように。
9. 新しい場所に行く&初めてのモノ、コトに触れる
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新しい場所に行ったり、初めてのモノやコトに触れたりするとき、視覚や聴覚をフル活用します。そんな五感が大忙しになると、モヤモヤと考え事をしている暇はありませんよね。習い事の体験に行ってみたり、新しい料理にチャレンジしたり、できるところから始めてみてはいかがでしょう。
10. あえて逆の行動をすると視点が変えられる
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“いつもとちょっと違う”行動だけでなく、あえて逆の行動をしてみるのもいいかもしれません。視点が180度変わり、物事の見え方もがらりと変化するからです。意見が正反対の人にはどう見えているのか、理解に苦しむ相手はどんなふうに考えているのか、新たな発見があるはず。
「心のスイッチ」で、いつだってごきげんなあなたに*
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不安や怒りを手放し、気持ちを切り替える方法をご紹介しました。大切なのは、不快な感情から意識をそらすことです。「心のスイッチ」を見つけて、いつだってごきげんなあなたでいてくださいね。