これであなたもノート上手に♪「書き方の基本」と「おすすめノート術」

これであなたもノート上手に♪「書き方の基本」と「おすすめノート術」

板書や資料をそのまま丸写しする。講師の話す内容を一言一句漏らさず書き取る――。こんなノートの書き方をしていませんか? 「書く」こと自体が目的になり、本来の「理解する」ことがおぼつかなくなっていたら、本末転倒ですよね。そこで今回は、ノートの書き方の基本をおさらいしして、仕事や勉強の能率を向上させる方法をご紹介します。おさえておきたいノート術3選もご紹介しますので、ぜひご参考になさってくださいね。2020年06月24日作成

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仕事や勉強のノート、うまく使えていますか?

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出典:unsplash.com
ノートは学生さんだけのものではありません。社会人になっても、会議やセミナー、研修などでノートをとる機会は頻繁にありますし、考え事や調べ物をノートにまとめることもあります。
漫然と書くだけのノートは、うまく使えているとは言えません。基本のノートの書き方をおさらいして、効率的な知識習得に活かしていきましょう。

目次

わかりやすいノートの条件とは?

わかりやすいノートの条件は、「スピード」と「再現性」です。相手の話に集中しつつ、要点のみを迅速に書きとめる。記録として残した内容を、後で見返しても理解できる。この2点を意識するだけでも、ぐっと効率的にノートを使えるようになります。

わかりやすいノートの条件① スピード

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ノートをとることに夢中になるあまり、相手の話の内容が入ってこない。あるいは、一言一句漏らさず書こうとして、ノートをとるのが追いつかない。そうならないためには、必要最小限のことを素早く書くスピードが重要になります。

わかりやすいノートの条件② 再現性

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書くことそのものが目的になると、肝心の相手の話が耳に入ってきません。覚えておきたいこと、後で調べたいこと、重要だと思うことは何か。それを端的にノートに書きとめ、後から記憶を再現できるということが、わかりやすいノートの条件です。

ノートの「書き方の基本」をおさらいしよう

「体裁を整えてきれいに書く」「一言一句漏らさず書く」ことが目的になりがちですが、そうではありません。ノートの目的は、「忘れそうなことを記録する」「知識を習得する」ことにあります。少々乱雑になったとしても、後で見返したときに理解できるように書くことが大切です。

ポイントを絞って書く

素早くノートをとるためにも、ポイントを絞って書くことが大切です。既に知っていること、わかっていることは、わざわざ書く必要はありません。自分は何を知りたいのか、何を学びたいのかを明確にし、情報を取捨選択します。

要点のみ箇条書きで簡潔に表す

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ノートをとる時間は限られています。そのため、つらつらと文章で書くのではなく、要点やキーワードを簡潔に書くことです。箇条書きにしておくと、相手の話にも集中しつつ、頭の中を整理することができます。

記号や略語で論理関係を示す

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ノートを書くスピードを上げるには、記号や略語で論理関係を示すことです。そうすれば、接続詞がなくとも、情報の意味が理解できます。「→」や「=」といった記号や、頭文字やアルファベットによる略語、「└」を用いたインデントなど、自分がわかりやすいルールを作っておきましょう。

図やイラストも活用する

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文字の羅列だけでは、読み返したときにイメージがしにくいこともあるかもしれません。そんなときは、図やイラスト、グラフなども活用します。記憶が鮮明によみがえったり、理解が深まったりする助けとなるでしょう。

最も重要なところを目立たせる

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ノートに書いた要点やキーワードは、どれもが重要な情報とは限りません。話し手が最も伝えたいこと、自分にとって最も重要な内容はどれなのか、丸で囲ったりして目立たせます。要旨を把握しやすくするため、ノート1ページあたり3つくらいに絞るのがよいでしょう。

おさえておきたい!おすすめ「ノート術」3選

ここまで、わかりやすいノートの条件と、基本のノートの書き方をお伝えしました。もう十分仕事や勉強に活用できるレベルではありますが、さらに効率UPしたいという方もいらっしゃるでしょう。そんな方のために、おさえておきたいノート術を3つ厳選してご紹介します。

コーネル式ノート術

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コーネル式ノート術は、復習や知識の定着に適したノート術です。ノートの左端にキーワード用のカラムをとり、その右側のスペースはノートとして使います。ノートスペースの下方は少し余白をとっておき、ノートの内容を要約したサマリーを記入しましょう。

3分割ノート術

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3分割ノート術は、会議やミーティングの準備に適したノート術です。ノートを見開きで使い、左ページにはあらかじめ調べておいたことや確認事項を書いておきます。右ページの縦半分はメモスペースに、残りのスペースは疑問点や気付いたこと、やるべきことなどを書く方法です。

3ワードノート術

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3ワードノート術は、ひとつの事柄を3つのキーワードに要約するノート術です。3つのワードから、元の事柄を説明するトレーニングを重ね、理解度を深めます。試験勉強や読書ノートにもおすすめの方法です。

これであなたもノート上手に♪

ノートを最大限活用する、ノートの「書き方の基本」とおすすめ「ノート術」をご紹介しました。きれいに書くことに越したことはありませんが、それはノートを使う目的ではありません。忘れそうなことを記録する、自分の知らないことを理解することが、ノートを使う目的です。
今回ご紹介した内容をご参考に、あなたもノート上手になって、仕事や勉強に活かしてくださいね。

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