ありのままの自分って?
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ありのままの自分とは、素直な自分でいること。自分の気持ちに正直でいることです。かといって喜怒哀楽をそのまま外に出すということではありません。穏やかな心、ニュートラルな状態でいることが、何ものにもとらわれない、素のあなたの姿なのです。
素直な自分でいるために
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運命に抗ったり、無理な我慢や背伸びをしたり、自分を偽ったり。そんな息苦しい仮面は外し、素直な自分に戻りましょう。まっすぐな心、清らかな心でいれば、まわりに左右されない、揺るぎない自分でいられるのです。
大きな流れに身を任せる
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運命や出来事を、「良い、悪い」と価値判断せず、大きな流れ、自然に身を任せることです。あるがままの現実を受け入れ、「今、ここ」に意識を置く。そうすれば、どんな巡りあわせにも動じず、淡々と、飄々と生きることができます。
我慢や背伸びはいらない
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どんなところにいても、どんな相手でも、あなたらしく自然体でいることです。へりくだったり、気取ったり、我慢や背伸び、緊張することはストレスになります。自分を偽ってその場はうまくいったとしても、長続きするものではないのですから。
自分の本分を全うする
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自分らしく自然体でいる、簡単なようで難しいことです。しかし、自分は他人にはなれませんし、他人もあなたになることはできません。それぞれが「自分の本分を全うする」ことが、自然に生きるということなのです。
怒りを生まないために
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喜怒哀楽のなかでもっとも厄介な感情が、怒りです。その怒りにとらわれてしまうと、事実をねじまげて解釈したり、人間関係をこじらせたり、後々に及ぼす影響が大きくなります。そんな怒りを生まず、穏やかな水面のような心でいるために、わたしたちができることは何でしょうか。
「ありがとさん」で怒りは消える
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怒りがピークに達するまで、6秒かかることが分かっています。この6秒という時間をどう使うかで、怒りにとらわれるか自由になるかが決まるのです。「ありがとさん、ありがとさん」と心でつぶやき、怒りの言葉をマスキングしてしまいましょう。
「被害者」をやめる
怒りや苛立ちは、「自分は被害者だ」という思いから生まれます。それは、「自分という存在は脆く、少しのことで脅かされてしまう」という思いの裏返しです。「何ものにも侵されない自分」という軸があれば、むやみに心を乱されることもありません。
相手に勝とうとしない
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相手と対立して勝とうとすると、些細なことに苛立ち、心のゆとりを失くしてしまいます。自分に執着するあまり、視野が狭量になり、相手より優位に立ちたいという考えに至るのです。お互い違いはあれど、同じ時を生きる同士なのだと思えば、大らかでいられます。
心を整えるために
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わたしたちは欲や執着、怒りといった厄介な感情にとらわれがちです。そんなとき、心の整え方を知っているのと知らないのとでは、人生に大きな差が生まれます。何ものにもとらわれず、自由で穏やかな心でいることが、ありのままの素直な自分でいることなのです。
求めない
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相手に期待したり、自分に都合のいい状況を求めたりしないことです。そういった欲や執着は、心を乱す原因になります。自分はもう十分満たされている、そう思うことで、心に安らぎをもたらします。
調身、調息、調心
「調身、調息、調心」は、座禅の基本です。「姿勢が調うと、自然と呼吸も調い、心も調う」というもの。心と体はつながっていますから、まずは背筋をスッと伸ばし、気持ちのよい深くゆったりとした呼吸をしてみましょう。
所作を美しく
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所作は心を映し出す鏡であると同時に、美しい所作は心を整えるものでもあります。人と向き合うとき、物事と向き合うとき、人生と向き合うとき。真摯で誠実な姿勢でいること、心をこめて行うことが、心の修養になるのです。
慈悲の心を持つ
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慈悲の心とは、相手を慈しみ、大切に思う心です。たとえ相手が間違っていたとしても、一方的に非難するのではなく、「何か事情があったのかな」と慮ること。両者の視点をバランスよくもつことは、むやみに心を乱さないことにもつながるのです。
素直なあなたでいるのがいちばんです
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本当は落ち込んでいるのに笑顔でいる、泣きたいのに元気を装う――そんなふうに無理に前向きになろうとしなくてもいい、自分を偽らなくてもいいのです。素直な自分でいることが、あなた自身も楽に生きられますし、周囲にも良い影響をもたらすはず。
ご紹介した思考法をご参考に、あなたも穏やかな心でいてくださいね。
ご紹介した思考法をご参考に、あなたも穏やかな心でいてくださいね。