※本コンテンツはキナリノが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
取り掛かることが全てのスタート!
出典:unsplash.com
うまく回っている時にはそれほど負担を感じないのに、一度滞ってしまうと手を付けるのも嫌になってしまう……。そんな経験はありませんか?特に台所しごとは、ひとつ溜まってしまうと他の作業もスムーズにいかなくなったり、雪だるま式に面倒になってしまいます。そこから抜け出すには、まず手を動かすのみ!分かってはいるのですが、その取り掛かりがなかなか難しいものです。
やり始めないとやる気は出ない!
海馬/脳は疲れない ほぼ日ブックス
2,880円(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
①自然と体が動き出す!やり始めるヒント
まずは台所に行く
出典:unsplash.com
えっ、そんなこと?!と思ったでしょう?騙されたと思って、まずは台所に行ってみてください。台所を眺めながらコーヒーを1杯飲むのでもいいですし、「この辺りに棚があれば便利かな」と想像するのもいいですね。3分もそうしていれば、自然と目についた埃を掃除したり、床のゴミを拾ったり、シンクの水ハネを拭ったりしていませんか?やり始めることに成功です!3分居て何も出来なかったら、それはきっと体調が良くない時です。ソファかベッドに移動してゆっくり休みましょう!
テーマ曲を決める
出典:unsplash.com
有名なマラソン選手が厳しい練習を続けるコツを質問された時に、「練習の敵は孤独だ」「孤独に打ち勝つために音楽を聞いている」と答えていました。そう!台所しごとのしんどさの何%かは、“孤独”で出来ていると思いませんか?台所で好きな音楽を気軽に聞けるようにしておくと、それだけで台所に立つモチベーションになります。
どうしても気分が乗らない時には、ご褒美スイーツならぬご褒美ミュージック!新しい曲を1曲購入したり、レンタルCDを借りて来て、それを聞く間は台所しごとをするぞ!というのもいいですね。
どうしても気分が乗らない時には、ご褒美スイーツならぬご褒美ミュージック!新しい曲を1曲購入したり、レンタルCDを借りて来て、それを聞く間は台所しごとをするぞ!というのもいいですね。
周りの音が聞こえるイヤホンもおすすめ
「台所でスピーカーで音を流すのはちょっと……」「イヤホンをしていて家族の声が聞こえないのは困る」…そんな時には、周りの音も聞こえるオープンタイプのイヤホンがおすすめです。
ambie sound earcuffs(アンビー サウンドイヤカフ) (My Heart White)
19,800円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
最初の1手をパターン化する
出典:unsplash.com
台所に立って最初に何をするか、一つ決めておくだけでスムーズに動き始めることができます。朝なら“コーヒーを淹れる”“食洗機の中の食器を棚に戻す”、食後なら“シンクの中の一番大きい鍋を洗う”“残ったご飯を保存容器に移す”など、毎日のようにする家事で、できるだけ簡単なものを選ぶのがポイントです。台所しごとを始める時に、「何をしようか」と考える一手間が立ち上がりを鈍らせます。まず何も考えなくても手を動かし始められるよう、最初の一つをルーティン化してしまいましょう。
②やる気だけでは決まらない!献立のヒント
やる気だけではどうにもならないものの一つが、日々の献立を決めること。メニューが決まらない、何を作るか思いつかない、そんな時って本当に憂鬱です。そんな時に、献立を決めるとっかかりになる方法をいくつか用意しておくとぐっと気が楽になりますよ!
ヒントは給食?!まずはお皿から決めてみる
何を作るかはまったく思いつかなくても、とりあえずお皿だけ決めてみましょう!普段は料理に合わせて食器を選ぶことが多いと思いますが、中身が思いつかない時、逆にお皿を決めてしまうことで献立を思いつくことがあります。お茶碗、汁碗、大皿、小鉢と、普段よく使うお皿を一式並べてみましょう。お皿で迷うようなら、子どもの頃食べた給食を思い出すといいですよ!給食と同じような配膳でお皿を並べてみると、「ああ、こういうお皿ってこういうメニューが入っていたよなあ」と自然と思い浮かんでくるから不思議です。
スープの具は2回分一緒に煮てみる
お味噌汁の具を刻みながら、思ったことはありませんか?「あれ、昨日もこんなことあったような……」。それ、デジャヴではありません。献立に日々登場する汁物は、2回分をまとめて煮ておくことを提案します。例えば今日の味噌汁、具は玉ねぎ・大根・ワカメとします。まずは玉ねぎと大根に火を通しますよね?その時、茹で分けカゴを使って次回のスープの具も一緒に火を通してしまうのです。玉ねぎ・人参・じゃがいもを煮ておけば、野菜スープもすぐに作ることができますね。ワカメやベーコン、コーンなど、すぐに火が通るものはそれぞれ当日加えるのがポイントです。味噌やコンソメなど、味を決める調味料も食べる日に加えます。そうすることで色や食感を損なうことなく、短時間で汁物を用意することができるんです。“スープの素”が冷蔵庫に入っているだけで、そこから献立のアイデアが広がるのも嬉しい効果です。
茹で上げカゴは、ひとつ持っていると便利な道具です。カゴの材質がしっかりしたものが洗いやすくお勧めです。また小さすぎると使いにくいので、良く使う鍋のサイズにちょうどいいものを選んでくださいね。
パール金属 手付き ゆで ざる 小 ステンレス 日本製 HB-1635
412円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
使いかけの野菜を出してみる
出典:unsplash.com
メニューが浮かばないけれど、冷蔵庫に食材はあるから買い物には行きたくない……。そんな時は、まず冷蔵庫から使いかけの野菜を出してみてください。早目に使いたい野菜、使い切りたい野菜はどれですか?野菜が決まれば、ひとつふたつと献立が決まっていきますよ。いろいろな野菜が少しずつ残っているのならば、全部刻んでスープにしてしまってもいいですね。ホラ、もうこれで1品決まりました!
③ながら仕事でゆとりを貯金!
出典:picjumbo.com
台所で一人で過ごす時間だけが台所しごとではありません。家族の食事に付き合うついでに食卓で、テレビを見ながらリビングで、ついでに手を動かしてちょっとした作業を先取りしてしまいましょう。後で自分に感謝すること間違いなしですよ!
玉ねぎの皮をまとめて剥いておく
出典:picjumbo.com
皮むき玉ねぎを買ったことがある人なら、あのなんとも言えない便利さをご存知のはず!2個でも3個でも、玉ねぎをまとめて剥いてみてください。ポリ袋に入れて野菜庫に入れておけば、元の玉ねぎの状態にもよりますが、1週間くらいは痛まず使えます。
連パックを切り離す
麦茶のパックや出汁パックなど、切り離して使うタイプの紙パックをまとめて切り離してしまいましょう。使いたいときに限って手が濡れていたり、慌てて切ったら破れて中身が出てしまったり……、そんなプチストレスから開放されますよ。切り離したら保存容器やジッパー袋に入れて保管します。パッケージも小さくなって一石二鳥です。
④消耗品を上手に取り入れて
出典:unsplash.com
物を大切に使いたい、いい物を丁寧に使いたい、それは素敵なことです。ですがもし、あなたがそれを大切にするために無理をしているのならば、家しごとが増えすぎて追いつかなくなっているのなら、部分的に消耗品をうまく取り入れて肩の荷を軽くしませんか?
“布巾の管理が苦手”さんには→カウンタークロス
最近ではすっかりスタンダードになりつつあるカウンタークロス。蚊帳布巾などに比べると薄く丈夫さもありませんが、布巾の管理に悩む人にはとにかくお勧めです。簡単に清潔をキープでき、気になったらすぐに取り換えることができるので、ストックしてあると気持ちまで軽くなりますよ。運命の布巾に出会えないとお悩みの方にぜひ一度使ってみて欲しいアイテムです。
ストリックスデザイン テーブルダスター グレー 約30×61cm 繰り返し洗って使える 不織布 ふきん 箱入 SA-133 50枚入
4,500円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
“汚れたスポンジが気になる”さんには→質より量で使い切り
出典:unsplash.com
どんなに丁寧に使っても汚れてしまうものの一つが、食器洗いスポンジです。使った後はきれいに洗う、水を切って保管、と頑張っても、どうしても油汚れで泡立ちが悪くなるものです。そこにストレスを感じる人は、思い切って安いスポンジにチェンジしてしまいましょう!へたったり油を吸ったりしてしまったら、排水口の掃除などしてサッサと捨ててしまいます。スポンジは特別な手入れはしない、そう決めてしまうと、汚れたスポンジを未練がましく使うことがなくなります。
“重曹が使いこなせない”さんには→うろこおとし洗剤
どんな汚れも重曹とクエン酸でピカピカに!そんな生活に憧れて専用洗剤を持たない選択をしたものの、どうもガンコ汚れが落としきれなくて……。そんな時にまず試して欲しいのが、こちらの洗剤です。あれもこれもと専用洗剤を揃えなくても、いろいろな場所で気になる汚れに使用することができますよ。
気になる使い方やどんな汚れが落とせるのか、詳しくは下記のブログをご覧ください。
気になる使い方やどんな汚れが落とせるのか、詳しくは下記のブログをご覧ください。
⑤考えなくても回る仕組みを作る
台所では、いくつもの作業を並行して進めることがほとんどです。あれこれ気にしながら違う作業をすることは、意外と脳にストレスがかかっているんです。スマホだと、バックグラウンドで複数のアプリが立ち上がっていて動作が遅くなっている状態ですね。できるだけ頭を使わない仕組みを整えることが、パフォーマンスの向上につながります。
タイマーをフル活用する
お湯を沸かしながらその間に野菜を切って……。台所では日常的に見られる場面です。野菜を切りながらも、「そろそろ沸いたかな?」「沸騰したら急いで火を弱めないと」とチラチラ気になっていませんか?そんな時には、タイマーをかけてお湯のことは一度忘れてしまいましょう。もちろん、気温や水温、鍋の大きさでお湯が沸くまでの時間はまちまちです。良く使う鍋でお湯が湧くのに最短で何分か、計っておくといいですね。タイマーはキッチンタイマーでも、IHのオフタイマーでも、お好みでどうぞ。
定番の味付けこそ、分量を書いておく
出典:unsplash.com
長年台所に立っていると、レシピを見ずに作れる料理が増えてきますね。そんな定番の料理こそ、分量をメモ程度に書いておくことをおすすめします。見なくても作れる物ばかりなので、調理手順は省いて、調味料の分量や気をつけることなど最低限の情報を分かりやすく書きます。少し大きめの単語帳を使うと、見たいページを出して置いたり、リングでフックに掛けたりできて便利です。"我が家のいつもの分量”を書き留めておくと、頭を使わずに自動的にいつもの味が決まります。
製氷機の水は定期的に足す
出典:unsplash.com
これ、とってもお勧めです!自動製氷のタンクの水を、定期的に足すんです。毎日寝る前なら寝る前、毎週日曜日の夜なら日曜日の夜。それぞれのご家庭の氷の使用頻度に合わせて日時を決めたら、ルーティーンで必ず水を足します。あんまり減ってないなと思っても、足せるだけ足します。“水が無くなる前に足す”のがポイントです。使おうと思ったら氷が無かった!の悲劇から開放されますよ。
⑥"台所あるある”を疑おう!その不便、解消しませんか?
出典:unsplash.com
"そもそも台所って○○なところが嫌だよね”“台所ってそういうもんだから仕方ないよね”、それって本当に仕方がないことですか?そもそものストレスを解消して、台所を今よりもっと好きになりましょう!
台所しごとって意外と力仕事
出典:www.instagram.com(@mi1341)
お米や水・食材など、台所しごとでは重い物を運ぶ場面がよくあります。玄関先まで配達してもらったものの運ぶのが面倒でそのままにしてしまったり、買ってきたまま台所の床に置いてしまって掃除の邪魔になったり。そんなストレスを解消するのが、平台車です。重たい物は玄関で床置きせずに、平台車に載せましょう。台所に運ぶのも楽々、掃除の時に動かすのも楽々です。床置きのようにだらしなく見えないのもいいですよ!
暑くて寒い台所
台所は寒いもの、台所は暑いもの、そう思っていませんか?それに自分ひとりのために空調するのはもったいない、そうも思っているのではないでしょうか。もちろんそれにも一理ありますが、1日のうちたくさんの時間を過ごす台所こそ、快適であるべきだと思います。職場が暑すぎたり寒すぎたりしたら、仕事の効率が下がってしまいますよね?台所仕事だって同じです。最近では、パーソナルユーズのヒーターや扇風機も豊富に揃っています。台所が快適になったら、家族も積極的に台所しごとに参加してくれるかもしれません。
こんなキュートなヒーターがあれば、台所に立つのも楽しくなりそうです。
SOLEMOOD セラミックヒーター
4,484円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
冷たさは美味しさのため?
最近ではキッチンの水道からお湯が簡単に出るようになり、冬の水の冷たさに耐える必要は少なくなってきました。それでも、限定的に水の冷たさが手に染みる場面があります。それは、お米を研ぐ時です。冬はそれが嫌で、なんとなくご飯を仕掛けるのを後回しにしてぐずぐずしてしまいがち。それなら割り切って、冬の間は無洗米にしてみませんか?ちょっと割高に感じるかもしれませんが、自炊率が上がって逆に節約になるかもしれませんよ。
⑦お気に入りを見つけよう
出典:unsplash.com
台所しごとが得意な人にも、一つや二つは苦手な作業があるものです。そんなピンポイントの苦手は、便利グッズで上手にフォローできると気持ちが軽くなりますね。
みじん切りは名人におまかせ
出典:www.instagram.com(@mi1341)
どうですか、この精悍なルックス!野菜のみじん切りならベジチョップにおまかせです。電源がいらないのでフードプロセッサーより手軽でお手入れも簡単です。目に付くところに置いておいても気にならないデザインで、野菜の出番が増えること間違いなしですね。
もっと詳しく知りたい!そんな方は下のリンクからブログをご覧ください♪
もっと詳しく知りたい!そんな方は下のリンクからブログをご覧ください♪
仕上げの薬味は食卓で!
簡単な料理でも、薬味を揃えるとちょっと手の込んだ印象に。種類が増えると用意に手間がかかる薬味は、食べる時に食卓でそれぞれ仕上げてもらうスタイルがおすすめです。生姜はおろしたて、ゴマは摺りたて、レモンは搾りたて!手間はダウン、味はアップで言うことなし。生姜おろしや小さなすり鉢など、食卓にそのまま出せるお気に入りの薬味皿を揃えておくとお店のような雰囲気が楽しめます。
お湯は万能
魔法瓶にお湯を用意しておくと、なにかと便利です。カップを温めたりお茶を入れたりするのはもちろん、食器の油汚れを流したり台拭きを洗うのにも水よりお湯がいいですね。台所に立っているついでにコンロが空いていたら、お湯を沸かして魔法瓶に入れておきましょう。手入れがしやすくデザインも気に入った魔法瓶を見つけることが、習慣を続ける大切なポイントです。寝る前には残ったお湯をザーッと流して、排水口もサッパリさせて1日を気持ちよく終わりましょう。
小さなピースを組み立てるように楽しんで!
台所しごとは小さな作業の積み重ね。そこが大変でもあり、楽しいところでもあります。一つ一つは小さなちょっとした工夫でも、それがぴったりはまったときの嬉しさは格別です。そんな小さな楽しさを集めてつなげるように日々台所に立つことができれば幸せですね。
脳科学者の池谷裕二さんによると、やる気が出ないのは性格や気持ちの問題ではなく、“脳のクセ”なんだそうです。脳内で“やる気を出させる物質”が分泌されるとやる気が出るのですが、その物質を出させるには“やり始める”必要があるんだとか。つまり、「やる気が出る→やり始める」ではなく「やり始める→やる気が出る」が正解なんですって!なるほど寝転がってやる気が出るのを待っていても、いっこうにやる気が出ないわけです……。これを知っているだけでも、まずは動こうかなという気持ちになりませんか?
詳しく知りたい方は、ぜひ池谷さんの本を読んでみてください。池谷さんの本はとっても読みやすく、面白く、新しい気付きが多くおすすめです。