気の置けない仲間でも。大人数の外食で、なんだか気疲れ・・
みんなと交流を深められる大切な場であり、だからこそ、みんなと終始楽しい時間を過ごせるようにしたいものです。
そのような外食の席で“よくあること”が、「人に気を遣いすぎて、何だか気疲れ…」ということ。
また、気を遣ったものの空回りしてばかりで、なんだか徒労感が募ってしまった、ということも。
気配りのポイントを押さえれば、心から「楽しかった!」と思えるように
先輩や上司と一緒の食事の席、大切な取引先の接待などにも喜ばれる、細かな気配りもおさえましたので、参考にしてみてくださいね。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
はじめに:
周りへ気配りをする前に、自分が食事で気を付けたいこと
姿勢よく、正しい箸使いを
不快な音をたてないように
◆食事会を楽しむための、「気配りのポイント」をご紹介
ここからは、コミュニケーション/食事/お酒/お会計の順で、大切にしたい気配りのポイントをご紹介します。
雰囲気づくり・コミュニケーション編
1. みんなが知っている話題を、あらかじめ考えておく
場を盛り上げることが上手な人は、話題が豊富。つまり、話の引き出しを多くもっています。特別なことではなく、みんなが知っているような、日常の話題をいくつか用意しておきましょう。ふと沈黙が訪れたときにも困りませんよ。
定番の天気や気温の話でも、「朝は寒いけど、昼間は暑いよね」だけではなく、「朝は寒いけど、昼間は暑くて・・なに着たらよいか分からないんです」など。ひとつ、話を広げるための視点を盛り込んでみるのが◎です。誰でも盛り上がりやすい話ができそう。
ほかの人の話題にもきちんとついていけるようにするには、日頃から世間のニュースにもアンテナを張っておくことが大切。話題の幅が広がります。
2. 会話の合間には、意識して名前を呼ぶようにする
3. 相手の話は、感情に寄り添うように傾聴する
食事会や飲み会で自分のことを話したら、それでおしまいではなく、相手がキャッチできやすい話題(ボール)をふって、“つなげる”ように意識しましょう。
こういう機会に、相手の話に傾聴する、つまり聞き役に徹することは、とても大切なこと。なぜなら、自分が相手にとってよき理解者になっれる機会となるからです。
人は、自分の話にじっくりと耳を傾けてくれる人に好感を持ちます。いつもつい余計なことまでしゃべってしまうという人は、聞き役に徹することで不必要なミスも減らすことができますね。
食事編
4. まわりの人に、嫌いなものはないかを聞いて、確認する
お料理がコースになっている場合でも、大皿から取り分けることがあるかもしれないので、先に苦手な食べ物について聞いておくとスマートに振舞えます。
5. 先輩・上司には注文させないように
お料理を追加で頼むとき、目上の人に対しては、注文させることのないよう、注意しておきましょう。
何か頼むときは、さっとメニューを取って、どんなものが食べたいかを率先して周りの人に聞いてまわれると、よいですね。
6. 大皿料理は、とくに率先して取り分ける
7. 乾杯では、自分から動こう
乾杯のときはみんなにグラスが⾏き渡っているか確認し、⾜りない⼈には素早く⽤意します。また、遠くの⼈と乾杯したいときは、⾃分から動くようにしましょう。乾杯で先輩や上司とグラスをあわせる場合は、すこし位置を低くして乾杯するよう気を付けると万全です。
お酒編
8. お酒が苦手な人がいないか、“さりげなく”チェックを
9. 頃合いを見て、ワインを提案してみても◎
10. 相手のグラスが空になる前に、次に注文する飲み物を聞く
グラスがあと二口程度で空になるという頃合いを見計らって、次の飲み物を聞くのがスマートです。お酒を飲めないときは、つい注意がおろそかになってしまうので、気を付けましょう。
同じものを、と言われたときにすぐに分かるよう、何を飲んでいるのかもさりげなくチェックしておきましょう。
お会計編
11. 食事代の割り勘をする時は、「細かすぎる金額」にならないように
割り勘にする際には、あまり細かすぎる金額で請求するのはよくありません。用意する方もぴったりと出せなくなるうえ、数える方も大変ですし、お店側も迷惑です。
端数を丸めて、多めにもらって、後日、おつりとして配るか、おつりの分は二次会に回すなどするとよいでしょう。
12. お会計用の集金を、率先して手伝う
お会計額が分かって、一人ひとりいくら払うかを決めたら、残ることは、みんなの集金ですよね。
スムーズにお会計ができるよう、率先して集金を手伝いましょう。
一人ひとりに払う金額を伝えることだけではありません。集めたお金を同じ金種で揃えるという作業だけでも、数えやすくなって助かるもの。お会計の時間を短縮できます。
幹事がいる場合でも、そうでない場合でも、さりげないそういった気遣いが喜ばれますよ。
13. レシートは、念のためもらっておくと◎
自分がお会計に立った場合は、必ずレシート(または領収証)をもらうように習慣づけましょう。ほかの人からお金を預かって払うものですから、後々、トラブルにならないように必ずもらいたいものです。
正しいお箸の持ち方で、すっと背筋を伸ばして食べるだけでも食べ方が美しく見えるものです。
周りの人が嫌な気持ちになるような食べ方をしないことが大切です。