カフェオーナーに憧れる＊知っておきたい「自宅カフェ」を開業する方法

憧れのカフェ経営。すぐとはいかなくても…開業手順を知りたい

煎れたてのコーヒーと焼き菓子、ヘルシーなランチに心地よい空間・・・。「カフェ」が好きで、いつか自分でも経営してみたいと、憧れている方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は、「カフェの開業には、実際どんな手順が必要なの？」を紐解いてみましょう。

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いざお店を持つとなると色々とコストもかかり大変ですが、今回はご紹介にあたって、カフェの店舗は「自宅」を使うことを想定しました。

「自宅カフェ」ならば、店舗を借りるより、比較的リスクが少なく済みます。また週末のみのオープンにしたりと、自分のペースで営業することも可能です。

すぐに！とはいかなくても、カフェオーナーへの憧れへ近づく最初の一歩として・・・「自宅カフェ」を開業する方法を一緒に学んでいきましょう。

今回ご紹介するのは、こちらの調理業にあたる、飲食店営業と喫茶店営業についてです。

飲食店と喫茶店で若干異なる部分はありますが、営業許可申請時に、主に必要となるものは以下の通り
・営業許可申請書
・営業する施設の平面図
・食品衛生責任者の原本
・申請手数料
などが、挙げられます。

これらの許可が下りないと自宅カフェを開業することはできませんので、許可を得るための条件をクリアすることを大前提で考えることが大切です。

※食品衛生責任者については、下のほうの『開業に必要な「資格」をとる』の章でご紹介しています。

▼営業許可申請書の詳細は、以下をご覧ください。

営業許可を取得するための流れ（一般営業）｜食品営業はじめてナビ

営業許可の申請方法について紹介しています。

手続を始める前に

新築・改築の場合、工事着工前に設計図等を持参のうえ、事前に相談してください。

調理場や製造施設が、基準に適合するか、あらかじめ相談のうえ確認しておかないと、建物の工事完成後に手直しが必要となる場合もあります。

製造業を行う場合は「日付表示」が義務づけられていますので、発注前に見本を作成して、必ず福祉保健所の指導を受けて下さい。

必要書類は、営業開始予定日の少なくとも1週間前までには提出するようにして下さい。

他法令による規制等(農振法、建築基準法、浄化槽法等)の有無をご確認下さい。

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・保健所からのチェックを受け、検査に合格する

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飲食店を開業する場合は、「保健所からの許可」が必要になります。その際の、主なポイントをまとめてみました。
場合によってはリフォームが必要になる場合もありますのでしっかりチェックしていきましょう。

シンク

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まず重要なのが、衛生面に関する項目をちゃんとクリアすること。手を洗う、食材を洗う、水を使う作業をするにあたって、しっかり場所をつくる必要があります。

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飲食店を営業する場合、水回りの設備であるシンクは、2槽以上あることが条件になります。手洗い用には石鹸や消毒用エタノールを常備することも必須です。

冷蔵庫

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あまり知られていないことの一つに、冷蔵庫に温度計を設置することが挙げられます。

業務用の大型サイズでおなじみの、温度計内蔵型でなくてもOK。このように外付けの温度計も販売されています。

ガスレンジ

ガスレンジの上には、それを覆う換気扇フードが必要です。

食器棚

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また食器棚も、衛生的に保てるように様々な規定があります。

食器棚の天板へホコリが溜まる形状であり、かつ日常的に清掃が困難と考えられる設置方法は認められません。

＜扉付き食器棚の設置方法＞

床から天井までの高さがあること。
　⇒食器棚と天井との間に隙間があるとホコリが溜まるためＮＧ

目線以下の低いタイプであること。
　⇒目線以下であれば食器棚天板の清掃が容易であるため。

天井からの吊り戸棚であること。
　⇒食器棚と天井との間に隙間があるとホコリが溜まるためＮＧ

出典：「飲食店開業：＜飲食店営業許可＞食器棚の選び方と設置方法」 – 飲食店開業サポート＠山梨

新築でこれからキッチンを設計する場合は、これらの設置を想定しておきましょう。追加でリフォームが必要になると、いっそうコストがかかります。