衣替えはクローゼットを見直すチャンス
夏服は思いの外ダメージを受けている
強い日差しや大量の汗、洗濯回数も増えるので、夏は衣類が傷みやすい季節。黒やネイビーの服は色褪せたり、白いシャツは汗で黄ばんだり、普段の洗濯で落としきれない汚れが沈着していることも。夏に活躍する半袖シャツも、襟ぐりが伸びたり、毛羽立ったり、思いの外ダメージを受けています。
クローゼットのミニマム化
残すものを厳選する
夏服を全て取っておこうと思うとそれに見合った保管スペースが必要です。今年たくさん着たからといって来年もまた着るとは限りません。痛みが激しいもの、来年は着そうにない服は、今年の内に処分して、新しい服を迎えるために備えておきましょう。
処分する基準を決める
とはいえ、どの服を処分して、どの服を残こすか迷うところ。そんなときは自分の中で、処分する基準を決めておくと迷わず取捨選択できます。
捨てる服のチェックリスト
☑︎生地の毛羽立ち
☑︎ヨレている
☑︎ほつれ・穴
☑︎来年は着たいと思わない
☑︎今年1度も着なかった
残すか迷ったら試着する
来年も着るか着ないか迷ったときは、試着して鏡で確認することをおすすめします。実際に着て「この服で出かけたくなるか」と問いかけてみてください。違う服に着替えたくなるようであれば残念ですが手放しましょう。
補修できるものはメンテナンスして
☑︎近所のお直し屋さんへ持っていく
☑︎宅配で洋服お直しを頼む
処分方法を考える
処分する方法としては、リサイクルショップやフリマアプリで売るという選択肢もあります。ですが、秋は夏服が売れない時期。来年の春まで取っておいて売るか、資源回収へ出すことも視野に入れて。
処分方法例
☑︎リサイクルショップへ売る
☑︎フリマアプリで売る
☑︎フリーマーケットに参加する
☑︎寄付を募っている団体へ送る
☑︎ユニクロ・GU・H&M・無印良品の回収サービスを利用
寄付する際には注意が必要
寄付する服は、シミ汚れがついていない、まだまだ着られる状態。洗濯してからきれいにたたんで送るのが最低限のマナーです。寄付をするのに有料の団体もあるので、ホームページを読んでよく理解してから送るようにしましょう。
処分した服を参考に服選びをする
クローゼットを見渡すと、たくさん服があるのに、決まった服しか着ていないことも。着なかった服をしっかり覚えて、同じような服を買わないように心がけることも大切。
逆によく着た服は、自分に似合う色や形だったりします。また、実際に着た服を数えて、ワンシーズンに必要な枚数を覚えておきましょう。そうすることで、ムダな買い物が減り、本当に欲しい服にお金を使うことができます。
クローゼットを見直す際のポイント
☑︎自分に似合う形を見つける(骨格や体型で似合う服の形は変わる)
☑︎ワンシーズンに足りる服の数を覚えておく(着こなせる数に絞って手間を減らす)
来年着る服の収納方法
黄ばみ・シミ予防の「しまい洗い」をする
アイロンをかけてシワを伸ばしてから
大きめにたたんで折りジワを減らす
普段タンスにしまい込むときは、コンパクトにたたんで立てて収納している人も、長期間しまい込むときは、大きめにたたみましょう。
コンパクトにたたむと、それだけ折りジワがついてしまいます。折りたたむ回数を減らすのが、折りジワを少なくするコツです。
シワになると困るものはハンガー+衣類カバー
防虫剤+8割収納も忘れずに
クローゼットをミニマム化して来年の夏もおしゃれを楽しもう♪
衣類をしまい込む前には、「しまい洗い」やクリーニング店に出す必要があります。来年に残す服を厳選することで、衣類にかける手間やコストを減らすことができます。
衣替えのタイミングで、クローゼットの中をすっきりさせて、来年もおしゃれを楽しんでくださいね。
衣替えでしまい込む前に、クリーニングに出したり、シミや黄ばみを落としたり、洋服が多いとそれだけ手間とコストがかかります。普段時間がない人でも、タンスの中身を出して洋服を入れ替える衣替えは、クローゼットを見直すチャンスです。