“梅雨入り前”から上がりやすい湿度
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毎年「梅雨が来るとカビに悩まされる…」という風に、“湿度=梅雨”と認識してしまいがちですが、実はその前から湿度はじわじわ高くなっています。本州の多くの地域で梅雨入りするのは5月末から6月の頭にかけてですが、春は元々湿度が高い季節なのです。
「穀雨」が過ぎると雨が増える
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「春霞」という言葉がありますが、これは湿度が高いために霧が出やすく視界にもやがかかった状態の事を言います。4月20日頃が毎年二十四節気の「穀雨」に入りますが、この日を境に雨が増えるという意味もあるそうです。気温も上がって来ていますので、湿気による雑菌対策は梅雨入りを待たずに今から早めに始めておきましょう。
雑菌注意エリアNO.1は「キッチン」
汚れ落としを兼ねて“アルコール拭き”の習慣を
雑菌の温床になりやすい“スポンジ”にも対策を
“ふきんの素材”にも注意!
お弁当を傷ませないためにやっておきたい「食中毒対策」
疎かになりがちな“手の清潔”に注意
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基本ですが、意外と疎かになりがちなのが手の清潔です。せっかく消毒用アルコールやジェルを使ったとしても、手が綺麗に洗えていないと効果が半減します。特に爪まわりの汚れにはご注意を。
手の洗い方を再度チェックしてみましょう。
消毒や味付けに何かと活躍する“お酢”
とにかく乾燥第一の「お風呂場(バスルーム)」
掃除グッズは直置きぜず“吊るして”
必要のない物は“お風呂から出す”判断も
入浴&シャワー後は“スクイージーで水切り”しよう
ぬめりが気になる時はクエン酸も追加してみよう
消毒と風通しに注意したい「洗濯物&クローゼット」
“洗濯機のカビ”などもチェックしよう
こまめに“乾燥機を利用”しよう
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室内干しの場合、除湿機やサーキュレーターで早く乾かすのはもちろん、時々乾燥機を利用するのもおすすめです。熱風で乾燥させるので繊維が立ち上がって風通し良く乾かせるだけでえなく、衣類に残った雑菌を減らす効果も期待できます。
衣類クローゼットは“除湿剤”に頼り切らない
雨が降る度に夏が近づく季節、毎日の習慣で対策を!
雑菌の対策は“一度すれば終わり”ではなく、毎日の生活習慣で対策を続ける事が大切です。生活のルーティンに取り入れてしまえば、時間をそれほど取りません。これから湿度の高い時期、快適にお過ごし下さい。
※画像をご提供いただきました。ありがとうございます。
家の中で雑菌が一番増えやすいエリアは「キッチン」です。特に食べ物の汚れが付着しやすいシンクは、食器と同じくらいこまめにお手入れしたい場所。シンクに残った水滴を拭き取るお手入れがおすすめです。