梅雨入り前から気をつけて。キッチン・お風呂・洗濯物…湿度が高い季節の「雑菌対策」

梅雨入り前から気をつけて。キッチン・お風呂・洗濯物…湿度が高い季節の「雑菌対策」

ぽかぽか暖かくなったと思ったら、これからぐんと気温が上がり湿度が上昇していきます。そうなると気になってくるのが、雑菌。目に見えて変化が出てくる場所や、雑菌が原因でニオイが出てくる物など、湿気が多い季節は、困った事がたくさん出て来るので、ぜひ今のうちから対処法を知って、しっかり対策をしましょう。2019年05月16日作成

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ライフスタイル
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“梅雨入り前”から上がりやすい湿度

梅雨入り前から気をつけて。キッチン・お風呂・洗濯物…湿度が高い季節の「雑菌対策」
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毎年「梅雨が来るとカビに悩まされる…」という風に、“湿度=梅雨”と認識してしまいがちですが、実はその前から湿度はじわじわ高くなっています。本州の多くの地域で梅雨入りするのは5月末から6月の頭にかけてですが、春は元々湿度が高い季節なのです。

「穀雨」が過ぎると雨が増える

梅雨入り前から気をつけて。キッチン・お風呂・洗濯物…湿度が高い季節の「雑菌対策」
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「春霞」という言葉がありますが、これは湿度が高いために霧が出やすく視界にもやがかかった状態の事を言います。4月20日頃が毎年二十四節気の「穀雨」に入りますが、この日を境に雨が増えるという意味もあるそうです。気温も上がって来ていますので、湿気による雑菌対策は梅雨入りを待たずに今から早めに始めておきましょう。

目次

雑菌注意エリアNO.1は「キッチン」

家の中で雑菌が一番増えやすいエリアは「キッチン」です。特に食べ物の汚れが付着しやすいシンクは、食器と同じくらいこまめにお手入れしたい場所。シンクに残った水滴を拭き取るお手入れがおすすめです。
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家の中で雑菌が一番増えやすいエリアは「キッチン」です。特に食べ物の汚れが付着しやすいシンクは、食器と同じくらいこまめにお手入れしたい場所。シンクに残った水滴を拭き取るお手入れがおすすめです。

汚れ落としを兼ねて“アルコール拭き”の習慣を

食品アルコールはお掃除に有要なので、特に雑菌が増えやすい時期には常備したいアイテム。アルコールは洗剤より油を溶かし落とす効果があります。“消毒+汚れ落とし”もかねて、調理が終わったタイミングで調理台まわりをひと拭きすると、次のも気持ちよく行なえます。
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食品アルコールはお掃除に有要なので、特に雑菌が増えやすい時期には常備したいアイテム。アルコールは洗剤より油を溶かし落とす効果があります。“消毒+汚れ落とし”もかねて、調理が終わったタイミングで調理台まわりをひと拭きすると、次のも気持ちよく行なえます。

雑菌の温床になりやすい“スポンジ”にも対策を

使った後きれいに洗ったつもりでも、雑菌の繁殖場所になりやすいのがスポンジです。熱湯をかけたり、500wの電子レンジで1分程度加熱して熱消毒する方法もありますが、スポンジの素材によっては使えない事も。雑菌の増えやすい時期は、目が荒く水切れの良い素材のスポンジに変えて、短期間で新品に替える方法がおすすめです。
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使った後きれいに洗ったつもりでも、雑菌の繁殖場所になりやすいのがスポンジです。熱湯をかけたり、500wの電子レンジで1分程度加熱して熱消毒する方法もありますが、スポンジの素材によっては使えない事も。雑菌の増えやすい時期は、目が荒く水切れの良い素材のスポンジに変えて、短期間で新品に替える方法がおすすめです。

スポンジ置きラックによっては、水が溜まりやすい物もあるので、なるべく風通しが良いラックを選ぶ事も大切です。また、こんな風にシールタイプの面ファスナーのオスの方をシンクに貼り付けて、スポンジを止める方法も。(※目の荒いスポンジに有効です)
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スポンジ置きラックによっては、水が溜まりやすい物もあるので、なるべく風通しが良いラックを選ぶ事も大切です。また、こんな風にシールタイプの面ファスナーのオスの方をシンクに貼り付けて、スポンジを止める方法も。(※目の荒いスポンジに有効です)

“ふきんの素材”にも注意!

濡れたふきんも雑菌の温床になりがちです。お手入れが大変…と思った時は、使い捨てタイプの物に替えるのも一つの手。布タイプのふきんがお好みの場合は、枚数を多く用意して一度使ったらどんどん新しい物に替えて、漂白剤に浸け置き洗いをしましょう。
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濡れたふきんも雑菌の温床になりがちです。お手入れが大変…と思った時は、使い捨てタイプの物に替えるのも一つの手。布タイプのふきんがお好みの場合は、枚数を多く用意して一度使ったらどんどん新しい物に替えて、漂白剤に浸け置き洗いをしましょう。

酸素系漂白剤は水で溶いても効果が薄いので、お風呂くらいの熱めのお湯で溶かして漬け置きが効果的です。その他、素材によってはアイロンをかけて殺菌する方法もあります。
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酸素系漂白剤は水で溶いても効果が薄いので、お風呂くらいの熱めのお湯で溶かして漬け置きが効果的です。その他、素材によってはアイロンをかけて殺菌する方法もあります。

お弁当を傷ませないためにやっておきたい「食中毒対策」

毎朝お弁当作りに励んでいる方も多いと思いますが、この時期に心配なのが食中毒。特に作ってから時間が空くお弁当を安全に作るために気をつけたい事があります。
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毎朝お弁当作りに励んでいる方も多いと思いますが、この時期に心配なのが食中毒。特に作ってから時間が空くお弁当を安全に作るために気をつけたい事があります。

疎かになりがちな“手の清潔”に注意

基本ですが、意外と疎かになりがちなのが手の清潔です。せっかく消毒用アルコールやジェルを使ったとしても、手が綺麗に洗えていないと効果が半減します。特に爪まわりの汚れにはご注意を。
出典:pixabay.com

基本ですが、意外と疎かになりがちなのが手の清潔です。せっかく消毒用アルコールやジェルを使ったとしても、手が綺麗に洗えていないと効果が半減します。特に爪まわりの汚れにはご注意を。

正しい手洗い方法|東京動画
手の洗い方を再度チェックしてみましょう。

消毒や味付けに何かと活躍する“お酢”

酢はナチュラルクリーニングにも活躍しますが、お弁当の防腐対策にも効果があります。よく乾かしたお弁当箱に、キッチンペーパーで酢を塗ってから中身を詰めると腐りにくくなり、食べてすぐにお弁当箱を洗えない時もニオイにくくなります。また、酢の物や酢漬けのような味付けを取り入れる事もポイント。食中毒対策はもちろん、蒸し暑い季節もさっぱりと食べられます。
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酢はナチュラルクリーニングにも活躍しますが、お弁当の防腐対策にも効果があります。よく乾かしたお弁当箱に、キッチンペーパーで酢を塗ってから中身を詰めると腐りにくくなり、食べてすぐにお弁当箱を洗えない時もニオイにくくなります。また、酢の物や酢漬けのような味付けを取り入れる事もポイント。食中毒対策はもちろん、蒸し暑い季節もさっぱりと食べられます。

とにかく乾燥第一の「お風呂場(バスルーム)」

暖かくなるとカビだけでなくぬめりも出がちなお「お風呂場(バスルーム)」。窓を開けて換気する場合、空気が対流しやすくなるよう、ドアも少し開けて空気の道を作るようにします。換気扇をまわす際は、窓は開けない方が良いタイプもありますので、取扱説明書でチェックしてみましょう。
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暖かくなるとカビだけでなくぬめりも出がちなお「お風呂場(バスルーム)」。窓を開けて換気する場合、空気が対流しやすくなるよう、ドアも少し開けて空気の道を作るようにします。換気扇をまわす際は、窓は開けない方が良いタイプもありますので、取扱説明書でチェックしてみましょう。

掃除グッズは直置きぜず“吊るして”

お風呂場自体に限らず、掃除道具にも雑菌が増えやすい時期なので、直置きを避け吊るしましょう。そして、できるだけ壁にも触れない位置に吊るすのがベストです。
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お風呂場自体に限らず、掃除道具にも雑菌が増えやすい時期なので、直置きを避け吊るしましょう。そして、できるだけ壁にも触れない位置に吊るすのがベストです。

必要のない物は“お風呂から出す”判断も

お風呂の椅子も底が乾くように置くなどの工夫をしてみましょう。シャンプーなども銭湯に行く時のように入浴の間だけお風呂に持ち込み、終わったらタオルで拭き取ってお風呂場の外に出すという方法も有効です。
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お風呂の椅子も底が乾くように置くなどの工夫をしてみましょう。シャンプーなども銭湯に行く時のように入浴の間だけお風呂に持ち込み、終わったらタオルで拭き取ってお風呂場の外に出すという方法も有効です。

入浴&シャワー後は“スクイージーで水切り”しよう

浴室内に結露が多い場合、換気だけではカビの対策には不十分な事も。そんな時は、入浴やシャワー後にスクイージーを使った水切りをプラスしましょう。
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浴室内に結露が多い場合、換気だけではカビの対策には不十分な事も。そんな時は、入浴やシャワー後にスクイージーを使った水切りをプラスしましょう。

ぬめりが気になる時はクエン酸も追加してみよう

お風呂用の洗剤は皮脂汚れは落としますが、石鹸カスは落とせません。ぬめりが出やすい時は、お風呂用洗剤での掃除の後に、クエン酸のスプレーを使って石鹸カスを落とすのもポイントです。
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お風呂用の洗剤は皮脂汚れは落としますが、石鹸カスは落とせません。ぬめりが出やすい時は、お風呂用洗剤での掃除の後に、クエン酸のスプレーを使って石鹸カスを落とすのもポイントです。

消毒と風通しに注意したい「洗濯物&クローゼット」

洗濯物、特にタオルなど厚めの物に生乾きのようなニオイが出やすいこれからの時期。これは雑菌の繁殖が原因なので、柔軟剤を使うだけでは対処方法になりません。酸素用漂白剤を洗剤と併用してみましょう。
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洗濯物、特にタオルなど厚めの物に生乾きのようなニオイが出やすいこれからの時期。これは雑菌の繁殖が原因なので、柔軟剤を使うだけでは対処方法になりません。酸素用漂白剤を洗剤と併用してみましょう。

“洗濯機のカビ”などもチェックしよう

洗濯機そのものにカビが発生している事があります。洗濯機用のカビ取り剤を使う他、くず取りネットに残った繊維くずは、湿気を含んだ状態なので雑菌の温床なります。洗濯が終わる度に繊維くずを捨てる習慣を付けましょう。
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洗濯機そのものにカビが発生している事があります。洗濯機用のカビ取り剤を使う他、くず取りネットに残った繊維くずは、湿気を含んだ状態なので雑菌の温床なります。洗濯が終わる度に繊維くずを捨てる習慣を付けましょう。

こまめに“乾燥機を利用”しよう

室内干しの場合、除湿機やサーキュレーターで早く乾かすのはもちろん、時々乾燥機を利用するのもおすすめです。熱風で乾燥させるので繊維が立ち上がって風通し良く乾かせるだけでえなく、衣類に残った雑菌を減らす効果も期待できます。
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室内干しの場合、除湿機やサーキュレーターで早く乾かすのはもちろん、時々乾燥機を利用するのもおすすめです。熱風で乾燥させるので繊維が立ち上がって風通し良く乾かせるだけでえなく、衣類に残った雑菌を減らす効果も期待できます。

衣類クローゼットは“除湿剤”に頼り切らない

湿気の多い時期に頼れるアイテムの除湿剤ですが、入れておけばそれでOKではなく、こまめに効果があるがどうかチェックしましょう。
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湿気の多い時期に頼れるアイテムの除湿剤ですが、入れておけばそれでOKではなく、こまめに効果があるがどうかチェックしましょう。

日常使いの物はもちろん、オフシーズンのアイテムの入ったクローゼットは、詰め込み過ぎると除湿剤を入れても効果が上手く発揮されない事も。収納は適量を心がけて、時にはクローゼットの扉を開けて換気したり、エアコンの風を当てるなど湿気の状態に注意しましょう。
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日常使いの物はもちろん、オフシーズンのアイテムの入ったクローゼットは、詰め込み過ぎると除湿剤を入れても効果が上手く発揮されない事も。収納は適量を心がけて、時にはクローゼットの扉を開けて換気したり、エアコンの風を当てるなど湿気の状態に注意しましょう。

雨が降る度に夏が近づく季節、毎日の習慣で対策を!

梅雨入り前から気をつけて。キッチン・お風呂・洗濯物…湿度が高い季節の「雑菌対策」
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雑菌の対策は“一度すれば終わり”ではなく、毎日の生活習慣で対策を続ける事が大切です。生活のルーティンに取り入れてしまえば、時間をそれほど取りません。これから湿度の高い時期、快適にお過ごし下さい。
※画像をご提供いただきました。ありがとうございます。
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