やる気が出ないワケ
「やる気はそのうち出てくるはず」と待っていないでしょうか。そんな状態を続けていても、やる気は出ないどころか、何も解決しません。やる気が出るのを待つのではなく、やる気が出ない原因をクリアにすることが大切です。
目標が高すぎる
目標が高すぎたり、タスクが大きすぎたりすると、それに圧倒されてやる気を失ってしまいます。目標やタスクをできるだけ小さく分け、最初の一歩をラクにスタートできるようにすることです。そうして小さな行動を積み重ねていくうちに、やる気も出てくるようになります。
「やる気」に頼りすぎる
「やる気さえあれば」と、「やる気」そのものに期待しすぎていないでしょうか。やる気が出てくるのを待っていても、いつまでもやる気は出てはきません。小さな行動を起こし、気分が乗ってきた結果が、「やる気」そのものなのです。
できない理由を探している
全てを完璧にしなければならないと思い、行動を起こすことに億劫になることってありますよね。できない理由や言い訳を探し続けていると、頭が混乱し、やる気どころではなくなってしまいます。まずは、やるべきことと、それについての思いを整理することです。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
やる気を出す方法
やる気が出ない原因をクリアにすれば、あとは行動するのみです。行動するとやる気が出る、ということは科学的に解明されています。面倒なことはあれこれ考えず、とにかく行動を起こすことが、やる気を出す方法として一番大切なのです。
やる気の正体はドーパミン
ドーパミンという神経伝達物質が、やる気の正体です。ドーパミンが分泌されることで、やる気が満ちてきて、積極的に行動できるようになります。
ドーパミンを分泌するには動き始めること
やる気の正体であるドーパミンを分泌させるには、何はともあれ行動を起こすことに限ります。あれこれ考えるのは時間の無駄で、さっさと始めるのが、やる気を出す近道なのです。
ハードルを極限まで下げる
何も考えずに始められるように、行動のハードルは極力低くすることです。目標やタスクを細分化した中から、単調な作業を選んでスタートさせましょう。
完璧を求めない
やろうと決めたことができなかったり、やってみたものの失敗したり。そんなうまくいかない日もあるものです。完璧にできなくてもOK、また再スタートすればいいと自分を許すことが、次のやる気へとつながっていきます。
さらに行動力を上げるために
やる気が出ても長続きしなかったり、一時的なもので終わってしまったり。そんな行動力を邪魔しているものは何でしょうか。それは、「自分にはできない」という心です。「自分にはできる」という自己効力感を高めると、やる気や行動が持続するようになります。
自分で自由に選択できる
やらされている感があると、長続きしない経験ってありますよね。何かを決める際には、自分が納得して選択することが大切です。「自分で選んで決めた」ということは、自己効力感を高めることにつながります。
手段を理解している
やり方や続け方が分からない状態は、行動を妨げるハードルとなります。どこで何をどうするのか、どのくらいの時間や費用が必要かなど、手段を理解することです。目標到達までのルートが俯瞰できることで、安心感が得られます。
できると信じている
自分にはできないと思っているのは、自己効力感が低いのと同じです。自分自身の成功体験を積み重ねたり、他者の成功からイメージを膨らませたりすることで、自分にもできると信じられるようになります。
やる気やモチベーションは高められる!
「やる気が出ない」を解消する方法をご紹介しました。休み明けなどはとくに、モチベーションが下がりがちになります。今回ご紹介した方法をご参考に、自分にはできると信じて、やる気やモチベーションを高めてくださいね。
いざとなると億劫になってグズグズしてしまう。やるべきことはたくさんあるのに、モチベーションが上がらない……。こんな状態では、時間がどんどん過ぎていくだけです。やる気が出ないのには原因があります。その原因をクリアにすれば、やる気を出し、モチベーションを高めることが可能です。