マンダラノート術って?
マンダラノート術とは、思考を広げるフレームワークのことで、ビジネスシーンで活用されているものです。マンダラチャートとも呼ばれているこのノート術は、マス目を埋めていくだけなので、箇条書きよりもアイディアが膨らみやすいのがメリット。TO DOやプロセスを細分化するのにも適しています。
思考を深く広く探ることができる
マンダラノート術では、1つのテーマから8つのキーワードを展開し、さらに8つずつ細分化して考えます。表面的な思考だけでなく、深く、広く探ることができるのです。
物事を階層的に捉えられる
1つのテーマから段階的に思考を進めるため、物事を階層的に捉えることができます。まとまりのなかった思考も、マンダラノートに書き出すことで、ジャンルやレベル、分類別に整理されていきます。
とるべき具体的なアクションが見えてくる
マンダラノート術は、目標までのプロセスを細分化し、行動に落とし込むことで、目標を達成するものです。たとえ大きな目標であっても、とるべき具体的なアクションが見えてきます。
マンダラノートの作り方
マンダラノートを作るには、メモ1枚あればできます。ノートや手帳、表計算ソフトやスマホアプリでもOK。書きやすさや使い勝手で選びましょう。マンダラノート術では、3×3マスを9つ作ります。このマスを埋めていくことで、72個の考えやアイディア、とるべき行動が見えてくるのです。
①3×3マスの中央にテーマを書く
まず3×3個のマス目を書きます。その中央のマスに、考えたいテーマ、達成したい目標などを書き込みます。
②連想する言葉を残りのマスに書き込む
残りの8マスに、テーマや目標から連想される言葉を書き込みます。何ができるか、何が考えられるか。必要と思われることをさまざまな視点からフォーカスしてみましょう。
③3×3マスを周囲に8つ作る
最初の3×3マスの周りを囲むように、8つの3×3マスを作ります。①の時点で、マス目だけ作っておいてもいいでしょう。
④8つの要素をさらに展開する
②で書き出した8つの要素を、③の3×3マスの中央にそれぞれ書き入れます。そこからさらに展開し、それぞれ残りの8マス(赤いマスの部分)を埋めて完成です。
マンダラノート術活用法
マンダラノート術は目標達成や自己実現だけでなく、スケジューリングやタスク管理、ウィッシュリストや欲しいものリスト作りにも応用できます。ここでは、キナリの女子のみなさんにおすすめの、マンダラノート術活用法をご紹介します。毎日をもっと楽しく、未来を素敵なものにするために、ご参考になさってくださいね。
素敵な未来を設計しよう
理想の未来は、自分で設計してこそ実現できるもの。漠然と思い描いているだけでは、その道のりは最短距離にはなりません。素敵な未来を自分ものにするためにも、マンダラノート術を活用しませんか?
・貯金の目標額を設定し、実行に移す。
・美容やダイエット、女子力アップ計画などに。
毎日をワクワクでいっぱいにしよう
なんとなく毎日をすごしているのと、主体的に目的をもってすごすのと、どちらがワクワクするでしょうか。マンダラノート術でやりたいことや楽しみたいことを書き出すだけでも、生活にメリハリが生まれます。
・週末やまとまった休みのすごし方プランを考える。
・行ってみたい場所ややってみたいことを可視化する。
自分のことをもっと知ろう
自分自身のことをよく知ることは、よりよく生きることにつながります。得意なことや好きなこと、反対に苦手なことややりたくないことなど、自分のことを客観視できるのも、マンダラノート術のいいところです。
・実践してみたいライフスタイルを具体化する。
・自分を支えてくれる人への感謝の言葉を書く。
マンダラノート術で毎日をワクワクさせよう♪
毎日がもっとワクワクする、マンダラノート術をご紹介しました。他のノート術がうまくいかなかった方も、新しいノート術を試してみたい方も、メモ1枚あれば今すぐに始められます。今回ご紹介したマンダラノート術をご参考に、仕事やプライベートに役立ててみてくださいね。
いろんなノート術を試してみたけれど、しっくりこない。もっとアイディアが膨らむような方法ってないかな? こんな風にお悩みなら、3×3個のマス目を使った「マンダラノート術」を試してみませんか? 発想を広げたり、思考を深めたり、ぼんやりとした考えを具体化するのにもぴったりのノート術です。