あるいは24時間休みのない育児。日中は自分一人で見るというケースが多いのではないでしょうか。一時も目を離せず、自分の時間など、もちろんありませんよね。
意識せずともかかるプレッシャー
そんな毎日を送る中、知らず知らずのうちに「頑張ろう、自分がしっかりしなきゃ」と無理にポジティブであろうとしたり、自らにプレッシャーをかけてしまっていませんか?
歳を重ねるにつれ誰かに愚痴をこぼしたり相談することが難しかったり、相談する時間そのものが取れないこともありますよね。でも人は、ずっと頑張り続けることなどできません。
自分は頑張れる、そう思ってもそれは疲れていることに気づかないふりをしていることもあるかもしれません。時には休むこと、リラックスすることは、誰にでも、どんな状況にあっても必要ですよね。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
考え方を変えて楽になろう
「なるようになる。」
仕事も育児も、他の多くのことにおいても、自分がいくら心配してもどうにもならないことというのはあります。どんなに頑張っても思い通りにいかないことのほうが、多いくらいではないでしょうか。
そんな時、「もっと頑張らなきゃ、自分が何とかしなきゃ。」と思うのを止めてみましょう。
そして代わりに「なるようになる。」と考えてみませんか。
「なるようになる」なんて、なんとなく「無責任、楽観的過ぎる」と思う方もきっといるでしょう。それはどことなく投げやりで、他人任せな雰囲気が感じられるからかもしれません。
「(これだけの積み重ねがあるんだから)なるようになる。」
物事は,とやかく言ったり,あれこれ心配しても関係なく,必然の成り行きのままになるものだ。
この意味だけをみれば、確かに無責任な印象があるかもしれません。
でも、「なるようになる」の前に“これだけ積み重ねてきたんだから”という言葉が隠されていたとしたらどうでしょう。全く印象が変わると思いませんか?
仕事でも育児でも、自分に課せられていることについて、楽にできることなんてありませんよね。誰もが、悩んだり考えたりしながら日々過ごしていることでしょう。まずは、たくさんの悩みや考えを積み重ねて今ここにいるのだと自覚してみませんか。
いつも真剣に向き合って、積み重ねてきた知識や経験がある。だからこそ、必然の成り行きに任せようという意味で「なるようになる。」そう言いたいと思いませんか?そしてその言葉は、他でもない自分が自分に自信をくれる最高の言葉になると思いませんか?
「なるようになる。」そう言えたら結果に納得できる
「なるようになる」をもじって諦念を込めて表した言い方。「なるようになる」が持つ「何とかなる(から流れに任せなさい)」といった意味を逆手に取って「どんなに努力しても運命をより良いものにする足しにはならない」といった意味合いを強調した表現。
とても似ている言葉なのに、意味が全然違いますよね。物事の流れを任せる、けれどそれは諦めではなく「なるようになる」と使いたいものです。
もちろん、どんなに真剣に取り組んで毎日積み重ねていても、良い結果が出ることもあれば思い通りにはいかないこともあります。ですが、自分を信じて「なるようになる。」と思えたことなら、結果にも納得できるのではないでしょうか。
「なるようになる。」は自分を信じる言葉
「なるようになる」はただ成り行きにまかせているのではなく、今まで頑張ってきたことを自負しているからこそ使える言葉です。
いつもいつもがんばっているから、心配な時こそ「なるようになる。」と程よく力を抜き、自分をプレッシャーから解放しましょう。
そのために今までやってきたことを信じられるくらいに、自分に正直に、毎日を丁寧に、そして真剣にもの事に取り組むことを日々心に留めておきたいですね。
一日のうち多くの時間を占める「仕事」。新人のころは上司や先輩の姿を見て、意見を聞きながら進めていたものも、歳を重ねるごとに自分の判断を求められるようになりますね。やりがいを感じると同時に責任も大きくなるでしょう。