たっぷり食べたい「ナス」。家庭菜園できるの？
栽培初心者もレッツトライ！基本のナスの育て方
種類は？
千両ナス（中長ナス）や長ナス、米ナスなど、普段よく食べるナスだけでも色々な種類がありますよね。その他にもコナスや丸ナスなど形や大きさが違うものから、白ナスや青ナスのように色によって区別されているものもあります。育てやすさで選ぶなら、スタンダードな千両ナスや長ナスがおすすめです。
プランターでも大丈夫！ベランダなど日当たりのよい場所で
ナスは高温や日光を好む野菜です。さすが夏野菜といったところですね。綺麗な茄子色に色付かせるためにも、たっぷりと日の光に当ててあげましょう。その点さえ守れば、ベランダでプランターを使った栽培方法でも、じゅうぶんに育てることができます。
種から？苗から？いつ頃植えるの？
立派なナスに育てるには、かなりの量の肥料が必要になります。実らせるだけでもひと苦労なので、初心者の方は苗を買って植え付けるのが手軽でおすすめです。
プランターで育てる場合は、野菜専用の腐葉土を使えばそれ以外の元肥は必要ないので手軽です。水はけをよくするために、底面に鉢底土や軽石などを入れるとよいでしょう。
植え付けは4月下旬から5月上旬で、ゴールデンウィーク頃がぴったり！順調に育てば、6月から10月頃まで収穫できます。花が咲いたら20日から25日ほどで収穫して、美味しくいただきましょう♪ハサミを使って実を傷つけないように収穫します。
育てる時に気をつけたいこと
ナスは乾燥に弱い植物です。朝か夕方の涼しい時間帯に、たっぷりと水やりをしてあげましょう。夜の間に成長するので、夕方に水をあげるのがベストです。
乾燥に弱いナスですが、土が多湿状態になると虫がつきやすくなるので注意が必要です。時にはアブラムシやハダニなどの害虫がついてしまうことも。水遣りの際、葉の裏側に霧吹きで水をかけると、防虫にもなっておすすめです。もし虫がついてしまったら、接着棒や薬で駆除しましょう。
収穫できたら、ナスをたくさん食べたい！うれしいレシピ集
なすの揚げだし
水分たっぷりのナスと相性が良い油！揚げ出しにすれば、シンプルに旬の美味しさを堪能できます。ポイントは、二回に分けてナスを揚げること。こうすることで油の温度が下がるのを防ぎ、カラっと揚げることができます。薬味をたっぷり添えてどうぞ♪
ナスとチキンのねぎポン炒め
ご飯のおかずになるようなメインディッシュにするなら、手軽に作ることができるねぎポン炒めがおすすめです。ごま油の風味とポン酢のさっぱり感が夏にぴったりですよ！
茄子の味噌肉巻き
少なめの豚薄切り肉でもナスに巻けば、ボリュームたっぷりのおかずになります。ナスに味噌を塗ってからお肉を巻くのがポイント！油を吸い過ぎるのを防ぎつつ、しっかりめの味で食べごたえのあるおかずに♪
ナスグラタン
オーブン任せで簡単に作れるナスグラタンは、ナスのジューシーさが際立つ一品。ミートソースやチーズがあれば、あとはナスを収穫してくれば材料がほとんど揃います。バジルも5月に植え始められて世話も楽なので、一緒に育ててみるのもいいかも。
レンジなすとトマトの和風マリネ
暑くて火を使いたくない時には、レンジを使ったこちらのレシピ。夏野菜で作る、さっぱりとしたマリネです。5分で作れて冷蔵庫で3日保存可能と優秀！ぜひ覚えておきたいですね。
翡翠茄子のだし漬け
めんつゆと生姜さえあればレンジで作れてしまう、あまりにも手軽な副菜レシピです。ポイントはナスが熱い内につゆに漬けて、しっかり冷やすこと。皮があまりキレイじゃないナスでも、この一品なら気にせず使えます。
具だくさんラタトゥイユ
ナスが思った以上に収穫できたら、ラタトゥイユにしておくと便利です！冷蔵で5日もつだけでなく、冷凍保存もできます。冷たいままでも美味しいですし、パスタソースとして使っても手軽に華やかになりますよ。
ナスのはさみ揚げ
揚げ出しナスも美味しいですが、もっとボリュームのあるおかずにしたいならはさみ揚げもおすすめ！こちらのレシピでは一本のナスに切り込みを入れて豪快に使っていますが、輪切りにして挟んでも一口サイズで食べやすくなります。
今年の夏は「ナス」を食べましょう
実らせるのが難しそうなナスですが、夏の暑さにも負けない強い野菜です。お水を肥料をたっぷりとあげれば、家庭菜園でも立派に成長してくれますよ！採れたてをすぐ調理できるのも嬉しいもの。ぜひ今年の夏は、ナスの栽培に挑戦してくださいね♪
夏野菜の代表格であるナス。実はベランダでのプランター栽培でも育てることができる、家庭菜園初心者にもおすすめの野菜です。ナスのよいところは、なんと言っても大きな野菜が実ること！水や肥料をたっぷりとあげれば、夏には立派なナスがたくさん収穫できます。今年のゴールデンウィークは、ナスの植え付けに挑戦してみませんか？