アロマで身体の調子を整えましょう。
「アロマ」のいいところ
自然の成分で作られている
アロマテラピーに使われるのは、一般的に100%天然素材のアロマオイル。植物の持つ香りの成分だけをぎゅっと凝縮して作られているので、自然の恵みを存分に受けることができるんです。
香りが心と身体に働きかける
好きな香りをかぐと、良い気分になったりしますよね？それは、嗅覚の刺激が脳に作用しているから。アロマ（香り）をかぐことで、心がリラックスするだけでなく、身体全体にもさまざまな効果をもたらしてくれるのです。
アロマテラピーは、ヨーロッパでは古くから日常的に行われてきた治療法のひとつ。病気やケガの治療に使われているほど、長い間親しまれ続けてきました。
アロマはこんなふうに使ってみましょう。
①ディフューザーを使って「スチームアロマ」
「ディフューザー」とは、アロマの香りを部屋中に拡散するための道具のこと。蒸気を出したり、キャンドルの熱であたためたりして、香りを飛ばします。特別な道具が無くても大丈夫！マグカップにお湯を注ぎ、そこにアロマオイルを1～2滴ほど垂らしましょう。ゆっくりと香りが立ち上ってきますよ。
②ハンカチ&ティッシュに垂らして「アロマ吸入」
アロマオイルをハンカチやティッシュにを1～2滴ほど垂らして、そっと香りを吸い込みます。外出先で気分転換をしたいとき、調子を整えたいときなどに試してみて下さい。
③好きな香りに包まれた「アロマバス」
一日の疲れを癒してくれるのが、好きな香りに包まれながら入浴する、アロマバスタイム。アロマオイルを湯船の中に3〜5滴ほど垂らし、ゆっくりとお湯に浸かりましょう。お湯の温度は、リラックスできるぬるめの38度前後がおすすめ。
アロマを使うときは、ココに注意して！
天然の成分が凝縮されているアロマオイルは刺激が強すぎることも。原液のままお肌につけたり、呑み込んだりしないよう注意して下さい。
また、妊娠中の人や３歳未満のお子さんなどは、とてもデリケート。アロマオイルを使ったマッサージのように直接お肌に触れる使用は控えましょう。
不調に合わせた、おすすめのアロマ
冷えが気になる…【ローズマリー】
昔から「若返りのハーブ」と呼ばれ重宝されてきたローズマリーは、心に元気を与え、活力を取り戻すのを助けてくれます。また、血液の循環を促してくれるので、冷えが気になるときに使ってみて下さい。お湯に3〜5滴ほど入れての足湯なら、冷えたときに手軽に行うことができます。
なんだか頭痛が…【ペパーミント&ラベンダー】
すっきりと爽やかなペパーミントは、緊張を和らげて頭の痛みを緩めてくれます。ラベンダーをプラスすれば、マイルドでより心地よい香りに♪キャリアオイルに混ぜて、首や肩をマッサージしてみましょう。
生理痛がつらい…【ラベンダー&クラリセージ】
甘くスパイシーな香りを持つクラリセージは、女性のあらゆる悩みを助けるといわれているアロマです。クラリセージが含むスクラレオールという成分が、女性のホルモンであるエストロゲンによく似た成分を含んでいるのがその理由。
フローラルで優しいラベンダーとブレンドすればイライラした心を落ち着かせ、ブルーな気持ちを整えてくれますよ。
疲れが取れない…【グレープフルーツ】
爽やかでフレッシュな甘酸っぱさを持つグレープフルーツの香りは、なんだか疲れが取れないと感じているときにおすすめ。気分がパッと前向きに！
足がパンパンにむくんでいる…【ジュニパーベリー&レモン】
苦みの中にすっきりとした爽やかさが感じられるジュニパーベリーは、リキュールのジンの香りとしても有名。清涼感があり、デスクワークなどでむくんでしまった足を優しくマッサージしてあげることで、緊張をほぐしてすっきりと。柑橘系のレモンをプラスすれば、前向きにリフレッシュできます♪
アロマを活用して、心と身体を優しく整えましょう
なんだか調子が出ないときに味方になってくれる、自然の恵みを感じることができるアロマ。不調に合わせてアロマを使い分けて、心と身体を整えていきましょう。
季節の変わり目になると、なんだか身体の調子が崩れる…と感じている人、いませんか？
そんなときは、自然の豊かな香りを使って、体調を整えていきましょう。
不調に合わせてアロマを使い分けてあげれば、心も身体も調子を取り戻してくれるはずです。