お菓子を焼いて、絵本をお供におうちでまったり
寒さに負けない体を目指す！ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
スコーン ✤ 不思議の国のアリス
イギリスのティータイムに欠かせないスコーン。他のお菓子と違ってスコーンは適度な「雑さ」が命。「大体な感じ」でやればやるほどザクッ→しっとり→ふんわりの3重”層”に仕上がります♪
スコーンと一緒に楽しむなら、イギリスが誇る作家ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」で決まり！
大人になってからじっくり読んでみると、子供のときとは全く違った感動を味わえますよ。
スコーンを味わいながら、アリスと一緒にマッド・ハッターと白兎のお茶会に参加している気分に浸ってみては。こちらの本は、書籍や雑誌の装幀画を数多く手がけた画家・金子國義が描いた美しい挿絵が不思議の国へと誘ってくれます。
マドレーヌ ✤ モードな絵本
マドレーヌを焼くにあたって一番重要なのが「型」。どれだけ上手に生地を作っても、焼きあがって型から外すときにボロボロになってしまっては台無しです。生地離れの良い型を使いましょう。
シンプルなフランスの焼菓子にはシンプルな切り絵で構成されたフランスの絵本を。
レーザーカッターによる緻密な切り絵で表現された月夜の森を動物たちと一緒に散歩しましょう。
パウンドケーキ ✤ ケーキにまつわる絵本
子供から大人まで笑顔になるふんわり美味しいパウンドケーキ。バターを泡立て器で空気を含ませながら白っぽくなるまで混ぜるのがふんわりと焼き上げるコツです。
叔母の家で食べたチョコレートケーキや9歳の誕生日のデコレーションケーキなどケーキにまつわる思い出のシーンを描いたイラストと料理研究家のレシピで構成された甘～い絵本。
呼んでいるうちにどんどん色んなお菓子を作りたくなってくるかも。食べ過ぎにはご注意を！
ショートブレッド ✤ 細長いモノの絵本
バターの香りが食欲をそそるスコットランド生まれのショートブレッド。紅茶との相性も抜群です。こちらのレシピは型がなくても作れるので、小腹が空いたときに気軽に作れますよ。
細長いショートブレッドみたいな胴長のダックスフント「ラルフ」が大活躍する可愛い絵本。食べているお菓子とラルフをシンクロさせながら読み進めてみて。
いたずらっ子でいつも家族を困らせているラルフですが、ある晩、その長い胴を駆使して……！ 大人が楽しめるスタイリッシュな絵本です。
アップルパイ ✤ 林檎の絵本
コトコト柔らかく煮込んだリンゴをたっぷり包んだアップルパイは見ているだけで幸せな気分に。焼いたときにベタッとならないよう、しっかり煮込んで水分を飛ばしてくださいね！
アップルパイと合わせるなら、ミッフィーでお馴染みのディック・ブルーナの林檎を主人公にしたキュートな絵本はいかがでしょう。
ミッフィーは登場しませんが、シンプルな色彩の組み合わせやモダンな描線はディック・ブルーナならでは。デザイン・ブックとしても楽しめます。
ガレット ✤ フランスの正統派絵本
たっぷりのバターでしっとりと風味豊かに焼き上げたフランスの厚焼きクッキー。フランスではとてもポピュラーなお菓子で、1度食べると病みつきになる美味しさですよ！
古き良きヨーロッパの広告イラストを正統的に受け継ぐフランスのイラストレーター、ジャン・ジュリアンが手がけた作品です。イラストだけでなく、犬のクッキーや紙細工で作った犬など、沢山の犬で構成されたユーモラスでウィットに富んだ1冊。
画像のようにガレットを犬型で作っても可愛いですね。でも食べるのが勿体なくなるかも？
いかがでしたか？
素朴な味わいで簡単につくれる焼菓子にお気に入りのものはありましたか。誰でも「これが定番」という味を持っていますよね。のんびりしたい冬の休日には、絵本を片手に好きなお菓子を頬張りながら、おうちであったかく過ごしましょう♪
寒い冬はやっぱりおうちでぬくぬく過ごしたいもの。そんなとき美味しい焼き菓子とその焼菓子にぴったりなほっこり絵本があれば完璧。定番の焼菓子を美味しく作れるレシピと、それぞれのお菓子に合う素敵な絵本をご紹介します。心も体も癒されて、充実した冬のおうち時間を過ごせますよ。