話題のふるさと納税、やってみたいですよね！
ふるさと納税をするには確定申告をしなければならず、ハードルが高いと感じている人も多いかもしれません。でも実は、お手軽な「ワンストップ特例制度」を使えば、確定申告が不要になるというのをご存知ですか？
ふるさと納税にはいくつかの決まり事があります。それらをしっかりと理解して、ふるさと納税をじっくり楽しんでみましょう。
知れば知るほどはまってしまう！ふるさと納税の魅力
素敵な返礼品がもらえる
ふるさと納税の魅力のひとつとして、忘れてはならないのが素敵な返礼品ですよね。日本各地の美味しいものや地域の名産品が、寄付へのお礼としていただけるなんて素晴らしいシステムですね。
税金の控除をうけられる
税金の控除は、ふるさと納税をする最大のメリットです。控除上限額内で寄附を行うことで、その合計寄附額から2,000円を引いた額について、所得税と住民税から控除（還付）を受けられます。
頑張ってほしい自治体を自ら選んで寄付できる
「ふるさと納税」という名前ですが、実際の故郷ではなくとも、日本各地、自分が応援したいと思う自治体を自分で選ぶことができます。しかも、控除上限額内であれば、複数の自治体に何度でも寄付をすることができるんです。
寄付金の使い道からも選んで寄付できる
寄付金をどのように自治体が使うかという観点からも、寄付する自治体を選ぶことができます。それぞれの地域で行われている寄付金の使い道を眺めているだけでも面白いものです。
ふるさと納税のシステムとは
ふるさと納税は、自治体へ寄付を行うと、控除上限額内の2,000円を越えるところについて、税金の控除を受けることができるという納税者にはメリットの大きなシステムで運用されています。
控除上限額は寄付者の家族構成や収入によっても異なります。ふるさと納税のサイトなどで、自分の控除上限額をシミュレーションすることができるところもあります。
税金の控除を受けるためには、確定申告をするか、ワンストップ特例制度の適用に関する申請が必要になります。
ワンストップ特例制度
ワンストップ特例制度を使うと1年間で5自治体まで寄付することができます。確定申告の場合と異なり、控除は住民税から全額控除されます。寄付の都度、申請書を郵送します。寄付回数が少ない人はこちらの手続きが簡単です。
ワンストップ特例制度の申請の締め切りは、1月10日必着です。年明けすぐと、かなり早いので12月に入ってからふるさと納税をする人は注意が必要です。
ワンストップ特例を使う場合は、マイナンバーの番号が必要になります。マイナンバーカードを持っていない場合は、マイナンバー通知の写しかマイナンバーが記載された住民票の写しで番号を申請します。
確定申告
自営業の方や医療費控除を受けるために確定申告をする人は、ワンストップ特例制度を使うことができません。
確定申告で書類を税務署に提出する場合は、寄附先は数に限りがなく、複数自治体に寄附が可能で、税金の控除も所得税と住民税からの控除となります。申告は一年に一度、まとめて3月15日までに行います。たくさんの自治体に寄付したい方や寄付回数の多い方はこちらの手続きが必要です。
一年の途中でワンストップ特例で申請していても、確定申告に切り替えることもできます。確定申告をするとワンストップ特例が無効になるので、寄付をしたすべての自治体の申請が必要になります。
ふるさと納税の注意点
「2,000円の負担だけでお金が戻ってくる」と勘違いしている人が多いのですが、確定申告をすると所得税分の控除分が還付金として戻り、残りは住民税分の控除分として翌年6月に決定する住民税から減額されているという状態になります。ワンストップ特例では、控除金額がすべて住民税からの減額となります。
ワンストップ特例と確定申告、どちらの手続きを行っても、結果的に控除額は同じになります。控除されるもとの税金が変わるのと、現金での還付なのか、税金からの減額なのかという点が異なるポイントです。所得税からの還付は指定の口座に振り込まれます。
複数の自治体に寄付をしても、1回ごとに2,000円を自己負担するわけではありません。年間の寄付総額に対して、2,000円が自己負担になります。
返礼品にはどんなものがあるの？
お肉
ブランド肉は還元率も高く、毎年、人気の返礼品のひとつになっています。すきやきやステーキといった牛肉はもちろんのこと、ボリュームのある豚肉やなかなか食べられない馬肉などをチョイスする人も多いんですよ。
魚介類
高級魚やいくら、鰻といった魚貝類も特別感があっておすすめです。冷凍や常温など、いろいろなタイプがあるので家族の暮らしに合わせて選んでみましょう。
お米
お米も人気の返礼品です。お米を送ってもらえる月を選べるものや、毎月、すこしずつ送ってもらうもの、玄米のまま送ってもらうものなど、いろいろなタイプがあります。「特A評価」のお米などは特に人気があります。
お酒
その土地ならではの地ビールも返礼品としていただきたいランキングにあがるアイテムです。いろいろな土地のビールやお酒を飲み比べることができるのもふるさと納税ならではですね。
果物
地域の名産の果物を旬の美味しい時期にいただくのもいいですね。高級品を少量送ってもらうほか、皮に傷がついてしまったといった訳あり品をたくさん送ってもらうというのも◎。スーパーで買う果物とは違う美味しさを感じられますよ。
和菓子
地域によって甘さやかたちの違いが楽しめるスイーツ。家族の人数が少ないときでも、おもてなしなどに使えるのでチョイスしてみるのもいいですね。
人気ブロガーさんたちもふるさと納税をやっています
ザラメの食感が美味しい長崎のカステラは、プレーン、チョコ、抹茶の三本セット。チョコのカステラはシックな色合いでほうじ茶ラテにもよく合います。
こちらは病院とお菓子屋さんが共同開発したという糖質低めのクッキーです。糖質オフダイエットに励んでいる人でも甘いものが食べたいときってありますよね。ラカントSを使っているので、自然の甘さを楽しめます。
こちらのお菓子がのせられているシックな焼桐のトレーもなんとふるさと納税の返礼品。使い込んでいくほどに味わいが出てくるトレーはお茶の時間をワンランクアップしてくれそう。
北海道十勝のアイスクリームはちょっぴり贅沢なおやつタイムを楽しみたいときにおすすめの返礼品です。ガラスのうつわに丁寧に盛りつければ、おもてなしにもぴったりです。
西伊豆のかつお節とかつお節削り器のセットです。やっぱり削りたてのかつお節の香りとお味は格別ですよね。普段は買うのをちょっぴりためらってしまうものでも、ふるさと納税の返礼品なら気軽にチョイスできますね。
北海道のいくらは小分けの冷凍になって送られてくるので、少しずつ使うのにも便利です。たまには贅沢いくら丼のお昼ご飯というのもいいものです。
はじめてのふるさと納税にもおすすめなのが、5,000円くらいの納税です。返礼品も量も多すぎず、手続きの進め方も分かるようになるのでいいですね。
佐藤錦という艶やかなさくらんぼは、贅沢な季節の果物です。こんなに立派なさくらんぼの箱を開けたら、思わず笑顔になってしまいますね。
来年こそふるさと納税にチャレンジしてみましょう！
一度、理解してしまえば、案外簡単にできるふるさと納税。日本全国、応援したい地域を見つけて納税してみると、もっともっと日本という国に興味が湧いてきますよ！来年こそ、ふるさと納税にチャレンジしてみてくださいね♪
ニュースなどでも取り上げられることが多い「ふるさと納税」。税金の控除という点だけではなく、ふるさとに貢献したり、お礼の品をもらえたりとメリットが多いんですよね！納税してもらう自治体も、歳入の増加や地域の活性化などを見込むことができ、WINWINの関係を築くことができる素晴らしい制度です。