ぎとぎと油汚れどう落とす?腰が重い換気扇の大掃除
年内最後の大仕事といえば、大掃除。お風呂のエプロン掃除、窓拭き、ワックスがけ…たまりにたまった汚れを落とし、家の中をきれいにして年を越したいものですよね。大掃除の中でも1番手をつけたくないのは、ぎとぎと油汚れがたまった換気扇ではないでしょうか。
換気扇を分解して中まで掃除したことがない…という人のために、換気扇の掃除の仕方を1から解説。がんこな油汚れの落とし方を知っておくと普段の掃除にも役立ちますよ。
換気扇を分解して中まで掃除したことがない…という人のために、換気扇の掃除の仕方を1から解説。がんこな油汚れの落とし方を知っておくと普段の掃除にも役立ちますよ。
わが家のレンジフードの種類は?
お掃除方法の前に、レンジフードの種類について説明します。種類によって部品や分解の仕方が変わってくるので、まずは自分のレンジフードのタイプを知ることから始めましょう。
レンジフード(ブーツ型)
出典:www.instagram.com(@gemini_natural)
▼前板の外し方
☑︎本体内部にある前板固定金具を内側に上げます。
☑︎コネクタのツメ部を押しながら引き抜きます。
☑︎前板の下部分を手前にひきながら外します。
レンジフード(スリム型)
ファンの種類
プロペラファン
▼プロペラファンの外し方
ファンの中央のスピンナーを時計回りに回して外します。
シロッコファン
▼シロッコファンの外し方
ファンの周りのベルマウス(環状の板)を、取付けネジを回して取り外します。
掃除を始める前にやっておく3つのこと
1 掃除の日を決める【半月前まで】
2 掃除アイテムを準備する【前日まで】
▼換気扇掃除に使うアイテム
・ゴム手袋
・雑巾
・バケツ/大きめゴミ袋
・食器用洗剤/重曹/セスキソーダ
・スポンジ/ブラシ
<汚れがひどい場合>
・スクレーパー/不要のポイントカード/割り箸
・新聞紙/養生シート
・雑巾
・バケツ/大きめゴミ袋
・食器用洗剤/重曹/セスキソーダ
・スポンジ/ブラシ
<汚れがひどい場合>
・スクレーパー/不要のポイントカード/割り箸
・新聞紙/養生シート
3 外せるパーツは外しておく【当日】
レンジフード本体の掃除方法
キッチンの換気扇に付いている汚れは、油が酸化した《酸性》の汚れです。さらにそこに空気中のほこりが絡まりぎとぎと油汚れと変化していきます。それではレンジフードの油汚れのレベル別に掃除の仕方を見ていきましょう!
油汚れレベル【低】食器用洗剤×お湯
石けんの原料は油とナトリウムですから、石けん分子の半分は油です。油汚れには油に溶ける部分がくっつきます。そしてナトリウム部分が水に溶けるので、水に溶かし込まれ汚れが落ちます。
油汚れレベル【中】重曹水×湿布
▼重曹水の作り方
< 用意するもの >
水(もしくは42℃前後のお湯)… 100ml
重曹 … 小さじ1
スプレーボトル
< 作り方 >
スプレーボトルに水を入れ、重曹を入れ、フタをしてよくふり混ぜたら完成。
※より清掃効果を高めたいときはお湯で溶かしてください。
重曹水の注意点!
油汚れレベル【高】道具で剥ぎ取る
レンジフード本体以外の掃除方法
お湯×食器用洗剤でつけおき
つけおきにセスキソーダ(アルカリウォッシュ)を使う注意点
スポンジやブラシで洗う
よくすすいで乾かす
油汚れにおすすめの洗剤&掃除アイテム
油汚れには、中性洗剤とアルカリ性の洗剤がベスト。汚れを落とすだけじゃなく、環境に優しい掃除ができれば、もっとすてきなことですよね。 環境に優しいクリーナー&アイテムを厳選して集めてみたので、掃除のアイテムを選ぶ際に参考にしてみてください。
Sonett(ソネット) ナチュラルウォッシュアップリキッド
ソーダサン ディッシュウォッシュリキッド
グリーンモーション エコキッチンクリーナー
THE Magic Water(ザ マジック ウォーター)
茶渋もしつこい油汚れもスッキリ! 太田さん家の手づくり洗剤
ボアレンジクロス
マジカルニットクリーナー
Marigold(マリーゴールド) グローブ
こまめな掃除で汚れをためない
レンジフードの《掃除マニュアル》いかがでしたか? 換気扇を分解したことがない人でも、手順を1度覚えてしまえば意外と簡単にできることが分かります。
汚れをためればためるほど掃除が大変になるので、整流板とフィルターは週に1回。ファンは1ヶ月に1回を目安に掃除をするように心がけましょう。
腰が重い油汚れのお掃除ですが、エコな洗剤とアイテムを使って計画的に実行しましょう。
汚れをためればためるほど掃除が大変になるので、整流板とフィルターは週に1回。ファンは1ヶ月に1回を目安に掃除をするように心がけましょう。
腰が重い油汚れのお掃除ですが、エコな洗剤とアイテムを使って計画的に実行しましょう。
ブーツ型はやや前面にフードが出ているのが特徴です。ブーツ型に付いている前板は取り外すことができるので、作業がしやすいよう大掃除の時は外しておきましょう。ちょっと難しそうと思うかもしれませんが、1度覚えてしまえば難しいものではないのでチャレンジしてみてくださいね。