洗剤によって異なる得意な汚れ
注目したいのはph
酸性 pH0~3未満
弱酸性 pH3~6未満
中性 pH6~8未満
弱アルカリ性 pH8~11未満
アルカリ性 pH11~14以下
おおまかなphの強さを比べるとこういう感じになります。過炭酸塩はいわゆる「酸素系漂白剤」の成分です。
それぞれのphが得意とする汚れ
洗剤が汚れを落とすのは“中和”の働きが基本となりますので、汚れと反対のphほど汚れ落ちがよくなります。
例えば、せっけんカスはアルカリ性の汚れなので酸性の洗剤やクエン酸だと汚れ落ちがよく、逆に、皮脂や油など酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤であるセスキや重曹、せっけんを使うとよく落ちます。
もう一つのポイントは界面活性作用
洗剤の得意技とおすすめの使い方
「重曹」の使い方のポイント
【クレンザーとして使う】
【アルカリ性の洗剤と合わせて】
【カーペットクリーナーとして】
「セスキ」の使い方のポイント
【手垢など、水拭きで物足りない場所に】
「とろとろせっけん」の使い方のポイント
「酸素系漂白剤」の使い方のポイント
「クエン酸」の使い方のポイント
「アルコール」の使い方のポイント
洗剤を賢く使ってお掃除を快適に
《記事中の画像はこちらからご提供いただきました》
洗剤は、洗浄する汚れに合わせてアルカリ性や酸性など「ph」(水溶液中の水素イオン濃度指数)が異なる成分で作られていて、酸とアルカリ、それぞれが得意とする汚れが異なります。まずは、ナチュラルクリーニング用の洗剤としてよく使用される物から見ていきましょう。