養生法(ようじょうほう)ってなんだろう？
「養生」とは、自分の身体の状態や生活環境を見つめて、セルフケアをしていくことです。疲れが抜けない、ダルさが取れないなど、なんとなく身体が不調な状態をケアすることは、病気を未然に防ぐことにも繋がります。
季節に合わせた養生のススメ
【養生法1】早寝早起きを心がけて、エネルギーを蓄えよう
早寝早起きの生活を心がけてみましょう。そうする事で、冬に向けてエネルギーを蓄えていくことができます。心地よく眠りにつける秋は、早寝早起きを始めるのにぴったりのシーズン。できるだけ早めに眠りにつき、一定の時間に起きることを習慣づけて生活を整えていきましょう。
早寝早起きを習慣にするためのコツ
《朝はアロマの力を借りてリフレッシュ》
アロマの香りを借りて、一日をスッキリ気持ちよくスタートさせましょう。朝の目覚めにおすすめの精油は、ローズマリーやスペアミントなど。爽やかな香りで眠気をさまして、早起きのリズムを作りましょう。
《夜はハーブティでリラックス》
「ジャーマンカモミール」や「オレンジフラワー」のハーブティーなら、穏やかでゆったりした気分に。ほっこり温まったら、早めにお布団に入って身体と心をお休みモードへ切り替えてあげましょう。
【養生法2】 乾燥する身体に潤いを与えてあげましょう
秋風とともに、乾燥が始まります。乾燥することで喉に不調が出たり、肌がカサカサ乾燥してきたり…。そんな身体の不調には、身体の内側から潤いを与えてくれる食材を積極的に取り入れるよう意識してみましょう。
「酸味」と「甘み」を同時に摂ると◎
【はちみつレモン】
秋は酸味と甘みを同時にとることで潤いある身体に導いてくれます。はちみつレモンなら酸味も甘みも両方がとれてバッチリです。作り置きしておけば、食べたい時にすぐに使えるのもいいですよね。
【きれいになる梨と白きくらげの薬膳ジュレ】
白い食材は、乾燥を防いで潤いを与えてくれる素材が多いと言われています。秋が旬の食材「梨」に「白きくらげ」をプラスした、白い食材のデザートレシピ。ぜひ作ってみてくださいね♪
【養生法3】気温差対策を万全にしておきましょう
秋は気温差に注意して過ごしましょう。日中は暖かいと感じても、夜になると急に涼しくなるのが秋の気候の特徴。そんな温度差にすぐに対応できるような準備をしていきましょう。身体を徐々に寒さに慣れさせていくことがとても大切です。
持っておきたい「＋1」アイテム
【カーディガン】
日中は長袖のシャツ一枚でOKでも、夜はグッと涼しく肌寒いなどの気温の変化による冷えに注意をしましょう。サッっと羽織れるカーディガンをカバンに入れておけば、シーンに合わせて冷え対策ができますね。
【ストール】
首元を暖めると体感温度が3度上がると言われています。ストールは冷えた身体を温めてくれる救世主です。できれば少し厚手のものを持っておくと良いでしょう。
【モヘアのレッグウォーマー】
レッグウォーマーなら、冷えを感じた時にでもすぐ履くことができて◎足元からの冷えには足首を温めてあげましょう。おしゃれなデザインのウォーマーなら、レギンスやタイツの上から重ねられるので、スタイリグを楽しみながら養生ができますね。
【養生法4】うっすら汗ばむくらいの運動を取り入れましょう
秋は冬への準備の季節。体力を消耗しないように秋の養生では汗をかきすぎる運動よりも、優しく身体を動かすことがおすすめです。ヨガやストレッチで身体を気持ちよく伸ばして、心も身体もリラックスさせてあげましょう。
自然の中で深呼吸をしながらゆっくりと散歩を楽しんでみてもよいでしょう。澄んだ空気が気持ちよくて、知らず知らずのうちにいつもより多く歩いているかもしれません。そんな無理のない、緩やかな運動が秋の養生にはおすすめです。
ヨガで気持ちよく身体をほぐそう
養生ライフを始めましょう♪
秋の養生法をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。季節に合わせて自分の身体をセルフケアしてあげることで、次の季節を心地よく元気に過ごすことができます。どれも簡単に始められることばかりですので、ぜひ今日からどれかヒトツでもいいので生活に取り入れてみてくださいね♪
今回は、これからの季節にぴったりの養生法を4つご紹介していきます。
季節に適した養生をしていくことで、次のシーズンをより心地よく過ごしていくことができますよ♪気軽にチャレンジできることばかりですので、ぜひひとつでも日々の中に取り入れてみてくださいね。