今、心に余白はありますか?
「毎日が予定でいっぱい。」「やるべきことが多すぎて1日があっという間。」そんな日々を長く過ごしていると、ふとした瞬間に気持ちが折れたり、心身ともに疲れてしまったりすることってありますよね。
心の「余白」とは、予定や考え方を詰め込みすぎず、常にゆとりを持っておくこと。「余裕」や「余力」と言い換えてもいいかもしれません。
やるべきことが、あれもこれも、と増えるほどに、本当に大切なものが埋もれてしまう。自分を見失わないためにも、心に「余白」は必要なんです。
自信が持てなくなったり、周りからの目が気になって仕方なくなったり、そういうネガティブな気持ちがわいてきたら、余白がなくなっている証拠。もし心当たりがあれば、今は少し気持ちをゆるめるタイミングなのではないでしょうか。
「余白」のある人ってどんな人?
人のことを気にし過ぎない
周りの意見を聞く耳がある
心に余白があるということは、他人の意見を取り入れる余裕があるともいえます。自分の意見と違うからといって否定せず、しっかり耳を傾けられるので、新しいアイディアを取り入れたり、問題を解決するのがとても上手。
周囲への気配りができる
仕事や家事に振り回されすぎていない
周りに頼るのが上手
自分の足りない部分を知っているからこそ、できそうにないことは、周りに頼りながらすすめていく。ひとりで「抱え込まない」という選択ができるのも、余白がある人の特徴です。
心に余白を持つための7つの習慣
1.既にあるものを大切にする
何かを詰め込んでしまうのは「足りない」「満たされない」という不安な気持ちがあるから。だけど上を見たらキリがありません。まずは自分が今持っているものに感謝し、大切にすることからはじめましょう。
2.他人と比べない
自分に自信がないと周りがみんな良く見えますが、誰にだって良い所もあれば、悪い所もあります。また人それぞれ役割やキャラクターが違うので、比べても意味がないことも多いもの。どうせ比べるなら、過去の自分、昨日の自分と比べてみませんか。
3.「やらない」という選択をする
4.笑顔を見せる
笑顔には、たとえそれが作り笑顔でも、気持ちを穏やかにして余裕を生み出す効果があります。イライラしたり、落ち込んだりしている時こそ、意識して笑顔を見せて。
5.身の周りを整える
6.睡眠をしっかりとる
忙しいと、ついおろそかになりがちな睡眠。ですが、しっかり眠ることで、結果的に仕事や家事がはかどることにつながります。多少無理をしてでも、睡眠時間はきちんと確保しましょう。
7.1日30分、自分の時間を作る
意識的に自分の時間を作るというのも有効です。自分が心からやりたいことや好きなことをすると、たとえ30分という短い時間でも、かなり気分転換できますよ。
予定も考え方も、ほどほどがちょうどいい
頑張ることはとても素敵なことです。ですが、それがずっと続くと心も身体も疲弊してしまいます。ここぞという時に力を出すためにも、普段はほどほどに。心に「余白」を持って、ゆとりのある暮らしを叶えてください。
どれだけ忙しくても明るく前向きで、自分を大切にしつつ人にも優しい。そんな素敵な人に共通するのが、心の「余白」です。自分と上手に付き合うためにも、日々をきちんと楽しむためにも、とっても大切な要素です。