なぜ悩むのか、その原因を探ろう
「人間関係」と聞くだけでなんとなく面倒なイメージがありますが、なぜ「人間関係」で悩んでしまうのかその原因を探ってみましょう。
人に合わせようとするから
自分の考えや好みとは違っていても、「みんながそうしているから」と合わせる。これは、自分を抑え込むと同時に、何か問題などが起こった時に他人を恨んでしまうことにも繋がりますね。
人と比べるから
職場やママ友などは、広い世界から見たらとても小さな"くくり"ですよね。それでも、その小さな"くくり"の中で「勝った・負けた」「自分の方が上」のような格付けが起こります。私たちはみんなそれぞれが特別な一人で、比べる必要なんてないのに…。
人の目が気になるから
「悪く思われたくない」「仲間外れにされたくない」「批判されたくない」など、常に他人の基準や周りからの評価を気にしていたのでは心が休まることはありません。自分基準でいられないことは、疲れにつながってしまいますよね。
ひとは誰でも完璧ではありません。良いところもあればそうではないところもあるでしょう。「いい人と思われたい」と願っても、完璧ではない私たちが、いくらか批判されるのは当たり前のことかもしれません。
"自分はどうしたいのか" 考えよう
人と同じような道を行くことは安心感がありますね。でも、どの道を選んだとしても多少の批判は当然だとしたら…?長くもあり短くもある人生の中で、周りを気にするのではなく、誰よりも自分に正直でいたいと思いませんか?
例えば職場でのランチ。みんなでワイワイ過ごすよりも1人静かに過ごしたい時だってありますよね。そもそも「みんなで」が苦手な人だっているでしょう。
あるいは仕事帰りの飲み会も、強制されるのはなかなか辛いもの。「みんなが行くから付き合わなくては」のような気持ちでは、始めから楽しめませんよね。
それならば、自分はどうしたいのか問いかけましょう。「1人でいたい、帰って好きなことをしたい」と思うなら、「人は人、自分は自分」と割り切ってその気持ちを大切にしませんか?
人の意見は「選り分けて」
もしかしたら、さまざまな声が聞こえてくるかもしれません。仕事をする上で必要な忠告や、背中を押してくれるメッセージは素直に受け取りましょう。自分にとって大切な人なら、無責任な発言などしないはず。やっかみや批判的な態度は、ただ聞き流せばいいのです。
「人は人、自分は自分」でいいんじゃない?
自分の気持ちを大切に出来るようになると、自分を疲れさせていたのは周りの人の目や束縛ではなく、「周りに合わせるべき」だと思い込んでいた自分の心だったことに気づくこともあるでしょう。
実際には何にも言われてないのに、「何か言われるかも」とか、始めから「仲間外れにされるだろうな」と思い込んでしまっていたのかもしれません。
思い込みを捨て、やりたい事や興味のあることは我慢せずに挑戦しましょう。考え方を変えると行動が変わります。その事が自分の可能性を大きく広げてくれるでしょう。
おわりに
「人は人、自分は自分」というのは、「自分だけを優先して他人のことを突き放す」という事ではありません。それぞれに大切にしたいものや優先したい事が違う、という事です。
自分の気持ちを大切にして、やりたい事を我慢しない。自由で自分らしく生きていくために、「人は人、自分は自分」でいきましょう!
職場やママ友、サークルなど、どんなところにも人が集まれば「人間関係」が生まれます。うまくやっていきたいと思う一方で、いろんな考えの人がいて悩みや揉め事が尽きないのも事実ですね。