でも、あまりにも「やるべきこと」ばかりで自分に余裕がないと、心も体も疲れイライラした気持ちにとらわれてしまうことも…。そんな状態では、毎日を苦しく感じてしまいますよね。
心の余裕はどうして大切なの?
仕事でも家庭においても、楽しさよりも義務感が勝っていると疲れがたまります。そこからくる余裕のなさは相手に対する優しさを奪ってしまいますね。
気遣いや労りがなく、些細なことでイライラする…そんな自分に自己嫌悪を感じてしまう場合さえあるでしょう。心の余裕は "余白" みたいなものです。
余白があるからこそ周りを見渡せたり新しい気づきがあるもの。仕事でも家庭においても、状況を見渡たしながら相手を気遣える、そんな自分でいたいと思いませんか?
自然には生まれない「心の余裕」
心の余裕を持ちたい、そう願っていれば自然と余裕が生まれるかというと…、難しいですよね。誰かがくれるものでもなく、自分で作らないと「余裕」はできないのです。
自分で作ろう「心の余裕」。試して欲しい5つの方法
1. 今を大切にする
常に成長していなくてはいけない、頑張らなくてはいけないと思い込み、自分を追い立ててはいませんか?休む暇もなく、常に全力で走らざるを得ない状況を自ら作ってはいませんか?
これでは精神的にも物理的にも追い詰められてしまいます。そんなに頑張り続けなくてもいいのです。近くにあるものに目もくれずに何かを追い求め続けるよりも、今あるものに感謝して大切にしましょう。
2. 曖昧さを許す
人の数だけいろんな考えがあります。そして、白か黒だけではありません。自分の考えに固執したり一つの価値観しか認められないとその矛盾や衝突に疲れてしまいますよね。
正解はひとつではないし、答えがない場合もあるかもしれません。いろんな考えや曖昧さを、納得はできなくても「そういう人もいるんだ」と受け入れるだけでラクになり、そこから余裕が生まれるでしょう。
3. 他人と比較をしない
人は誰もが平等ではありません。育つ環境や持って生まれたものなど、比べてもどうしようもないことが沢山あります。どんなに理不尽に感じても、仕方のないこと。違いがあることをまずは受け入れましょう。
そして、自分に無いものよりも持っているものに目を向けましょう。自分にできることや得意なことなど、与えられたことをどう活かすかが重要です。
4. 自分に正直になる
人の顔色をうかがってばかりだったり、期待に応えることばかり考えていると、自分は本当はどんな気持ちなのか、分からなくなってしまいます。分からないのになぜか苦しさを覚えるのは、違和感があるからでしょう。
悩むのはやめにしましょう。人の期待に応えるための人生ではなく、自分のための人生だからです。もっと自分の気持ちに正直に行動しましょう。
5. 自分を認める
自分には何にも無い、何もできないと思うことはありませんか?でも、何も無い人なんていませんよね。自分では気づいていないだけ、という場合が多くあるのではないでしょうか。
今のままじゃダメだ、もっと頑張れば変わるかも、なんて思うことはありません。 今のままの自分で十分、何も付け足さなくて良いのです。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
おわりに
なんとなく心に余裕がなくイライラしてしまう時、どんな気持ちでしょうか。特に頑張り屋さんの人、まじめな人はいつも頑張ろうとして気づかないうちに疲れてしまっているのかもしれません。周りだけでなく自分にもしっかり目を向けて、心に余裕のある毎日を送りたいですね。
忙しく働くこと、家庭での役割がたくさんあることは嬉しいことですね。忙しい合間を縫ってリラックスしたり休みを取ると、次へむかうためのエネルギーも生まれてきます。