整理収納で陥りがちなのが、「完璧にしなければならない」という考え方。お手本のような整理収納をマネしようとしても、人それぞれの生活は違うわけですから、そっくりそのまま当てはまらないのは当然です。それならば、もっと自由に、ゆるりと整理収納を楽しんでみませんか？今回はラベリングにスポットを当て、おしゃれで分かりやすいアイディアをご提案いたします！

いかにも事務用品というものが多いなか、こちらの「こはる」はオブジェのようなかわいらしさ。インテリアになじむたたずまいですから、そのまま飾っておいて、使いたいときにさっと手に取れるのが魅力です。手書き風のフォントやイラスト、北欧風デザインの専用テープなど、うれしい充実ぶり。操作もいたってシンプルで、機械が苦手という方でも安心して使えます。

Bluetooth接続ですべての操作がスマホからできるのが、「ピータッチ」の特徴です。専用アプリのガイダンスに従って、カテゴリやシーン、用途を選び、お気に入りのラベルデザインを見つけることができます。シンプルなデザインでスタイリッシュ、手のひらに乗るコンパクトなサイズ感も魅力です。

フォントの種類やサイズ、全体のバランスなど、仕上がりイメージを確認しながら操作できるのも「ピータッチ」の魅力。耐久性の高いラミネートテープは、キッチンやランドリーなど水まわりで重宝します。ほかにも光沢感のあるテープや布テープ、リボンテープなども充実しており、ラベル作りの可能性が広がりますね。

ごくシンプルな白いテープも、文字を枠で囲むだけでスタイリッシュなラベルに！文字数に関わらず枠のサイズを一定にすれば、収納ケースとラベルとのバランスが統一されます。

事務用品のイメージが気になる方には、淡いカラーリングのテープがおすすめ。グレーのテープに白文字の組み合わせなら、目にもやさしく、ソフトな印象でインテリアにもなじみます。

お子さんにも直感で分かる絵文字は、文字ばかりのラベリングが苦手な方にも取り入れやすい方法です。マスキングテープの上に透明のテープを重ねれば、色分けもできてバリエーションも広がります。

家電の取扱説明書や各種契約書など、何かと紙ものは増えがちですよね。そんなときに役立つのがファイリング。背表紙に縦書きでラベリングすれば、オフィスのように使いやすいファイリングの完成です。

プレゼントのラッピングや、グリーティングカードなど、ちょっと特別なときに使いたいのがゴールドのテープ。手作りのお菓子やジャムのパッケージにラベリングするのもいいですし、上質なボックスのラベリングにもぴったりです。

エンボシングテープライター「ダイモ」は、プラスチックのテープに手動で文字を打刻するもの。カチカチと打刻する力加減で、浮き出る文字がくっきりしたり、ちょっとぼやけたりするのが魅力です。素朴な雰囲気とデコボコの手触りに愛着がわきますね。

とにかく手軽に、かつおしゃれにラベリングしたい方には、市販されているステッカーを利用するのがおすすめ。ステッカーの分類に沿って整理収納を進めていけば、いつのまにか片付いてしまうというのも便利なポイントです。

海外のマルシェを彷彿とさせる「黒板テープ」は、チョークで文字を書くちょっと変わったマスキングテープ。黒板のように何度も書き直せるのがうれしいですね。ホタテの貝殻が原料のチョークなので、食品のラベリングに使っても安心です。

シール状のものを貼りたくない、ちょっとの間だけラベリングできればいい。そんなときには、ロール付箋を使ってみてはいかがでしょう。必要なだけ引き出してカットし、ささっと書くだけでOKです。

ラッピングに使うようなタグを、ラベリングとして使うのはいかがでしょう。ビジュアルを重視したい方におすすめなのが、こんなエンブレムをかたどったタグ。ラベルの内容は裏に書いておいて、ふだんはデザイン面を表にしておけば、いつだっておしゃれ。

シンプルなタグと紐のセットをストックしておき、手書きやスタンプ、マスキングテープでオリジナルのタグを作るのも、ラベリングを楽しむ方法の一つです。

ラベリングにスポットを当て、整理収納を楽しむ方法をご紹介しました。ラベリングは完璧にしなければならないものではありません。あくまでも分かりやすくするためのものです。それならばもっと自由に楽しめたほうがいいですよね。堅苦しく考えずに、メッセージカードを書いたり、ラッピングを工夫したりする感覚で、ラベリングを楽しんでみてくださいね。