「やりたいこと」が見つからない…
自分もそうありたいと思っても、そこまで没頭できるほど「やりたい」と思えるものがない、と思ったことはないでしょうか。どうしたらそこまで「好き」だと思えるものに出会えるのか不思議に感じる方も多いですよね。
どうして見つからないんだろう。
ネットのおかげで自分が深く体験しなくとも、なんとなく疑似体験できるようになりました。色んなことが簡単にわかるようになった反面、やった気になってしまうことも増えたような気がします。
一生懸命努力したり続けていく中での気づきが面白さを連れてくるのだとしたら、疑問を感じたり模索することが足りないがために、これが私の「やりたいこと」と思うに至らないのかもしれません。
「やりたいこと」は人生をかけなくても、良い。
もう一つ、「やりたいこと」というのは人生をかけて、全てを投げ打ってでも「やりたいこと」である、そんな風に思っていないでしょうか。
そこまでの覚悟が必要なほどの「やりたいこと」を見つけるのは、とても大変です。「やりたいこと」とは、そこまで大きなものである必要はないのです。
「やりたいこと」は毎日を輝かせるためのもの。
仕事や家事など日々の暮らしの中に「やりたいこと」があるだけで気持ちが違います。毎日にプラスαと捉えれば、自分の本当に「やりたいこと」をもっと気軽に見つけられそうな気がしませんか?
「やりたいこと」を見つけるための3ステップ
1 興味のあることを探す・絞る
「やりたいこと」が見つからないならば、まずは興味のあることにトライしてみましょう。今までやってみたいと思いつつ始められなかったもの、興味はあるものの躊躇していたものはなんでしょうか。出来るか出来ないか悩む前にまずは探したり一つに絞るところから始めてみましょう。
2 自分の「その先」を思い描く
過去に色んなことをやってはみたものの、結局何も続かないままいつの間にか辞めてしまったという経験のある人もいるかもしれません。そこから、何をやっても続かない、と思い込んではいませんか?
「やりたいこと」を見つけるために、興味のあることにどんどんトライするのは必要なことです。でも、トライしてみるだけでなくその結果にまで思いを馳せてみてください。その道を極めて店を持ちたい、人に教えられるようになりたい、仕事にしたいなど、理想像を思い描くのです。
3 方法と筋道を具体的に考え実践する
次に、思い描く自分になるためにどんなことが必要で具体的な方法は何か、考えます。短いスパンで区切りながら計画を立て、実践しましょう。それに沿って努力を続けることが出来るなら、それは思い描いた結果が欲しいということ。無理なく自然とやれているのなら、それはきっと「やりたいこと」なのです。
ストレスを感じたり苦痛になる、意味を感じなくなるなど、筋道に沿って努力することが出来ないのなら、それは「やりたいこと」ではないということです。これは違うと自分で気づくことも大切なことですね。
「やりたいこと」をみつけて輝ける毎日を。
本当に「やりたいこと」はこれ、と胸を張って言える人はとても素敵です。悩まなくともそれに出会い、努力できる人はとても運がいいのかもしれません。でも、今「やりたいこと」が何かわからないからといって悩む必要はありません。
何にも興味が持てない、何をしても続かないのではなく、自分がやりたいと思うことにまだ出会えていないだけだからです。たくさんの選択肢や周りからの意見があることでしょう。でも一度きりの自分の人生、やってみたいと思ったことにはどんどん挑戦したいですよね。
失敗があるとしたらそれは、思い描いたところまで行く前にあきらめてしまうこと。これだと思ったらどんなに時間がかかっても、自分が思い描く場所に向かって努力し続けたいですね。
おわりに
過程を楽しむということは、考えたり試行錯誤することをも楽しむということです。もしかしたら楽しいことばかりではないのかもしれません。でも、興味のあるものを探し、さらにその先を想像することは自分の人生を輝かせるような気がしませんか?ゆっくりとでも自分の「やりたいこと」が見つかったら嬉しいですね。
一途に何かに向かって努力をする姿はとても素敵ですよね。小さいことからの夢であったり大人になってから出会った夢中になれるものなど、向かう先は人それぞれですが、みんな一様に輝いて見えるものです。