ぱっと目を引く【ワンプレートごはん】を楽しみませんか♪
***真似したい!カンタン魅せ方テクニック***
赤・黄・緑の3色を取り入れる
まずは、バランスのとれた配色の基本から。赤・黄・緑の3色を取り入れてみましょう。
トマトやチェリーの赤、葉物やオクラ、ブロッコリーなどの緑、そして卵やオレンジ、ヤングコーンの黄色。どれも手間をかけずそのまま食べられるものばかり。もうひとつ色を加えたいときのために、ストックしておきたい素材ですね。
常備菜として「キャロットラペ」や「紫玉ねぎのマリネ」といった鮮やかなものが常に冷蔵庫にあるとよいでしょう。彩りを加える副菜として、なにかと重宝しますよ。
休みの日にたくさん作ってストックしておけるのがいいですよね♪ちなみに鮮やかな赤や黄色は、ぱっと目を引くので、盛りつけるボリュームは少なめで、十分です。
お皿の上に、カップや小皿をのせて「リズム」を出す
スープやヨーグルトを、カップや小皿などの小さい器に盛って、お皿の上に重ねてのせる。そうすると高低差が出ることでリズム感が生まれ、目にも楽しい盛りつけになりますよ。
こちらはマットなグレーのプレートに、同じくグレーのカップを重ねたワンプレートごはん。同色でまとめると統一感がでて、カフェのようにおしゃれですね♪
また、その器の色を、お皿とは全く異なる色にすれば、さらにコントラストがきれいな一皿になります♪
お皿にのせる器に、あえて異素材の、ガラス製をチョイスするのもおすすめです。
こちらの写真のお皿にのっているのは、ガラス製×ココットという、異素材同士の組み合わせ。透明感があって、清々しい気持ちになれるプレートですね。イングリッシュマフィンに目玉焼き、ポタージュとヨーグルト…シンプルなメニューでもワンプレートにまとめれば、気分が上がる朝食の出来上がり♪
「まる」を上手に使いこなす
真上から写真を撮りたくなるような、きれいなワンプレートごはんのコツ。それは…いろんな「まる」を取り入れること。かわいらしく、楽しい盛りつけになりますよ。
こちらは、メインのベーグル+ちょっとずつの副菜という組み合わせ。よくよく見ると、まるいベーグルに、輪切りのゆで卵、断面を見せるようにカットしたトマト、小さなブルーベリーの粒など、「まる」が盛りだくさん!一見手が込んでいそうですが、ちょっと切り方を変えたり、並べ方を工夫するだけで、遊び心のある一皿になります。
こちらは、ごはんのワンプレート。まるいハンバーグをメインに、まるい形のごはんが添えられています。蓮根やプチトマトなども、まる◎。大小様々なまるが楽しい、子どもも大人もワクワクするようなワンプレートですね。
ちなみに塩サバの和食プレートも、「まる」の盛り付けを実践すると、こんなにおしゃれ。
輪切りにしたさつまいもや茄子の「まる」を、ごはんのまわりに添えて、そしてご飯の上の目玉焼きも、まる◎。陶器の赤みのある色みも相まって、おしゃれなデリ風に見えますね。
「美しいふち」のある皿を使う
ふちがせりあがっている「リム皿」は、ワンプレートごはんにぴったりなアイテム。なかでも、ふち(リム)にデザインをあしらったものを使えば、なにも意図せずに料理を盛ってみても、絵のように美しい一皿ができあがりますよ。
こちらは、面を削る“しのぎ”が美しいリム皿。シンプルな食材でも格好よく決まっています*
ふちに絵柄が入ったお皿もまた、カンタンな盛り付けを美しく見せてくれます。ちょっとした残りものや常備菜など、特別なものはなくても、好きなイラストや柄が描かれたお皿にのせれば、ちょっとしたご馳走に♪
こちらは石川県の窯元「九谷青窯」さんのお皿。まわりに描かれた葉っぱが、盛られた料理を囲む、やさしい雰囲気の一枚です。実は真ん中に、小さな蝶が三羽いますよ*
「黒い器」を使って、引き締まった印象をつくる
食材の彩度が低くても、盛り付けにこだわらなくても、料理をクールに、引き締めて見せてくれるのが「黒い器」です。一枚持っておくと、なにかと使い勝手がよいですよ。
このようにモノトーンで使いこなせば、すべてプロがつくる一品料理のような格好よさ!
一つのお皿に、上手に盛り付けられた「ワンプレートごはん」。上から撮った写真は、なんとも華やか*。カフェで出されるご飯のようで、とっても食欲を誘いますよね。
ぜひあなたのお家でも、ぱっと目を引く「ワンプレートごはん」を楽しんでみませんか?