花粉の侵入を防ぐ生活雑貨
スギやヒノキの花粉が飛散する春に多い花粉症ですが、最近は夏のイネ科や秋のブタクサなどにも反応して症状がでる方も多くなってきたそう。
長期に渡って注意が必要な花粉症、最近は生活雑貨でも花粉症の辛い症状を少しでも和らげてくれる、花粉症対策アイテムが充実してきました。
花粉の時期のお掃除テクニック&アイテム
外での花粉対策も大切ですが、花粉の季節はおうちの中もキレイにしておくことも大切です。
花粉対策にはマスクやお薬などいろいろありますが、室内に侵入した花粉は狭い空間の中で濃度の高い花粉をつくり、症状を悪化させます。ですから、いちばん大切なのは、室内のお掃除なのです。
でも、むやみやたらにお掃除をして花粉を舞い上がらせるのはNG。とくにいきなり掃除機をかけてしまうと、掃除機から出る風で花粉が空気中に舞い上がってしまうので注意が必要です。
床に落ちた花粉は、拭き掃除で取り除くのが効果的。いきなり掃除機をかけると床に落ちている花粉が舞い上がってしまうので、拭き掃除の後にしましょう。
まずは、部屋の花粉を床に落とすことから始めると◎。加湿器がある方は加湿器を使って部屋の湿度をあげると、湿気を吸った花粉が重みを増し、ホコリと一緒に自然と床に落ちます。
部屋の湿度を上げることによって、花粉を床に落とすということを試してみて下さい。湿気を吸った花粉はその分重みを増すため、ホコリと一緒に自然と床に落ちてきます。湿度コントロールは、呼吸器や粘膜の保護のためにも有効ですので、花粉症シーズンも是非部屋の湿度には「少し高め」に気を配っていきましょう。
花粉が床に落ちたら、モップや雑巾など拭き掃除でおうちの花粉をしっかりと除去します。
出入りが多い玄関や、開け閉めする窓付近はとくに念入りにお掃除すると良いでしょう。また、窓を開けての換気は日中は避けて朝と夜にするほうが花粉があまり入らずに済みます。
部屋の換気は、花粉の飛散が多い日中はできるだけ避け、朝や夜に行うようにすると効果的です。窓を開けるときは、全開にせずに、網戸やレースのカーテンを閉めることで、花粉の侵入を減らしましょう。
おうちの花粉をクリーニングする生活雑貨
MQ・Duotex プレミアムモップセット
花粉を床に落としたら、しっかり除去することが大事。そこでおすすめの床掃除アイテムがこちら、スウェーデンのMicro System社が開発した「MQ・Duotex プレミアムモップ」。
スウェーデンのビジネス情報誌【Veckans Affarer】 が毎年、その年に活躍した企業を成長性、利益性、安定性など多角的に審査して選ぶ「スウェーデン スーパーカンパニー」。
今年2017は、約40万社あるスウェーデン企業の中から、641社がスーパーカンパニーとして選出され、そのうちの1社がMQ・Duotexのメーカー、Micro System社でした。
環境先進国であるスウェーデンで誕生し、水だけで菌や汚れを落としてくれるマイクロファイバークロス付きのモップはプロの清掃業界も使用している優れもの。
花粉対策として、外に面している窓や網戸の掃除がとくに大切。MQ・Duotex プレミアムモップは床だけでなく、窓や網戸にも使用できてとっても便利。小柄な女性でも気軽に使うことができます。花粉の時期だけでなく、結露が気になる時期にも活躍してくれるので重宝しそう。
結露が気になる窓掃除も、手を濡らすことなく掃除ができます。特に高い位置にある窓拭きは、椅子に乗らずにお掃除できて、とっても簡単。ヘッドも前後左右に動くので、スムーズな使い心地です。
お掃除の後、花粉がついたままのクロスは気になりますよね。ところがこちらのモップなら、取り外しも簡単で、クロスの先端を両足で踏みながらハンドルを持ち上げるだけでクロスをホルダーからはずせるので、汚れた面を触ることなくそのまま洗濯ができて衛生面もバッチリ。
汚れたクロスは、大きな誇りやゴミを取り除き、洗濯機へ。元々業務用の清掃アイテムとして販売されていたことから、500回の洗濯保証が付いています。もう汚れた雑巾を、バケツの中でゴシゴシ手洗いする必要はありません。
MQ・Duotex
上記のMQ・Duotex プレミアムモップと同じスウェーデンのMicro System社の「MQ・Duotex ニットクロス」も拭き掃除に役立ってくれます。
ニット製品の特徴は編み目があることで吸着面積が広く、凹凸により、凸凹の表面の汚れをかきとってくれます。なので少しの水をクロスにスプレーすればカーペットはもとより、和室の畳の細かい目に入った花粉もしっかりお掃除出来ます。
花粉の侵入を防ぐ生活雑貨
MQ・Duotex マルチグローブ
花粉対策として、おうちに花粉をなるべく入れないことも大切。玄関前で洋服や帽子についた花粉をかき取り、侵入を防いでくれる便利なアイテムがこちら、お掃除アイテムで紹介したMQ・Duotex プレミアムモップやニットクロスと同じスウェーデンのMicro System社の、手袋タイプのMQマルチグローブです。
またこちらはお掃除アイテムとしても優秀。手にはめたまま、手袋感覚でお掃除ができるので、細かい所からデコボコした所のお掃除も楽々。しっかり汚れや花粉を落とせます。
ニットとテックスが裏表の手袋タイプで便利です。手がすっぽり収まってつかむ、握るが自在、拭きにくい蛇口、受話器、ドアノブ、置物、思いのままに動く手指を使い、なでる感覚できれいにします。
ピカッと仕上げるにはテックス面で磨き上げ。クルクルっとグローブを反転させて場所や用途に応じて使い分け、お掃除効率が格段にUP!
かなや刷子の服ブラシ
同じく、洋服についた花粉を落とす便利なブラシ。こちらは、1914年に東京の下町浅草で大内刷子店として創業し、100年以上にわたりブラシを製造している老舗の「かなや刷子」の天然毛のブラシです。
二段植毛で毛先を生かした、やわらかなブラシなので、着物やカシミヤなどのデリケートな生地も傷つけずに使用できます。卒業、入学、歓送迎会などの行事と重なる花粉の季節。スタイリッシュに決めた際も、安心して使用できて◎。
ハンドバッグサイズ ウールケア 洋服ブラシ
1777年にイギリスで創業した老舗のブラシメーカー「G.B.KENT(ジービーケント)」のブラシは、おうちだけじゃなく、普段から持ち歩きたいという方におすすめ。ハンドバッグサイズの洋服ブラシなので、持ち歩きに便利。
世界クラスの技術と品質を保持し続け、妥協無い製品は、自然素材を使用し、環境不可のない、長く愛用できるものづくりから生まれている製品は、素材を、中国・インドで放牧されている猪から採集される太くて長い毛を使用しています。その素材は、油分が豊富で弾力性に富んでいるため、ヘアブラシや洋服ブラシ、歯ブラシに最適と言われ昔から使われてきています。
英国王室御用達の老舗メーカーが作るブラシは、しっかりとした硬めの天然の豚毛ブラシなのでジャケットやウール、スエードなどにも使え、しかもブラッシングを繰り返しても生地を傷めにくく、静電気が起こりにくいことも特徴です。
製品は、毛先をランダムにし、埃を取りやすくしているのもG.B.KENT(ジービーケント)のこだわりで、一生使える製品として高く評価されています。
また、ナイロンなどの化学繊維は一切混合せず、英国森林委員会、オランダ森林協会から認定を受けた森林からの素材調達、伐採後は植林して自然保護に務める活動をしているのもG.B.KENT(ジービーケント)ならでは。
ハーバルバーム
外出の際に、花粉が鼻に入るのを防ぎたい方、マスク以外にも、鼻孔の周りに塗るバームはいかがでしょうか。こちらイギリスで英国土壌協会（ソイルアソシエーション）の認定を取得しているHerbfarmacy(ハーブファーマシー)のハーバルバームは、肌への吸収が良いので、たくさん塗っても負担がないのが特徴のオーガニックバームです。
Herbfarmacy(ハーブファーマシー)のバームは、あらゆる人のいろんな用途に応えてくれます。人々のために役立つようにとの想いが込められた製品で、様々なトラブルに対応するいつも身近に置いて置きたいアイテムということで、「植物の薬箱」と呼ばれています。またバームに関しては、これまでのバームの概念を覆すほどで「バームの芸術」と賞賛されています。
高品質なオーガニックハーブを使用し、植物油にハーブ付け込んで作っているので、沁み出たエキスにより使い心地ちもクリームのようになめらかで、しかも肌に負担をかけないオーガニックバームなので老若男女、幅広く使えるのも◎。
A2 Care スプレータイプ
花粉やダストなどのアレルゲン対策に良さそうと、注目を集めているA2 Care。
このA2 Care、なんと花粉やダニなどのアレルゲンにも効果があるらしい。花粉などのアレルゲンはその粒子のイガイガが粘膜に着いてかゆみや鼻水が出るそうで、そのイガイガを変形させて無害化する効果があるという。
安全性が高くアルコールフリーのスプレーは、肌に付いても大丈夫なので、帰宅後に洋服の花粉を落としてからスプレーしたり、おうちのリネンなどにもスプレーしておくと◎。また、外出前にマスクにかけておくとより安心して花粉の時期にお出かけできるかも。
ハイドロ銀チタンⓇ 花粉・ハウスダスト用 バスタオル
花粉症の方におすすめのタオルがこちら、花粉のタンパク質を分解してくれるハイドロ銀チタンのタオルです。
大阪のタオルメーカーのJOGAN（成願）が、DR.C医薬株式会社とタッグを組んで作った花粉＆ハウスダスト対策タオルは、DR.C医薬独自のクリーン技術により、花粉やハウスダストなどのタンパク質を分解し、水に変えてくれる効果があると言われています。
DR.C医薬は感染症・アレルギー疾患治療薬開発を専門とする創薬会社。医師が考えたハイロド銀チタン®[Hyd[AgTiQ2]テクノロジーという独自のクリーン技術を持ち、さまざまな企業とこの技術を使った製品を共同開発しています。ハイロド銀チタン®とは光触媒を進化させた、光がなくても作用するハイブリッド触媒で、花粉やハウスダスト、カビやニオイの元になる菌の栄養源であるタンパク質を分解して水に変えるとされています。
おわりに
多くの人が悩まされている花粉症。春だけでなく夏や秋の花粉にも反応することもあり、長期間、花粉対策に追われる方も多いとか。少しでも辛い時期を乗り切るために、花粉対策の生活雑貨アイテムを活用してみてはいかがでしょうか。こちらで紹介したアイテムに興味を持たれた方はリンク先を訪れてみてください。その便利さに、辛い花粉症がこれまでより楽になるかもしれませんよ。
花粉症は、スギやヒノキなどの特定の花粉が鼻、のど、目の粘膜などについた際、アレルギー反応が起こり、くしゃみや鼻水、鼻づまり、さらに目のかゆみといった症状を起こすことで、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。