疲労感やイライラ、気分の沈み込みなど、小さな「不調」の症状は30代の女性に多く見られると言われています。これらの「不調」に対して、病院に行くなど具体的な対策を取っていますか?とらえどころがなさすぎて、そのままにしているという方が多いのではないでしょうか。
「不調」は小さくともツライもの。
痛みがあるわけでもなく「なんとなく調子が出ない」だけでは、具体的な対策を取りにくいものです。さらに、30代女性というのは仕事に家庭に子育てにと、何かと忙しい年代です。お金を完全に自分の自由にできる、という方も少ないのではないでしょうか。
日々の生活の中に、簡単に取り入れられるような不調の解消方法を試してみることで、疲労感や沈み込み感のない軽やかな毎日を過ごせたら嬉しいですよね。
「小さな不調」の原因は?
女性の30代というのは、忙しい時期であるうえに基礎代謝が落ち始め今までと同じことをしていては疲れが解消できない頃でもあります。またこの頃に、ホルモンバランスの乱れも起こり始めます。
心は若くとも、現実的には体に大きな変化が起こる時期です。日々の忙しさの中で、体の変化に気づかずにそのままにしておくと「小さな不調」として現れてきてしまいます。
また、ホルモンバランスの変化など避けることのできない体の変化の他に、ルーティンのように決まった毎日を過ごしていることも不調を引き起こす原因の1つと言われています。
小さな不調はどうしたら解消できる?
「小さな不調」を無くすには、心身ともにリフレッシュすることが効果的。不調を感じたら旅行など非日常を楽しめれば良いのですが、現実的にはなかなか難しいものです。
そこで、毎日の生活の中で意識的に「新しいことや普段と違うこと」を取り入れてみましょう。気持ちが一新されリフレッシュすることができます。また、短くても1人の時間を持ち、それを充実させることも不調の解消につながります。
毎日でも試してみたいプチリフレッシュ
曲がったことのない角を曲がってみる、それだけで気分がワクワクしたという経験はありませんか?道を変えるという簡単なことでも新しい風景に出会うことは大きなリフレッシュになります。
いつもと違う入浴剤を使ったりキャンドルを置くなどして、入浴している時間を自分のものにしましょう。単に体を綺麗にして温めるだけでなく、心を緩めることが大切です。
一時でも日常を忘れることは気持ちのリフレッシュに効果的。それには映画や読書が大いに役立ちます。たとえ短い時間でも新しい映像や文章に触れましょう。
休みの日には非日常でリフレッシュ
美術館や神社など、お休みの日は普段行くことのない場所へ足を向けましょう。建築物が生み出す空間の美しさや静けさ、ゆっくりとした時の流れを感じると、心身ともに安らぎます。
不調だからと言って部屋にこもるのではなく、体を動かしましょう。川のほとりや緑あふれる公園の中など自然を感じながらのウォーキングやサイクリングは心も体も軽くしてくれます。無理せず自分のペースで行うことも大事です。
自分へのご褒美も立派なリフレッシュ
体や心に重さを感じたら、物理的に減らしてみましょう。髪を切ったり爪を整えると気持ちも新たになりますね。美容師さんとの会話もリフレッシュにつながりそうです。
普段頑張っている自分へご褒美のお買い物、お店を覗いている時間も楽しいものですよね。頑張るだけではやはり続かないもの、どこかでご褒美をあげることは必要ですね。
美味しいものは、体にも心にも元気をくれます。外食はもちろん、テイクアウトは作ったり片付けるなどの手間も減ることからささやかながら心が弾みますよね。
また、普段会えない友達と笑ったりおしゃべりしながらの食事なら、リフレッシュ効果がさらに期待できそうです。
おわりに
多くの女性が抱えがちな「小さな不調」ですが、そのことで頭を悩ませるよりも体を動かしたり好きなものに囲まれてみるなど、具体的な行動に移してみましょう。
リフレッシュというと、なにか特別なことと思いがちですが、小さなことでも大丈夫。新しいことに興味を持ったり自分を大切にしようという気持ちが、不調をも吹き飛ばすほどの力を生み出してくれそうです。
毎朝気持ちよく起きて颯爽と動き出したいと思っていても…なんとなく体が重い、気分が晴れないなどとらえどころのない「不調」に悩まされてはいませんか?