快適な睡眠へ誘う寝具とは
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
現代人に多いとされる首の状態、“ストレートネック”について知ろう
スマホやタブレットを見る時間が増えたことで最近増加していると言われるのが「ストレートネック」という状態。正常な頚椎(頭を支える首の骨)はS字カーブを描いていますが、うつむいて下向きの角度を続けていると、このカーブが徐々に失われていきます。頭の重量を受け止めていたカーブが失われることで首・肩や背中への負担が増え、肩こりや頭痛などに繋がっていくとのこと。
症状が辛い場合には整体や病院にかかることをお勧めします。
スマホ症候群
スマートフォンの普及で「ストレートネック」にともなう症状(首の痛みや肩こり、ひどい場合は、めまいや吐き気)を訴える女性が増えている。正常な首の骨は、重い頭を支えるために、前方向きに彎曲しているが、「ストレートネック」は、姿勢の崩れや慢性的な疲労により、カーブは失われ、まっすぐになってしまう。斜視等。
首・肩に負担の少ない枕を選ぶポイント
自分にぴったりの枕の形状をチェック!
大まかな傾向として、肩ががっしりされている方や大柄な方は背中の厚みをフォローしてくれる高めの枕を好まれることが多く、逆に痩せ型の方や首が長めの方は比較的低めの枕を好む傾向があるそう。筆者(平均身長・痩せ型・デスクワークの仕事)は高めの枕を愛用していたのですが、肩こりを機に低めの低反発枕に変えたところ肩まわりが楽になりました。
上記はあくまでの傾向であり、大柄な方でも枕は低めがしっくりくるという方、痩せ型だけれど枕は高くして寝たいという方ももちろんいらっしゃいます。実際に試してみてご自身の寝心地を確認してみるのが一番でしょう。
自分の好みはある程度重要視したいところですが、やはり高すぎる枕、低すぎる枕は、肩や首への負担も大きくなります。
すぐにできる枕の高さ調節法として、タオルを使った方法があります。ストレートネックで悩んでいる方は、気軽にできるこちらの方法で様子をみるのも良いでしょう。
今ある枕にタオルをのせたり(もしくは敷いてみたり)、枕の手前の肩のあたりに折りたたんだタオルを適宜敷いてみたりするとどのくらいの高さの枕が自分に一番フィットするか、気軽に試すことができます。何日か試してみて快適な睡眠がとれる枕を探してみてくださいね。
逆に枕を低くしたい場合は、タオルを折りたたんだものを枕代わりに使ってみると良いでしょう。
選ぶなら、寝ている間の環境を快適にサポートしてくれる寝具がおすすめです。「寝返りがしやすいこと」、「体温や湿度が好ましい状態を保てること」、「重さや硬さ、手触りが適切なこと」が求められます。個人の好みも影響しますが、汗をだらだらかいてしまう寝室環境や重すぎる掛け布団などは睡眠を妨げることがあるでしょう。
この記事では寝具に使われる素材や仕立ての工夫などをまとめてみました。ご自身のスタイルにあったものを探してみてくださいね。