布団は『子育て世代の味方』です
出典:unsplash.com
日々成長していく子ども。その変化は目まぐるしいものです。「夜泣きが終わったと思ったら再開した」「保育園に行きだしたら頻繁に体調を崩すようになった」「一人で寝られるようになったと思ったらまた添い寝が必要になった」など、思っていたよりスムーズにいかないことも多いのでは?
嬉しいけど頭を抱えることもある、そんな子どもの成長に寄り添ってくれるのが、布団だと思います。布団が楽にしてくれることはたくさんあります。そんな布団を味方につけることで、少しだけ肩の力を抜くことができるかもしれませんよ。
嬉しいけど頭を抱えることもある、そんな子どもの成長に寄り添ってくれるのが、布団だと思います。布団が楽にしてくれることはたくさんあります。そんな布団を味方につけることで、少しだけ肩の力を抜くことができるかもしれませんよ。
『布団』がベッドより楽な理由6選
1.落ちる心配がない
ベッドで添い寝していて、ヒヤッとした経験はありませんか?寝返りができるようになった子どもは、思わぬタイミングでベッドから落ちてしまうことも。その点布団なら、どれだけ転がっても布団からはみ出すだけで済みますよ。ただでさえ貴重な睡眠時間。できるだけリラックスした気持ちで過ごしたいものですね。
2.子どもの寝相に悩まされない
出典:unsplash.com
身体が大きくなるにつれて気になり出す“子どもの寝相”。夜中に何度も起こされるせいで、隣に寝るのが憂鬱になることもあるでしょう。一番簡単な解決策は、1サイズ大きな布団に買い直すこと。スペースが広くなる分、起こされる確率はグッと下がりますし、子どもものびのびと眠ることができますよ。
3.人数の変化に対応できる
出典:unsplash.com
新しい家族を迎える場面でも、布団なら柔軟な対応ができます。赤ちゃんと二人だけの寝室をつくるときは、大人の布団を移動するだけでOK。また、添い寝をするのも比較的簡単ですし、ベビーベッドの場合も、そのすぐ横に布団を敷くことができます。
4.畳むとフリースペースができる
布団の一番の魅力と言ってもいいのが、畳めることです。さらに布団を収納するスペースがあれば、その部屋はもはや寝室ではなくなります。日中は、子どもが遊ぶスペースや、洗濯物を畳むスペースとして使うのもいいでしょう。部屋がもう1つあるようなお得感は、かなり魅力的です。
5.別の部屋への移動が簡単
出典:unsplash.com
家族が体調をくずしてしまったとき、それが人にうつるものであれば、なるべく個室で看病したいもの。布団だと、普段は寝室としてつかっていないお部屋にサッと移動するだけで、看病専用のお部屋をつくることができますよ。おだやかな気持ちではいられないときでも、布団は心強い味方になってくれるのです。
6.引越すときも簡単
出典:unsplash.com
引っ越しのときにも、布団は楽をさせてくれます。搬入経路や搬入口の心配がいらないうえに、引越し後は段ボールから布団を出すだけで、それまでと同じ環境で寝ることができるんです。そして家具が1つないぶん、金銭的な負担が軽くなることも。
面倒じゃない!布団のお手入れ方法
毎日畳むのが基本
畳であれフローリングであれ、布団は毎日畳みましょう。布団と接地面の間にある湿気を飛ばして、カビが生えないようにするためです。今の布団は軽いものがほとんどなので、さほど大変ではないでしょう。むしろ軽い運動になって、心地良いと感じる方もいるかもしれません。
風を通す工夫をする
布団をつかったあとは、通気性を良くして湿気を飛ばすことが大切です。畳んだ布団の間にプラスチック製の小さなカゴをいくつかはさんだり、壁に立てかけられる布団は畳まずに壁に立てかけるのもおすすめ。少しでも通気性が良くなる工夫をしてみましょう。
定期的にスペシャルケアを
毎日畳んだり、風通しを良くするだけでは充分なケアができているとは言えません。定期的に、布団乾燥機をつかってしっかりと乾かすことが大切です。天日干しもいいのですが、布団乾燥機のほうがムラなくしっかりと乾かすことができます。乾かしたあとは、掃除機をゆっくりとかければダニ対策もできますよ。
何が正解?布団の収納法
クローゼットや押し入れにしまう
出典:unsplash.com
布団収納の定番といえば、押し入れ、そして最近ではクローゼットです。収納のなかに布団をしまうときは、ある程度湿気を飛ばしておくのがおすすめ。起床後にしばらく敷いたままにしておき、そのあと畳むようにしましょう。しまうときには、すのこを敷くのも効果的な湿気対策に。また、下段よりも上段のほうが湿気がたまりにくくなっています。
部屋のすみっこにまとめて置く
押し入れやクローゼットに布団をしまう余裕がない場合は、畳んでお部屋のすみにまとめて置きましょう。そのときに、布団のすき間にカゴをはさんだり、立てかけられるものは立てかけたりと、通気性を良くする工夫も忘れずに。また、一番上に掛け布団をかぶせれば、比較的見た目がスッキリしますよ。
室内用布団干しにかける
立てかけられるタイプの布団でもないし、どうしても畳むのが面倒だという方におすすめなのが、室内用布団干しにかける方法です。つかわないときに畳めるものを選んでおくと、スペースを取ることもありません。窓の近くでつかえば、天日干しの効果も期待できるでしょう。
布団ライフの“質”を上げるコツ
マットレスを足して寝心地アップ
マットレスは、ベッドだけのものではありません。最近では、布団に使えるマットレスもたくさんあるんです。敷布団の下に敷くタイプや敷布団の上に敷くタイプ。硬さや厚さ、機能性もさまざまです。布団で寝てみたけど、床の硬さが気になるという方は、ぜひマットレスを検討してみては?
赤ちゃん専用グッズで添い寝も安心
布団で赤ちゃんに添い寝するとき、心配なのは自分の寝返りで赤ちゃんを下敷きにしてしまわないかということ。そんな不安も、添い寝グッズがあれば大丈夫。適度な高さの仕切りが、赤ちゃんを守ってくれますし、高すぎないので赤ちゃんの顔もしっかりと確認できますよ。
フローリングに敷くなら除湿シートを
布団を敷く環境としては、畳よりもフローリングのほうが不向き。その理由は、床の硬さと湿気です。床の硬さはマットレスで解消できますが、湿気はそれでは解消できません。湿気対策には、除湿シートが効果的です。布団とフローリングの間に敷くことで、湿気を吸収してカビが生えるのを防いでくれます。定期的に天日干しすれば、長く使うことができますよ。
“今だけ”かもしれないけれど……
布団は、ちょっとだけ不便だけど頼りがいのある寝具です。布団といっしょに子育てをして、そのうち子ども部屋が必要になって、ベッドも必要になって、布団が遠い存在になったりして……。だからこそ、布団で寝る日々が貴重だし、大切にすべき時間なのかもしれません。布団を並べてワイワイ寝ていたことが懐かしくなる日まで、布団にたくさん頼ってみるものいいのではないでしょうか?
素敵な画像のご協力、ありがとうございました。