この感じどこからくるの?
どうして思うように体が動かない、気持ちが上がらない時があるのでしょうか。
反対に、仕事や家事にとても忙しい時や、なにか嬉しいことがある時には思った以上に体が軽く動くのも不思議ですよね。
私たちの体には頑張りたい時に支えてくれる交感神経、休みたい時に働く副交換神経があります。意識していないところで、きちんと体も対応しているから動いたり休んだりできるのです。これらのバランスがうまくとれると、心も体も元気でいられます。
バランスがうまく取れなくなることも。
どちらの神経にも役割があり、働くべき時があります。ところが、その役割が反対になったりどちらかに大きく偏った状態が続くということもあるのです。
バランスの崩れはどんなところから?
不規則な生活リズムや食生活、ストレスや喫煙、運動不足もバランスの崩れを引き起こすと言われています。仕事で忙しくしている方には特に、思い当たることばかりかもしれませんね。
さらに、加齢によってもバランスが崩れるとされています。今は元気に過ごせている、という方も意識してないところで体は支えられているという意識は持っておいたほうが良さそうです。
特に気をつけたいのは、女性。
誰もが持っている交感神経と副交感神経ですが、そのバランスについて時に気をつけたいのが女性とされています。それは、一生を通じてホルモンが変化し複雑であることが関係しています。
すぐに実践したい!毎日を気持ちよく過ごすための小さなこと6つ
気持ち良い1日の始まりに。大切にしたい光と朝食
朝は休息と活動が入れ替わる時。目覚めたらまずはカーテンを開けて、自然の力を借りて体を起こしましょう。
3度の食事をとることはとても大切です。でも、朝食は食べている時間がない、食欲がないという方も多いですよね。時間のない朝でも少しだけ早く起きるなどして朝食を取るようにしましょう。
日中の気温差に気をつけて。意識的に冷えとりをしよう
夏場に悩まされる室内と室外の気温差。仕事場やデパートで特にその差を感じる方が多いのではないでしょうか。気温差は思いの外、体に大きく負担を与えます。
暑い季節こそ羽織物をうまく活用したり温かい飲み物を飲む、お風呂にゆっくり浸かるなど、意識的に体を温めましょう。快適を通り越し、寒さを感じるほどの冷房は体に負担となってしまいます。
夜や休日の過ごし方も肝心
夜更かしや徹夜が多いという方は、夜の過ごし方について見直してみましょう。人体のリズムに合わせた生活に反することは、それだけで疲労を次の日に残してしまいます。
また、休日をめいっぱい遊ぶことに当てていて、十分な休養を取れないという方は休日の過ごし方を少し見直してみましょう。めいっぱい遊ぶことも大切ですが、体を休める時間も必要ですね。
それでも元気が出ない時の対処法。
深呼吸して“ゆっくり”を心がけよう
そんな時は、“ゆっくり”をキーワードにしましょう。ゆっくり歩く、ゆっくり話すなどを意識的に行いましょう。特にゆっくりと深く深呼吸することは、深くリラックスすることにつながります。
おわりに
体と心とはとても不思議なものですね。でもどんな時でも、「自然のサイクルに沿って生活する」ことが調子を整える基本となりそうです。流れに逆らわず、体の声に耳を傾けてみましょう。
1日の始まりは朝日を浴びて元気よくスタートしたいものですよね。でも、すっきりと目覚められない、体がだるいなどなかなか思うようにいかないことも多くあります。