おしゃれな調理器具は、キッチンに並べておくだけで気分がアガります。とっておきの一生モノだと思って買ったものや、好きなブランドのものをお店で見かけると、ついつい買ってしまったもので、いつの間にかキッチンが…という方も多いのではないでしょうか?
好きだからこそついつい買いすぎて、どんどんキッチンのモノが増えてしまうという方も少なくないようです。
限られたスペースだからこそ、調理器具の数を減らしてキッチンをすっきりさせる方法を考えてみませんか?
出典: 減らし方の方法は、人気ブログ「Aula」のかおるさんに学びましょう。
かおるさんは、3つあったまな板を1つにすることを決意。いきなり1つにするのではなく「1番出番の多かったまな板」を、「もう十分使ったもの」として処分し、2つに減らしました。
そのうちの1つをまた使い切って捨てて、最終的に1つにするんだそう。
減らす技その2:「定番モノ」を処分の対象から外さない
出典: 調理道具の定番だと思われているものも、自分にとって不要であれば、持っている必要はないはず。
「Aula」のかおるさんの場合は、「菜箸」を処分したそう。
理由は、菜箸ゆえの長さが収納しにくかったことと、調理中にフライパンや鍋にさしてちょっと手を離した瞬間に落ちてしまったことが多々あったからだとか。
現在は、普通のお箸を同じもので3膳用意して、どの組合せで手に取っても組合せが異ならないようにしています。菜箸って、料理ごとに使いますよね。1回の食事の用意で何膳か使うことが多いから納得のアイデア。菜箸だったら、3膳は収納的にちょっと無理があります。
定番だからといって、「自分にとって必要かどうか」は別なんですよね。
減らす技その3:選ぶ基準は「使いやすさ」「手入れしやすさ」
出典: Mariさんが要・不要の選び方の基準にしているのは、使いやすさ、お手入れのしやすさ、収納するときのおさまり、お鍋との相性(長さ、素材など)…
シリーズで全ての調理道具を揃えたり、色やデザインなどの見た目で選ぶのも素敵ですが、このマイルールがあるので増えすぎることなく、いつも適切な数をキープできているんですね。
減らす技その4:使いまわせるキッチンツールを活用する
出典: ■調理が可能な器
こちらは、人気ブログ「公園よこのちいさないえから」のkoenyokoさんが使用しているフライパン型の耐熱皿。電子レンジ、オーブン、直火OKの美濃焼きのプレートで、そのままテーブルに出せます。
つまり「お皿なしで朝食が出せる」ことになるんです。
こんな風に「代用できるもの」を活用して、モノを減らしていく技を取り入れてみてください。
出典: ■鍋でごはんを炊く→炊飯器いらず
mkさんの人気ブログ、「IEbiyori」では、炊飯器を使わずルクルーゼでご飯を炊く技が紹介されています。
炊飯器は、キッチンになくてはならないものと思い込みがちですが、あのスペースがなければだいぶすっきりすると思いませんか?
しかも、ルクルーゼならごはんを炊く以外にも様々な調理に使えて一石二鳥以上の価値がありそうですね。
出典: ■おしゃれな鍋ならそのまま食卓へ→大皿いらず
こちらはmKさんのお宅の夕ごはん。両手鍋をそのままテーブルに出すと豪華な雰囲気になりますね。大皿をわざわざ買わなくても、お鍋を活用すれば良いんです。
アイデア次第で、キッチンのモノが減らせそうだと思いませんか?
減らす技その5:ほかの道具で代用できるなら専用ツールは不要
出典: 何か専用の使い道でつくられた道具は、便利だけれど一般的に応用が利かないものが多いですよね。一つの用途でしか使えないものは、使う機会も少ない、ということ。
■サラダスピナー → ザル&プレート
「LOVE HOME」のMariさんは、サラダスピナー(野菜水切り)を使うことをやめたそうです。
代わりに使っているのは「ザル」と「プレート」。ザルにプレートをかぶせ、シンクの上でシャカシャカと振って水を切れば、サラダスピナーの代わりになり、水気がしっかり切れるんだとか。
「〇〇がないとできない」と思うのではなく、代用できるもので工夫すれば収納スペースも有効に使えます。
出典: ■オイルポット → 濾し器&コーヒーフィルター
「Aula」のかおるさんは、オイルポットを使っていません。揚げ物をする回数が少なく、オイルポットに入れておくほど使わないというのが理由。
でも、たまに使って捨てるのはもったいない油もありますよね。そんな時は、漉し器にコーヒーフィルターを敷き油を流し込むんです。あとは、小さな容器に入れて保存しておきます。
オイルポットは割と大きくて場所を取りますから、あまり揚げ物をしないご家庭などは良さそうですね。
用途別に分類することで、「多すぎるもの」「不要なもの」が自然と見えてきます。
どんな風に分類すればいいのか、ブロガーさんたちの引き出しの中を見せていただきましょう。
出典: ■出番が多いモノだけが収納される「1軍」の引き出し
mujikko-RIEさんがキッチンで「1軍」と呼ぶのがこれらのキッチンツール。出番が多いものだけを厳選して、引き出しにしまっています。
引き出しに余裕があると、ついつい余計なものまで入れてしまうことがありますが、しまうものを厳選することで効率よくお料理できるようにもなります。
出典: ■厳選したものだけを引き出しに「置く」
Mariさんも、厳選した調理器具だけをキッチンにしまっています。
道具が重なって、何がどこにあるのか分からなくなるようなことがないよう、ゆったりとした空間で。
「置くだけ収納」は引き出し内のお掃除もより簡単にできますね。
出典: ■入る分しかストックしない
「LOVE HOME」のMariさんは2人のお子さんがいるワーキングマザー。毎日のお弁当作りに欠かせないアイテムをたくさんストックしています。
収納の仕方は、ダイソーの蓋つきボックスに分類して、使う時にボックスごと取り出す、という方法。大きな引き出しに入れてかきまわすより時短にもなりますよね。
このボックスに入る分だけストックする、と決めておけばモノが増えすぎることはありません。
出典: ■細かいものはフタ付きのケースに
先ほどのお弁当グッズの箱の手前にある小さなケースには、Mariさん手作りのピックが入っています。爪楊枝にマスキングテープを貼って可愛らしい柄ですね。
衛生面も配慮して、こちらも蓋つきのケースに入れておくのがおすすめです。
出典: ■透明なケースで収納しているものが一目でわかるようにする
人気ブロガーmujikko-RIEさんのブログ「良品生活」で紹介されていたのは、ダイソーの「はがき&写真ケース」にお弁当グッズを収納する技。透明で何が入っているのは一目で分かるのが便利そうです。
出典: キッチンで使う道具は
使う頻度や使う場所で分けて
3箇所に収納しています(*^-^*)
1、コンロの近く
主に調理の際に使う
使用頻度の高いキッチンツール
2、シンクの近く
主に下ごしらえの際に使う
使用頻度の高いキッチンツール
3、シンクの近く
使用頻度が低いけれど
必要にキッチンツール
Mariさんのように、ルールを決めて収納するとおのずとそれぞれに入れる「モノの量」も決まってきます。
スペースに見合った数、サイズの調理器具を残して整理することも大切ですね。
出典: 料理をする時に使う、箸や木べら、味噌こしなどは、
一歩も動かずに取り出せる引き出しに。
こちらも、きちんと「モノの住所」が決まっています。「一歩も動かずに」という徹底ぶりがすっきりしたキッチンの秘訣ではないでしょうか。
出典: 収納するとき、キッチンにならべたとき、それぞれの道具のサイズを同じようなもので揃えておくと、整理整頓のしやすさが格段に変わります。
また、手の大きさは人それぞれ。小さめの調理器具のほうが手になじみやすい、という方も多いですよね。「大きいほうが何かと便利」と思って大ぶりのものを買ってしまう人も多いと思いますが、用途や自分に合ったサイズ感の調理器具を選ぶことが大切です。
出典: ■使えない状態になったら捨てる
DAHLIAさんの人気ブログ「シンプルライフXシンプルスタイル」では、テフロン加工のフライパンを処分したことが紹介されていました。
コーティングが取れても使っていて、焦げ付きやこびりつきの原因になっていたそう。
それがストレスにもなっていたことで、DAHLIAさんは思い切ってテフロン加工のフライパンを処分し、鉄のフライパンを買い替えることにしたそうです。
モノを大事に使うことは大切なことですが、使えない状態になった道具を捨てずに溜め込んでしまうのは、モノが増える大きな原因。寿命が来た道具は、感謝の気持ちを持って処分しましょう。
出典: ■長年、全く使わないものは処分する
人気ブログ「いつでもHOME」のまどなおさんのお宅にある吊り戸棚には、カラフルな箱が数個。中身は、引き出物でいただいた食器セット。
使う機会がないまま時が経ち…、ついにリサイクルショップに引き取ってもらったそうです。
「いつか使うかも」の「いつか」は来ないかも知れません。使わないかな、と思ったら思い切って処分するタイミングではないでしょうか?
出典: ■捨てないけど使わない道具は奥の奥へ収納
電化製品などで「まだ使えるけれど捨てるには惜しいもの」は、普段使うものは取り出しにくくて置けないスペースへ。
「わが家のここち。」wacoさんは、ル・クルーゼでご飯を炊くようになったので、炊飯器の出番がなくなったんだそう。でも、捨ててしまうのはちょっと迷う…と北欧柄の布をかけて炊飯器を棚の奥へ。
手前に鍋敷きと、その上にル・クルーゼを置いています。炊飯器がジャマにならないので、決心がつくまではここに置いておくそうです。
いかがでしたか?
今回ご紹介したブロガーさんたちは、みなさん少ない調理器具を上手に活用して、暮らしを楽しんでいます。
自分にとって本当に必要な調理器具は何なのか、どのサイズなら良いのかなど、普段の生活を振り返りながら整理してみてはいかがでしょうか?
思っていたよりも調理器具の数は少なくても大丈夫、そう思えるかも知れませんよ。
増えすぎたキッチンツールを減らす技を参考にしたブログです
減らし方の方法は、人気ブログ「Aula」のかおるさんに学びましょう。
かおるさんは、3つあったまな板を1つにすることを決意。いきなり1つにするのではなく「1番出番の多かったまな板」を、「もう十分使ったもの」として処分し、2つに減らしました。
そのうちの1つをまた使い切って捨てて、最終的に1つにするんだそう。