英語で日記を書いてみよう
日常生活の中でも改めて考えてみると「これって英語でなんて言うんだろう?」と思うことがたくさんありますよね!
英語日記は、意外と知らない日常英語を学ぶ機会になるだけでなく、自分で英文を作り上げていくので、ライティングスキルはもちろん実はスピーキングスキルも向上させてくれる一石二鳥の学習法なんです。そこで今回は英語日記のメリットやコツをご紹介します♪
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
英語日記の良いところ
英語の表現力を向上させる
学校や教材で勉強するだけでは、日々の出来事や自分の気持ち、意見を表現する練習はほとんどしませんよね。でも実際に英語でコミュニケーションをとるには、「表現する」能力が必要不可欠です。
日記を書くことで「これは英語でなんて表現したらいいんだろう?」と考えて表現する習慣がつくので、実践的な英語を学ぶことができるのです。
自分のペースで練習できる
会話と違って日記は自分のペースで人の目を気にせずに練習が出来るので、英語初心者さんでも気兼ねなく始めることができます。もちろん辞書を使っても良いので単語力に自信がなくてももちろん大丈夫!
いつでもどこでも英語学習
日記を書くのは場所も時間も選びません。移動時間や休み時間、お風呂に入っている間などすきま時間を活用することができます。英語学習はコツコツ続けることが最も重要ですから、短い時間でも長く続けられる方法がベストです。
自分の成長が目に見える
英語学習を続けていると「本当に上達しているのかな?」と思う日があるかもしれません。そんな時に毎日つけている日記を振り返ると数か月前と今では文章が違う事に気付くはずです。英語日記は客観的に自分の成長が目に見えるので、モチベーションを維持するのにも役立つのです。ぜひお気に入りのノートに英語日記をつけて何度も読み返すようにしましょう。
英語日記を続けるコツ
まずは習慣化することから
まずは日記を書くことを習慣化することが重要です!
最初は気合たっぷりでたくさん書いていたけれど、徐々に少なくなって、今日はお休みしちゃおう...何てことにならないよう、新しい単語は2,3個だけ、1~2行だけでも良いので簡単な文章を毎日作成し続けていきましょう。毎日続けることで、1ヶ月後、半年後に振り返ったとき、着実に英語力が上がっている自分に気がつくはず。
上手な文章を真似てみる
せっかく日記を付けていても、実は現地では通じない不自然な英語でした...ではあまりにもったいない!辞書の例文や本、ネイティブの英語を真似て、貪欲に自分のものにしていきましょう。この繰り返しが英語上達のポイントです。例文の単語を入れ替えるところから始めて、自然な英語をインプットしていきましょう。
日記は主語が「I(私)」になりがちなので、慣れてきたら「I」以外を主語にした例文をアレンジして使ってみると、さらに表現のレパートリーが増えていきますよ。
(例)I am a bookworm.(私は本のムシだ)= My nose is always in a book.(私はいつも本ばかり読んでいる)
このふたつはほぼ同じ意味。主語を変えて表現に幅をつけてみましょう。
書き終えたら読み返してみよう
日記を書き終えたら、読み返して不自然なところがないか再確認しましょう。改めて読むと、書いている時には気付かなかった単語や文法の間違えに気付くことがあります。
作った英語をインターネットで検索してどれくらい英語圏で使われているかを確認するという方法も良いですね!
書いただけで終わりにしない、このひと手間がさらなる英語力アップにつながるのです。
話題に困った時の定番トピック
今日の天気は?
書くことが見当たらない時は、定番トピックの天気から書きはじめるのがおすすめです。
例えば、晴れの日を表現するとしても「sunny(晴れている)」だけでなく「humid(蒸し暑い)」や「warm(暖かい)」「dry(乾燥している)」など他の単語も使って表現してみましょう。
今日はどんな気分?
今日はどこに行った?
お出かけした日は書きたい内容がたくさん出てきそうですね♪日頃出かける「office(事務所)」「station(駅)」「convenience store(コンビニ)」からお友達と行った「café(カフェ)」「theater/cinema(映画館)」などなど。慣れてきたら誰と行った、そこで何をしたを付け加えて徐々に長い文章を作っていきましょう。
今日は何を食べた?
食べ物も毎日変わるので、ネタに尽きません。「Hamburger steak(ハンバーグ)」「curry(カレー)」「grilled fish(焼き魚)」「bread(パン)」などなど。食べたものは「Crunchy/Crispy(カリカリ/サクサク)」でしたか?「fluffy(フワフワ)」でしたか?誰と食べた、味はどうだったかなど話を広げることもできますね。
おすすめの英語日記ツール
手書きが良いなら「英語手帳」
通常の手帳としても使える「英語手帳」はアメリカで日常的に使われている単語や英語の名言が記載されているので、手帳を開くだけで英語に触れることができます。日記だけでなく、スケジュールも英語で書く習慣がつきそうですね。
サポート機能も充実「英語日記ドリル」
もともとは書籍で販売されていた「英語日記ドリル」ですが、アプリになったことでサポート機能が充実してさらに書きやすくなりました。日記に書く基本的な表現を調べることもでき、基本フレーズの解説もアプリで読むことができます。日記を書く以外にも練習問題で英語力アップできるというのも嬉しいポイント。
・英語の勉強を始めたばかりの人
・自分の気持ちや日常生活の出来事を英語で表現できるようになりたい人
・もう一度英語の勉強を始めたい人
ネイティブに添削してもらう「Lang-8」
「書いた英語、本当にあってるのかな?」と気になる方には、書いた日記をネイティブが添削してくれるSNSがおすすめです。「文法はあってるけど、ネイティブはこう言うよ」などコメントをしあうことができるので、生きた英語を学ぶことができます。友達を増やしてコミュニケーションを楽しむだけでも英語学習につながりそうですね。
頑張った成果は日記に残る
いかがでしたでしょうか。英語日記の一番重要なポイントは毎日続けること、書けば書くほど英語力がついていきます。短くて良いので、ちゃんと伝わる文章を書いていきましょう。頑張った成果はちゃんと日記に残っていますよ。
日本人は英語を読むのは得意ですが、英語を使って自分を表現するのはちょっと苦手...という人が多いといわれています。そこでおすすめしたい英語学習法の1つが「英語で日記を書く」という方法です。