「余計なひと言」どうして言ってしまうんだろう…。
後から思い悩むくらいなら、どうして「余計なひと言」を発してしまうのでしょうか。そこには、きっと原因が隠れているはずです。
自信のなさの表れ
「余計なひと言」を言ってしまう人の多くは、自分に自信がないと言われています。自分に自信がないために、否定的に物事を見てしまいがちです。
自己保身から
また、自分の立場を脅かされるのではないか、相手より優位に立ちたいという気持ちが働くことで「余計なひと言」を付け加えてしまうと言われています。
「余計なひと言」を言わないために。
ゆっくりと話すことを心がけよう
自分は「余計なひと言」が多いと感じたら、なるべくゆっくりと話すことを心がけましょう。早口でまくし立てていると、自分の思いとは違うことを口にしてしまうことがあるかもしれません。
無言の空気を恐れず、一呼吸おいて自分の間合いで話したっていいのです。隙間を埋めるように話さないことも、「余計なひと言」を言わないための大きなポイントです。
「余計なひと言」には種類がある。
ところで、「余計なひと言」と聞いて、どんなシュチュエーションを思い浮かべるでしょうか。自分が発してしまったひと言、自分が受けたひと言について思い返してみてください。
「わざと」と「無意識」
「余計なひと言」には、「わざと」と「無意識」の2種類ありますが、同じ「余計なひと言」に優劣はありませんよね。どちらも後から思い返すと後悔だけが残ります。
種類が違えば心得ておきたいこともまた違う。
「わざと」余計なひと言を発してしまう人
つい、「わざと」余計なひと言を発してしまう人は、「言い返されないことは勝ったことにならない」と心得ましょう。「余計なひと言」を言い放ち、その時は気持ちがいいのかもしれません。
でも、そこからは何も生まれませんよね。相手と歩み寄るチャンスすら潰してしまうことにもなりかねません。感情的にならないことも、肝に銘じましょう。
「無意識」に余計なひと言を発してしまう人
「無意識」に余計なひと言を発してしまう人は、まずは相手の立場や環境を思いやりましょう。そして、話すことよりも聞くことに重点を置きましょう。
時間がかかっても意識すれば治るもの。
自分が「余計なひと言」を発してしまった、と思いが巡る人はそれを治すチャンスがある人です。自分が発していたこと、相手を傷つけたことに気づかないことの方が、残念ながら多いと思うのです。
前の自分だったらこう言ってたかも、と思えたら◎
ゆっくりと話すことで、今までの自分だったらこう言っていただろうな、と思うことができたら大きな前進です。自分で以前の自分との違いを感じることができたなら、おのずと発する言葉も変わってくるのではないでしょうか。
おわりに
「余計なひと言」は、言われた方はもちろん、言った方までも嫌な気持ちにさせますね。互いに心がけ思いやりながら、毎日を気持ちよく暮らしていきましょう。
後から思い返してみて、「なんであんなこと言ったんだろう」とか「何の気なしに使ったけどもしかして傷つけたかも」なんて、悩んだ経験はありませんか?たったひと言、でも大きなダメージを与える「余計な」ひと言はできるだけ避けたいものですよね。