出典: 冷蔵庫の中、定期的にチェックしたりお掃除したりしていますか?
実はこの梅雨本番に入る前こそ、冷蔵庫の中を見直してお掃除するのにぴったりな季節なんです。
梅雨に入ってしまうと気温の高さや湿気で一気にカビや食中毒のリスクが上がります。そのリスクを最低限に抑えるためにも「冷蔵庫点検」は必要な作業。
また、冷蔵庫の中を清潔に保ち、中身を把握できていると節約にもつながりますよ♪
使い勝手のいい「冷蔵庫」にするための『3つのコツ』
出典: 冷蔵庫の中が“荒れて”しまう原因のひとつが「無計画にものを詰め込んでしまう」こと。
これでは“どこに何が入っているのか”分からなくなり、古いものがどんどん奥にいってしまいます。そうなると結果的に賞味期限が切れてしまったり、二重買いをしてしまうことにも。
出典: 冷蔵庫の中は必ずしも毎日同じものが入っているわけではありませんが、定番アイテムやある程度グルーピングできるものがあるかと思います。
それらは「定位置」を決めてあげると、在庫も把握しやすく、誰が見てもわかりやすい冷蔵庫になります。
出典: 例えば毎日必ず使う「朝食セット」。
ジャムやマーガリンなどは同じトレーに入れておけば、朝食の際もトレーごとテーブルに出すことができるので、忙しい朝の時短にもつながります。
和朝食なら納豆、薬味、ふりかけ、味海苔など、ご家庭の定番に合わせたグルーピングをしてみましょう。
出典: 整理上手さんはトレーや容器などをうまく活用しています。
収納用品や保存容器などはある程度統一しておくとグッと収納しやすくなりますよ。
最近人気の「琺瑯容器」は開けないと中身が見えないのが難点。パッと見て何が入っているかわかるように、「ラベリング」をしておくと便利です。
出典: 無地のマスキングテープがあると便利です。ペンとマステをセットでキッチンに常備しておくと思いついたときにすぐラベリングができます。
出典: 毎回ラベリングをするのはちょっと面倒……、そんな人には「透明」の収納用品や保存容器がおすすめです。これならラベリングしなくても、何が入っているか一目瞭然♪
出典: これからの季節は多めに作ったカレー、味噌汁なども冷蔵庫で保管するのがベストです。そんなときにお鍋ごと入るスペースがあればとても助かりますよね。
また、冷蔵庫内に食品などを詰め込み過ぎると冷気がうまく循環せず、電気代が余計にかかってしまうことも。余白を作っておくことは電気代の節約にもつながるんですね。
出典: 冷凍庫の節約方法は冷蔵庫とは「逆」です。
7割以上詰めて置いた方が、お互いが保冷剤のような役割になり、結果的に電気代の節約になります。
収納方法を工夫して、あまり隙間を作らないようにするのが◎ 冷凍食品などは仕切りや収納用品を使用し、立てて収納するとたくさん入り、取り出しやすいですよ。
出典: ジップロックなどに入れた食品も冷凍庫内では「立てて収納」が基本。100均などのブックスタンドを使えば、簡単にできます。
出典: ついついごちゃつきがちな「野菜室」。ですが、こちらも“立てる収納”を意識してみましょう。
使いやすさだけでなく、にんじんや葉物などの野菜は立てて収納することで長持ちするんです。
出典: 冷蔵庫のドアポケットには調味料や飲料を収納している人がほとんどだと思いますが、大きさの違う調味料の瓶や容器は収納しにくい要因のひとつに。
そんなときは容器を入れ替えて。ある程度、サイズを統一することでスッキリと収まります。倒れたりしまいがちなチューブ類も写真のようにまとめて立てて収納すればOK。
出典: そのまま置くと見えにくく、迷子になりがちな「チューブ類」。瓶や容器に入れて立てて収納するのもいいですが、吊るす収納もおすすめ。
カーテンフックや無印良品で人気の「ワイヤークリップ」を使って。フック状になっているので、ドアポケットにそのまま掛けて留めておくだけでOK。場所もとらずに収納できます。
出典: 市販のお寿司などについている醤油やわさび、納豆のからしなどはついつい溜めがち。
でも、結局使うことなく捨てることも多いですよね。細々したものは、まとめて冷蔵庫に収納しょう。
透明の小さな保存容器にまとめておくのがおすすめ。これなら迷子にならず、使いたいときにさっと取り出せます。
「節約のために」と安売りのときにまとめ買いをしたものの、結局使い切れなかった……という経験はありませんか?
“安いから”と言って、たくさん買って冷蔵庫に押し込むだけでは結局無駄を招いてしまいます。
そのような食品ロスを防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか?
賞味期限の短い野菜や肉はいくつかの料理に応用できる、使い勝手の良い食材を選んで買うようにしましょう。
肉なら「鶏もも肉」、「豚小間切れ肉」、「ひき肉」など。野菜なら「じゃがいも」、「玉ねぎ」、「にんじん」などです。他にも白身魚やきのこ類なども応用がききやすい食材です。
ときには長持ちする乾物や缶詰なども活用しましょう。
「切り干し大根」や「干し椎茸」などは常温保管ができるので、冷蔵庫の場所も取りません。また、いろいろな料理に使える「トマト缶」なども常備しておくと便利ですよね。
出典: 例えば買ってきた鶏肉。そのまま冷凍すると、使うときに1パック丸ごと使わないといけなくなります。
そこで、あらかじめ定番メニューや頻度の高い献立用にカットして取り分けてから冷凍すると便利に。
写真のように使う料理名まで記載しておけば、献立に悩むこともなくなります。
出典: 煮魚用のお魚は切り込みを入れて、一尾一尾ラップに包んで。使いたいときに使いたい量だけ取り出せます。
意外とかさばる野菜類もすぐに使わないものは冷凍しましょう。その際、味噌汁用、炒め物用、など自家製の「野菜ミックス」にしておくと、調理の際に大助かり♪
特にきのこ類は冷凍すると旨味成分が増すのでおすすめです。
出典: 毎日ちょっとずつ余ってしまうのが、炊飯器で炊いたごはん。冷凍保存がおすすめですが、特に用途がなければ「おにぎり」にして冷凍しておくと便利です。
出典: お昼ごはんやお子さまのおやつに、冷凍庫から取り出してチンするだけ♪冷凍おにぎりはとっても便利なのです。
出典: 冷蔵庫を整理してみると奥から干からびた野菜が……なんていう経験はありませんか?
ちょっと残った野菜も最後まで使いたいですよね。
残り野菜たちは目のつきやすい場所にまとめておく習慣をつけましょう。そして週に1回など日を決めて、「残り野菜を使う日」に。自然と献立も決まりますし、無駄も防ぐことができて一石二鳥です。
出典: 野菜をたくさん使う料理とえば「スープ」がおすすめ。玉ねぎ、にんじん、じゃがいも……、細かく刻んでミネストローネ風のスープにしちゃいましょう。パンはもちろん、ごはんにかけても◎
常に冷蔵庫を清潔にしておくと、電気代の節約、雑菌の繁殖を防ぐなど嬉しいメリットが♪
定期的にアルコール除菌スプレーで拭いてあげるとキレイをキープできます。
汚れがたまりやすいドアポケットなどは時々取り外して洗い流しましょう。これからの季節はカビや雑菌が繁殖しやすくなります。こまめなお掃除を心がけてくださいね。
出典: いかがでしたか?毎日使っている冷蔵庫ですが、外から中が見えないだけに、見ないフリをしている部分も多いと思います。
これから食中毒なども気になる季節になりますので、ぜひ一度冷蔵庫の中を見直してみてください。
冷蔵庫がキレイになると自然と「食材も大切にしよう」という思いが生まれてきますよ。
冷蔵庫の中は必ずしも毎日同じものが入っているわけではありませんが、定番アイテムやある程度グルーピングできるものがあるかと思います。
それらは「定位置」を決めてあげると、在庫も把握しやすく、誰が見てもわかりやすい冷蔵庫になります。