映画は大好きだけど、なかなか時間が取れない…という、忙しい女性の皆さんにおすすめなのが『短編映画』！ちょっとの時間でサクっと鑑賞することができますよ。しかも、短編映画と侮ることなかれ。長編映画のように感動できたり、考えさせられる作品もたくさん。短編映画の魅力や、おすすめの短編映画をご紹介します。

長編映画の平均時間は、およそ2時間弱。働いている人や家事・子育て中の人は、なかなか映画を見る時間が取れないもの…。短編映画なら、長くて30分、短いものはなんと1分ほどの作品も！気負わず、サクっと見ることができるんです♪

わずか数分間で、すべてを表現しなくてはならない短編映画は、作品の伝えたいことやメッセージがぎゅっと詰まっています。内容もわかりやすいものが多く、凝縮した作品を鑑賞することができます。

長編映画と比べて、比較的低予算で撮ることのできる短編映画は、若手監督の登竜門的存在でもあります。インターネットにアップしているアーティストも多く、世界中どこにいても無料で見ることができるんです。

2008年に日本で制作された短編映画『つみきのいえ（La maison en petits cubes）』。日本では初めて、アカデミー短編アニメ賞を受賞した傑作です。

『つみきのいえ』は、約12分の短編アニメ作品。セリフは一切なく、色鉛筆で描いたような美しい絵と音楽だけで映画は進んでいきます。

お話が展開するに従って明らかになっていく、この世界の真実。そして主人公のおじいさんの過去と思い出に、自然と胸が熱くなるはず…。『つみきのいえ』は美しいイラストはそのまま、かわいい絵本にもなっています。

もともとは、アーティスト・CHAGE and ASKAの同名曲のプロモーションビデオとして制作されたもの。セリフは一切無く、音楽と映像だけで展開していく、一度見ると忘れられない作品です。

平日だって無理せずサクっと見ることができる『短編映画』についてご紹介しました！忙しい毎日だからこそ、短編映画の世界へショートトリップしてみませんか？