「誰かのため」に頑張ると、意識していなくても相手からの感謝の気持ちや言葉を期待してしまいます。それを期待通りにもらえなかったとき、なんのために頑張っているのか分からなくなり気持ちが疲れてしまうのです。
自分をもっと大切にしてもいいんじゃない?
でも、誰かのために頑張るだけでなく、時には自分の体や心の声を聞くことも必要です。自分を大切にするための具体的な方法を見ていきましょう。
栄養と睡眠をしっかりとる
まずは自分の体を整えることから始めましょう。野菜、果物を取り入れたバランスの良い食事を心がけます。食べる時に、急がず時間をかけてゆっくり楽しむことも重要です。
体に十分な休養をあげましょう。睡眠不足が続くと気持ちに余裕がなくなります。質の良い睡眠に入れるよう、入浴してしっかり体を温めたりベットではスマホを見ないなどの工夫をすると良いでしょう。
今の自分を認める
自分で自分を認めるというのは簡単なようでいてなかなか難しいもの。そんな時は自分がしている仕事について、書き出してみてください。こんなにいろんなことを手がけている、と目に見えることは自分の頑張りを認めやすくなります。
自分で自分をしっかり認めたら、笑顔を増やしてみましょう。忙しいと歯を食いしばっていることにすら気づかないこともありますね。でも、笑顔は周りだけでなく自分の気持ちまで明るくしてくれます。
やらなくてはいけないことに優先順位をつける
自分のしていることを全て書きだしたものを見て、優先順位をつけましょう。やみくもに忙しいと思いながら仕事をするよりも、順番に片付けるという感覚の方が効率よく進みます。
仕事でも家事でも、人に頼める部分はないか改めて考えてみるのも良いでしょう。特に、食事の片付けや洗濯物の片付けなど、家族の協力が得られるととても助かりますね。
やめるという選択肢を自分にあげる
仕事をするにしても、良い人間関係や職場環境の中にいたいものですよね。仕事以外の部分で頭を悩ますことが多いなら、一度そこから離れることを検討してみるのもいいのではないでしょうか。
悩みながらそこにい続けるくらいなら新しい一歩を踏み出すのも良いでしょう。いっときは大変でも違った景色が広がっているはずです。辞めることは逃げることではなく次へ進むこと、ですよね。
自分にプレゼントを贈る
たまには自分のためだけに贈り物をしてみましょう。好きな花や甘いものなど、ささやかでもとても嬉しいものです。可能なら、仕事も家事もしない「自由な1日」をプレゼントしたいものですね。
1日に少しでも好きなことをする時間を取る
1日の終わりに好きなことに使う時間を作りましょう。好きなことに没頭することで頭の中がリセットされ、良い眠りにもつながりそうです。
好きなことをする、のではなく「何もしない時間」を作るのも良いでしょう。次やる事など一切考えず、ただ無心でいる時間は貴重ですよね。
非日常でリフレッシュする
どんなに頑張っても自分の中で消化できる疲れには限界がありますね。そんな時は自然あふれる場所や映画館など、普段行かないところに行ってみましょう。同じ1日がとても濃密に感じられ、リフレッシュできます。
おわりに
自分をしっかり保っているからこそ、人に優しくできる余裕が生まれます。自分のことを1番よくわかるのはやはり自分ですね。疲れを感じたらそのままにせず、優しくいたわりましょう。
毎日忙しく充実した日々を送っている…でもふとした時に「疲れた」と感じることはありませんか?それはもしかしたら、「誰かのために」だけ頑張ってしまっているからかもしれません。