裁縫道具とお直しの基本を学ぼう
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
揃えておきたい、基本の裁縫道具
まずははさみ、針と糸など最低限揃えておきたい裁縫道具をご紹介します。
1. 縫い針・まち針
縫い物の必需品である「縫い針」。基本の道具の1つですが、針穴に糸を通すのが苦手…という方のための穴が大きい針も販売されていたりします。縫い針だけでなく、布の仮どめに使う「まち針」や針を刺しておく「ピンクッション」もあると便利です。
2. 縫い糸
こちらも縫い物の必需品である「縫い糸」。ミシンを使うほどではないちょっとしたほつれ直しや、ボタン付けに活躍します。
最低でも白と黒の糸があれば応急処置のお直しには対応できますが、できれば直したい服と同じ色の糸を用意しておきたいところ。自分がよく着る服の色に合わせて縫い糸を揃えておけば、いざというときにサッとお直しすることができます。
3. はさみ
4. チャコペンシル・マーカー
布に「しるし」を付けるためのチャコペンシル。マーカータイプやルーラーで目印を付けるタイプなど、様々な種類があるので、扱う布の素材や自分の使い勝手に合わせて種類を選びましょう。
5. メジャー・ものさし
長さを測るのに必要なメジャーとものさし。採寸にはメジャー、布にしるしを付けたり細かいサイズを測るときにはものさしが便利なので、両方用意しましょう。
デザインも素敵な裁縫箱たち
小さな裁縫箱
MERCHANT&MILLS(マーチャン&ミルズ)のソーイングキット
ならのソーイングボックス (倉敷意匠)
簡単なお直しにチャレンジ!
まずはボタン付けのおさらい
自分でできる簡単なお直し、と聞いて真っ先に思いつくのは「ボタン付け」という人も多いのでは? きちんとした手順で縫い付ければ、丈夫で取れにくいボタンになりますよ♪
スカートのすそのほつれ直し
何回も洗濯をしたりすると、スカートやズボンのすそがほつれてくることも。ミシンがなくても「まつり縫い」で手縫いすれば簡単にお直しすることができます。
Tシャツの穴の補修〜穴かがり〜
虫食い穴や引っ掛け穴。Tシャツを取り出してみたら小さな穴が開いていた…なんてことありますよね。そんな時は手縫いで穴を糸で塞ぐ「穴かがり」で補修できますよ♪
ズボンのウエストの広げ方
衣替えでズボンを出したけど、ウエストがきつくて入らない…という時にはウエスト広げのお直し。ズボンの後ろの方を広げて、ウエスト周りを広げます。
大きいTシャツのサイズダウンの方法
フリーサイズのTシャツを買ったけど、大きすぎてダボダボになる…という時にTシャツのサイズダウンができる方法があります。ミシンが必要になりますが、腕と胴の脇の部分を好きな大きさにカットして再び縫い合わせれば、肩の形やデザインを残したまま、サイズダウンができますよ♪
自分でお直しして、愛着のあるものに。
自分でお直しした服はよりいっそう愛着が湧きますよね♪ 洋服のサイズが合わない…穴があいてしまった…という時は、是非捨てる前に自分でお直しを検討してみてください。
服や小物をちょっとお直しするのに一式揃っていると便利な裁縫道具。普段手芸やお裁縫をしない人でも、ボタン付けなどいざという時に役に立ちますよね。今回は簡単な「洋服のお直し」と「基本の裁縫道具」についてご紹介していきます。