「こんなところに穴が…!」「ボタンがとれちゃった…!」「裾がほつれてる…!」などなど、時々起こる洋服のトラブル。そんな時に、お裁縫箱を取り出して、ササッと手際よくお直しできる人って素敵ですよね。だけど、「お裁縫って苦手…」と言う人も多いかもしれません。
今回は、そんな人でも大丈夫。針と糸のみでできちゃう、とても簡単なお直しをおさらいしましょう。日常でよく使う「穴ふさぎ」「ボタン付け」「裾直し」をレッスンします♪ミシンがなくても手縫いでできるので、習得しとくと役立ちますよ!愛情込めてチクチクすると、もっと大切に使うことができるはず…♪
【lesson1】穴ふさぎ ~虫食いやひっかけをふさごう!~
出典:stocksnap.io
方法①:裏から「かがり縫い」
2枚のフェルトを縫い合わせるときによく使われる「かがり縫い」。ちょっとした穴をふさぐ時にも役立つので、是非覚えておきましょう!裏側から縫うことがポイントです◎
方法②:当て布&パッチワークでリメイク♪
出典:www.flickr.com(@kelly)
内側から、穴よりちょっと大きめの布を当ててパッチワークのように縫っていきます。縫い方に決まりはありませんが、上でも紹介した「かがり縫い」がこちらでも活躍してくれますよ!あえてアクセントになるような柄を選んだり、縫い方を工夫してみたりするとよりお洒落です♪
出典:www.flickr.com(@Heather)
数種類の小さな布をランダムにパッチワークしています。カラフルな色の布を使えばより可愛い仕上がりに!布の大きさがふぞろいなところもポイントですね◎
方法③:"毛糸"でチクチク!
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
【lesson2】ボタン付け ~種類別にマスターしよう!~
ボタン付けの【ちょっとしたコツ】
●針は布に対して垂直に刺すと、ずれにくく綺麗に仕上がります♪
●「ボタン付け糸」という専用の丈夫な糸がありますので、そちらを使うのがおすすめです!
●針は布に対して垂直に刺すと、ずれにくく綺麗に仕上がります♪
●「ボタン付け糸」という専用の丈夫な糸がありますので、そちらを使うのがおすすめです!
二つ穴&四つ穴ボタン
出典:www.flickr.com(@Dvortygirl)
ボタン付けは、基本の「二つ穴&四つ穴」からはじめると良いでしょう。シャツやコートなど、様々な衣服に使われるメジャーなボタンなので、お直しする機会も多い種類です◎糸は目立たないように、ボタンと同系色で縫いましょう。
スナップボタン
【lesson3】スカート裾直し ~1つの縫い方を覚えればOK!~
スカート裾直しの【ちょっとしたコツ】
●直したい部分が広範囲の場合、待ち針でとめるとずれずに作業できます。
●同系色の糸を使いましょう!縫い目がほとんど目立ちません◎
●直したい部分が広範囲の場合、待ち針でとめるとずれずに作業できます。
●同系色の糸を使いましょう!縫い目がほとんど目立ちません◎
「まつり縫い」で目立たないように縫う
出典:www.flickr.com(@kelly)
手縫いで裾直しをする際に、おすすめなのが「まつり縫い」。覚えておくととても便利な縫い方です◎表から縫い目が見えにくいので、裾直しにとても向いています。
穴のあいているところや薄くなったところ…!これをふさいでいきましょう♪
上の動画を参考に、繕いたい部分の左右からジグザグに縫っていくと簡単です。縫い目が目立たないよう、針はできるだけ浅めにすくいましょう。
縫い終わったら指で優しく引っ張り、玉止めして終わり。簡単に穴がふさがります◎
穴のあいたポケットも外側からかがり縫いをすると良いでしょう。