サボテンの魅力はなんと言ってもそのフォルム。丸いものや長いもの、平べったいものなどちょっと変わった形がなんだかキャラクターぽくって素敵です。最近人気の多肉植物と同様に、ユニークな形が見ていても飽きません。

丸い形のサボテンは「玉サボテン」とも呼ばれ、愛らしい形が人気です。鋭いとげがあるものが多く、丸い形のまま大きくなっていきます。上手に育てると、直径50㎝以上になることもあるそうです。

扁平な形の茎を持つサボテンで、茎の節から若い芽を次々に出し、ユニークな形で人気があります。水玉模様のように規則的に並んだとげもかわいいですね。

サボテンは乾燥に強い植物ですが、生長期には水をたくさん必要とします。生長が盛んな春と秋は2週間に1回程度、土が乾いていたら鉢底から水が流れるくらいたっぷりと水をあげます。休眠期である真夏と冬の間は3～4週間に1回程度の水やりでOKです。表面の土が乾いていても、中は湿っていることがありますので、割り箸を土にさしてみて、湿っているかどうか調べてみるのも良いでしょう。サボテンは意外と水やりのタイミングが難しい植物です。

湿度が高く、風通しの悪いところにサボテンを置いておくと枯れてしまいます。枯れてしまったサボテンを復活させるのは難しいので、風通しの良い場所に置くようにしましょう。

サボテンはできれば1年に1回植え替えをします。植え替えの時期は春または秋で、サボテン用の土に肥料を一緒に混ぜ込みます。鉢は大きすぎると根腐れを起こしやすくなるので、今までの鉢より一回り大きい鉢にしましょう。

実はサボテンはとってもきれいな花が咲きます。花を咲かせるには、十分に日光に当て、適度な水やりをすることと、真夏と冬の休眠期にはあまり水やりはせずに休ませることが大事なのだそう。動物と同じでサボテンにも冬眠に当たる休眠期があります。生長期と休眠期のメリハリができることで素敵な花を咲かせるのです。

キッチンにサボテンを置いて。グリーンがあると和みます。

デスクの上にサボテンを。仕事中にも癒しのひと時。

頻繁にお水をあげなくても育てられるので、チェストの上においても◎。

お花を生けたベースと組み合せてディスプレイするのもいいですね。ドライなイメージのサボテンと瑞々しいお花との取り合わせが新鮮。