日常や過去の旅を思い出あふれる1冊に

スマートフォンのアプリやブログにつける方が多い時代ですが、その日撮った写真や訪れたお店のショップカードなどとともに、アルバムのようにまとめてみるのも素敵ですよ。撮ったきりデータのままになっている写真を使って過去の旅の記録をまとめてもいいですね。
何年か後に見返すのが楽しみになるような、コラージュを使ったオリジナルのライフログ作りのヒントをご紹介します。
ライフログって何を記録するの?メリットとは?
ライフログとは生活の記録

何を記録するかはあなた次第

心に響いた言葉や読んだ本、慶弔のマナーなどのように、見る度にポジティブな気持ちにさせてくれる言葉や覚えておきたいことを書いてもいいでしょう。
ライフログをつけることにメリットはある?

また、自分のやってきたことが少しずつ蓄積されて形として残るので、自分に自信を持つことができ、記録内容によっては様々な場で活用できるネタ集めにもなるでしょう。

見返す楽しみという点では、文字だけでなく写真を貼ったりイラストを添えたりすることで、より素敵でオリジナリティに富んだライフログとなりますよ。
三日坊主にならないために。ライフログを続けるコツは?
見た目を工夫して楽しみながら
カラーペン、マステ、シールなどを活用

プライベートに関することはペンの色を変えて書いたり、良いことがあった日にはお気に入りのシールを貼ったり、自分なりのルールを決めましょう。
内容を工夫してモチベーションアップ
趣味に関すること、忘れたくないことを記録

このように趣味に繋がることやうれしかった出来事、楽しみにしていることなどのように、忘れたくないことは記録しておこうという意識が働くものです。
ネガティブなことでも、ストレス解消方法になるなら、その日起きた嫌なことを手帳に吐き出すというのもありかもしれません。
書くのが苦手でも楽しめる。コラージュ作りのヒント
旅の記録にはやっぱり写真

そんな時は、旅先で起きた主な出来事に沿ってお気に入りの数枚だけでもノートに貼ってみてはいかがでしょうか?長い文章で記録しなくても写真があればすぐにその時の記憶が思い出されますし、何より見て楽しいライフログになります。写真の間はキャプションやステッカー、イラストで埋めましょう。
訪れたお店の記録はショップカードで

雑誌の記事など気になる情報を貼る

残したいものはとにかく何でも貼る

好きなもので徐々にページが埋まっていくのは楽しいですし、見返したときにわくわくするような手帳になれば開く度に元気をもらうことができますね。
写真がないときは記憶をイラストにしたり
集めておくと便利。コラージュをもっとおしゃれに
ショップカードやパンフレット

古切手

マスキングテープ

プレゼントの包装紙

お菓子の包み紙

押し花

イラストやコラージュが上手になる「おすすめの本」
イラストの参考に
杉浦 さやか『えほんとさんぽ』(白泉社 2006年)
川畑 杏奈『手帳とコラージュを彩るイラストかきかた帖 美術のじかん』(技術評論社 2021年)
手帳やコラージュをより華やかにするためのワンポイントイラストの描き方を学ぶことができます。「小さなブローチに縫い付けられた刺しゅうのような」かわいらしいテイストがお好みの方はぜひ。そんなイラストが簡単に描けるようになれば、ライフログ作りももっと楽しくなるはず。「Shopめぐりノート」「旅の記録ノート」のように目的別になっている点も分かりやすいです。
コラージュの参考に
杉浦 さやか『スクラップ帖のつくりかた』(ベストセラーズ 2005年)
先ほどもご紹介した杉浦さやかさんの著書。コラージュの基本となるスクラップ帖作りのアイデアがたくさん詰まった1冊です。著者のノートの中身や必要なものなどがイラストと手書きの文字とともに丁寧にまとめられていて大変参考になります。早速自分でも作ってみたくなりますよ。
Bleu Blanche『もっと素敵にコラージュブック とっておきのポイント50』(メイツ出版 2011年)
様々なツールや素材を使ったコラージュ作りのポイントやコツが詳細にまとめられています。作っていく過程が写真付きで載っているので、初めてコラージュに挑戦する方の強い味方となるでしょう。素敵な技がたくさんで、見ているだけでもとにかく楽しめます。
ライフログは未来の自分に贈る生き方のヒント

記録を見返すことは楽しみであることはもちろん、そのときの自分に役立つヒントが見つかったり思いがけない発見があったりします。そういった面では、ライフログは過去を大切にしまっておく手段であるだけでなく、未来をより楽しく賢く生きるためのツールでもあると言えるでしょう。
自分のルールを決めてコラージュで楽しく彩りながら続けてみてくださいね。
乙女チックなイラストやコラージュが女性に大人気の作家さんと言えば杉浦さやかさん。こちらは絵本と「絵本的」な宝物を探して歩いたおさんぽのイラストエッセイです。