自宅で手軽に!セルフカラーのメリット
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
あなたの理想はどれ?ヘアカラーの種類と仕上がり
黒染めや白髪染めにも*アルカリ性カラー
髪本来の色を消しながらカラーリングできるため様々な色味が楽しめます。また、髪の内部までカラー剤が行き届くので、明るさによっては色持ちがよいというメリットも。髪表面に色付けするヘアマニキュアなどと比較すると、髪にダメージを負いやすいため念入りなヘアケアが必要です。
植物天然成分が頭皮と髪に優しい*ヘナカラー
ヘナとは指甲花(シコウカ)とも呼ばれる植物のことで、天然由来成分の植物の色素を使って発色し、髪を染めるカラー剤です。脱色効果がないため、白髪染め向きのカラー剤です。表面に色を付けるので髪が傷みにくく、天然素材のトリートメント効果で髪にコシがでてきます。
また、ヘナには汚れや油分を吸着する働きがあり、頭皮や髪の汚れをキレイにしてくれます。アルカリやジアミンアレルギーで他のカラー剤が使用できない方や、ナチュラル思考な方におすすめです。
髪表面に色をのせる*ヘアマニキュア
ヘアマニキュアは、髪の表面に色をつけるカラー剤です。アルカリ性カラー剤と違い、髪の色を抜く作用が全くないため、髪のトーンを上げることはできません。ただ、絵の具のようなカラー剤なので、ベースが明るい場合はビビットな濃い髪色に仕上がります。
また、キューティクルをコーティングして発色するため、アルカリ性カラー剤より髪へのダメージが少ないのもメリットの1つです。トリートメント力はカラーバターの方がありますが、色素が入りやすいように有機溶剤を使用しているため白髪までしっかり染めたい方に適しています。
髪をケアしながら染める*カラーバター・カラートリートメント
カラーバターはヘアマニキュアと同じく髪の表面に色をつけていくカラー剤ですが、大きな違いは髪をいたわりながら着色できるようトリートメント成分でできている点にあります。カラーバターとカラートリートメントはメーカーによって呼び方が違うだけで基本的な成分はほぼ同じものです。
他のカラー剤に比べて色落ちがしやすいので、色んな色味を楽しみたい方や、思ったより早く色落ちしてしまったけど次の美容院まで少し時間がある・・・という時の応急措置としての活用もおすすめです◎
明るい髪色にするなら*ブリーチ
外国人風の透明感のあるカラーやトレンドのインナーカラー、ハイライトを入れたいときはブリーチを使います。画用紙に着色するのと同じように、一度色を抜いてからカラーリングすることで理想的な発色を叶えてくれます。
また、染めてから退色するまでの色合いを段階的に楽しめるのもブリーチのいい所。しかし、髪や頭皮へのダメージが大きいため、色持ちも悪くなってしまいがちです。ブリーチ後のヘアケアをしっかりと徹底することがとても重要です。
実践してみよう!セルフカラーに必要な準備と染め方・コツ
準備するもの
汚れ防止のためのケープや汚れてもいいタオル、ビニール手袋をはじめ、ブロッキングに使うヘアクリップなど、家にないものは買い揃えておきましょう。1つ1つ揃えるのが面倒な方は、最低限の道具が揃ったカラーリングセットが100均にて購入できます♪
チェックしてみよう!セルフカラーに必要な道具
・汚れてもよいタオル(黒色推奨)
・ケープ(大きいゴミ袋でも代用可)
・ビニール手袋
・ラップ
・鏡
・ティッシュペーパーやコットン
・目の粗い櫛
・汚れてもいい髪留め
・水をはじく保護クリーム
・時計やタイマー
セルフカラーの正しい手順をマスターしよう!
0、パッチテスト
自宅でヘアカラーをする48時間前までに、かぶれの症状が出ないかどうか二の腕など目立たない位置の皮膚にカラー剤を薄く塗布してチェックしましょう。
1、ブロッキング
はじめにムラの原因となるホコリや汚れを取り除き、カラー中の絡まりを防ぐため髪をコーミングします。
次にブロッキング。前髪、顔の両サイドから耳前までの髪、後頭部の上下など、全部で4~5等分にしてヘアクリップなどで留めましょう。髪の長い人や量が多い人は、後頭部の髪を上下3段に分けてブロッキングすると色ムラができにくいですよ。
3、お肌の保護
カラー剤が流れ落ちて肌への着色を防ぐため、生え際に保護クリームを塗ります。この時、髪に直接クリームがついてしまうと色ムラの原因となるので、生え際から1センチ内側くらいに塗るとよいでしょう。
4、カラーリング
根本に近いほど体温でカラー剤が温まり染まりやすくなるので、襟足→後頭部上部→顔の両サイド→前髪と分け目の順番に塗っていきます。置く時間はそれぞれのカラー剤の説明書をチェックしましょう。
5、カラー剤を洗い流す
色の定着をよくし、地肌についたカラー剤を落としやすくするために、髪にぬるま湯を少量かけて、カラー剤とお湯をなじませるように頭と髪全体をマッサージしてカラー剤を乳化させます。お湯の温度が高すぎるとカラー剤が流れ落ち、色落ちが早まってしまうので、38度以下のぬるま湯で洗い流しましょう。
カラー後はしっかりダメージ補修
傷んだ髪はカラー剤の色素が流れやすいため、カラーリング後のヘアケア次第で色持ちがぐんと変わってきます。トリートメントでのダメージ補修はもちろん、洗い流すタイプのトリートメントを使う場合はラップでパックをするとさらに効果的ですよ◎
濡れた髪や半乾きの髪の毛は、キューティクルが開きっぱなしでダメージを受けやすい状態。面倒でも毎日しっかりと髪の毛を乾かすことも大切なのです。オイルタイプやクリームタイプのヘアケア剤を使用し、ドライヤーの熱によるダメージから髪を守りましょう。
finoのプレミアムタッチ浸透美容液ヘアマスクは、6種類の美容成分が配合されていて、特にダメージを負った髪のスペシャルケアにおすすめ。プチプラで大容量なので、コスパも◎
着色料不使用の洗い流さないタイプのオイルトリートメント。ハチミツ配合のとろみのあるオイルが髪をしっかり保湿してくれ、艶々でサラサラに。ダマスクローズハニーの女性らしい香りも心地よく、癒されます。
美容院や市販のヘアカラー剤、白髪染めなどはアルカリ性カラーが一般的。永久染毛剤とも呼ばれ、髪に色を入れる染料と髪のキューティクルを開くアルカリ剤の2つを混ぜることで生じる酸素によって発色されます。